徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    ニュービジネス論

科目番号14031担当教員名鍛冶　博之単位2単位
科目群資格必修・選択選択開講期後期 対象年次3年
授業概要
日本経済が長期停滞する中で、企業をめぐる情勢は大変厳しいものとなっています。しかしそういう状況だからこそ、日本経済を復活させる起爆剤としてニュービジネスへの関心が高まっていることも事実です。この講義ではニュービジネスを誕生させるために必要な基本的な理論を習得しつつ、現在も活躍する大手企業がニュービジネスとして登場した段階での活動を「企業家」の観点から歴史的に考察したいと思います。
到達目標
（1）知識：「ニュービジネス」や「ベンチャー企業」に関する基本的意味を理解するベンチャー企業の成長プロセスと課題、大手企業を築き上げた企業者の諸活動など、ニュービジネスに関連する基本的な知識を習得する
（2）態度：企業活動や事業活動への関心を高め興味を持つ
（3）技能：ベンチャー企業の成功要因、経営者の成功と失敗の原因を説明できるようになる
（4）思考・判断：経営者の過去の活動を学び、現代に通じるビジネスの普遍性を知る
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】ニュービジネスとは何か
・ニュービジネスという表現の意味と特徴を理解できる
・ニュービジネスを発想するために基本的理論を理解できる		一斉講義形式で進めます。必要に応じてグループワークやディスカッションを行い、主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分は費やすこと。
【2】ベンチャー企業とは何か
・ベンチャー企業という表現の意味と特徴を理解できる
・ベンチャー企業を取り巻く諸環境の現状を理解できる		一斉講義形式で進めます。必要に応じてグループワークやディスカッションを行い、主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分は費やすこと。
【3】ベンチャー企業の成長プロセス
・ベンチャー企業の３つの成長段階の特徴を理解する
・各成長段階におけるベンチャー企業経営の課題を理解する		一斉講義形式で進めます。必要に応じてグループワークやディスカッションを行い、主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分は費やすこと。
【4】近年のニュービジネスの現状と誕生契機
・近年出現したニュービジネスの実例を理解できる
・実例を参考にして、ニュービジネスの誕生経緯を理解できる		一斉講義形式で進めます。必要に応じてグループワークやディスカッションを行い、主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分は費やすこと。
【5】三井高利の企業者活動（三越呉服店）
・三井高利の出自、挫折、挑戦、成果の経緯を理解できる。
・ニュービジネスの誕生に必要な諸要素を考察できる		一斉講義形式で進めます。必要に応じてグループワークやディスカッションを行い、主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分は費やすこと。
【6】小林富次郎の企業者活動（ライオン株式会社創業）
・小林富次郎のの出自、挫折、挑戦、成果の経緯を理解できる。
・ニュービジネスの誕生に必要な諸要素を考察できる		一斉講義形式で進めます。必要に応じてグループワークやディスカッションを行い、主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分は費やすこと。
【7】蟹江一太郎の企業者活動（カゴメ株式会社の創業）
・蟹江一太郎の出自、挫折、挑戦、成果の経緯を理解できる。
・ニュービジネスの誕生に必要な諸要素を考察できる		一斉講義形式で進めます。必要に応じてグループワークやディスカッションを行い、主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分は費やすこと。
【8】長瀬富郎の企業者活動（花王株式会社の創業）
・長瀬富郎の出自、挫折、挑戦、成果の経緯を理解できる。
・ニュービジネスの誕生に必要な諸要素を考察できる		一斉講義形式で進めます。必要に応じてグループワークやディスカッションを行い、主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分は費やすこと。
【9】森永太一郎の企業者活動（森永製菓株式会社の創業）
・森永太一郎の出自、挫折、挑戦、成果の経緯を理解できる。
・ニュービジネスの誕生に必要な諸要素を考察できる		一斉講義形式で進めます。必要に応じてグループワークやディスカッションを行い、主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分は費やすこと。
【10】鳥井信治郎の企業者活動（サントリーホールディング株式会社の創業）
・鳥井信治郎の出自、挫折、挑戦、成果の経緯を理解できる。
・ニュービジネスの誕生に必要な諸要素を考察できる		一斉講義形式で進めます。必要に応じてグループワークやディスカッションを行い、主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分は費やすこと。
【11】竹鶴政孝の企業者活動（ニッカウヰスキー株式会社の創業）
・竹鶴政孝の出自、挫折、挑戦、成果の経緯を理解できる。
・ニュービジネスの誕生に必要な諸要素を考察できる		一斉講義形式で進めます。必要に応じてグループワークやディスカッションを行い、主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分は費やすこと。
【12】福原有信・福原信三の企業者活動（株式会社資生堂の創業）
・福原有信と福原信三の出自、挫折、挑戦、成果の経緯を理解できる。
・ニュービジネスの誕生に必要な諸要素を考察できる		一斉講義形式で進めます。必要に応じてグループワークやディスカッションを行い、主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分は費やすこと。
【13】大塚正士の企業者活動（大塚ホールディングス株式会社の創業）
・大塚正士の出自、挫折、挑戦、成果の経緯を理解できる。
・ニュービジネスの誕生に必要な諸要素を考察できる		一斉講義形式で進めます。必要に応じてグループワークやディスカッションを行い、主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分は費やすこと。
【14】横石知二の企業者活動（株式会社いろどりの創業）
・横石知二の出自、挫折、挑戦、成果の経緯を理解できる。
・ニュービジネスの誕生に必要な諸要素を考察できる		一斉講義形式で進めます。必要に応じてグループワークやディスカッションを行い、主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分は費やすこと。
【15】ニュービジネスの長期存続を考える―老舗経営
・「老舗」の意味と経営上の特徴を理解できる
・崩壊する老舗の特徴や背景を説明できる		一斉講義形式で進めます。必要に応じてグループワークやディスカッションを行い、主体的意見を伺います。講義に出席して作成した自筆ノートの読み直し、理解度の向上を図ります。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみてください。復習に30分は費やすこと。
評価方法
平常点、小テスト、レポートで約20％、期末試験60％とし、総合的に評価します。
また講義への積極的な参加姿勢（発言、発表、質問）も評価していいと思っています。
期末試験の成績だけでは単位取得が難しいことを念頭に置いてください。
定期試験や随時の試験に対する解答などはフィードバックします（方法については追って授業時に連絡します）
教科書
教科書は使用しません。毎時間プリントを配布する予定です。したがって、講義に毎回出席して説明に耳を傾け、プリントへの書き込みや自筆ノートの作成が重要になります。
参考図書
活用できそうな参考文献については、その都度、講義中に紹介します。
備考
・プリントを活用しながら板書も行いますので、自筆ノートを作成するように心がけてください。
・また、受講者数にもよりますが、受講者には講義内容を参考にした報告の機会を設けてもいいと考えています。
・オフィスアワーとしては「月曜２限・研究室」を設定しますが、鍛冶が授業でない時間はいつでも対応します
【科目ナンバー：授業開始後にお知らせします】

・本年度は新型コロナウイルス感染対策により、授業形態や方法が変更になる可能性があります。ご了承ください。

・これまでの実務経験
�‖膾緇Χ搬膤愾躪膩弍蝶愽瑤波鷯鏘亶峪奸福崗Χ隼法彙甘�、2008年4月〜2018年3月）
��徳島県生産性向上支援訓練で講師担当（「マーケティング志向営業活動の分析と改善」担当、2018年3月19日・26日、場所：サミー美容室国府店）