徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    美術A

科目番号34655担当教員名濱口 恵単位2単位
科目群一般必修・選択選択開講期前期 対象年次 1年
授業概要
 (授業目的・方針 等)
美術Aは,選択教科であり対象受講生も子どもの指導に携わる機会が多い。授業内容は「描く,作る,鑑賞する」として発達に相応しい題材を設定する。目標は (1)子供の発達に相応しい題材を選ぶ。(2)表現の基礎技能を養う。(3)鑑賞力を培う。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】 前期「美術A」の授業内容について説明をする。表現から―描く,作る―を学ぶ。鑑賞 から―見方や感じ方―を学ぶ。  
【2】 学習の題材を「絵本を作ろう」に決める。資料の説明を聞き絵本の作り方を理解する。 各自の題材にあった内容を決める。  
【3】 アイディアをスケッチをする。8ツ切り画用紙を5枚使用する。色エンピツ,糊など。  
【4】 スケッチをもとに画用紙に下絵を描く。色エンピツで彩色する。  
【5】 彩色の後,表表紙と裏表紙を描きノりで張り合わせて,綴じる。鑑賞をする。  
【6】 「手紙を出そう」の題材で,子供に出来る紙工作について考え,色紙や画用紙で両親や友人に送る手紙を作る。  
【7】 手紙は文面を工夫して、子供らしいイラストなどを入れる。…(小学校低学年の教材研究)  
【8】 「折り紙で箱を作ろう」折り方をよく理解して作り,「小物入れ」に使う。  
【9】 素描1… エンピツの使い方で、線と面の濃淡の表現について学ぶ。  
【10】 素描2… モデル「紙コップ」をいろいろな角度から描く。  
【11】 素描3… 「紙コップ」をエンピツで濃淡をつけ、立体感や質感を表現する。  
【12】 素描4 …「自分の手」をよく観察する。質感やバランス、構造や動きを理解する。形の特徴を線で表す。  
【13】 素描5… 「自分の手」を光による明暗の表現をよく理解して「面の濃淡として」表わす。  
【14】 表現の基本としてデッサンを理解して,「素描5」の作品を一層立体的に深く表現する。  
【15】 前期「美術A」の授業をまとめ,自己評価を行う。楽しく工夫して表現できたかどうか。  
評価方法
 学習準備,工夫,出席
教科書
 表現材料や用具,参考作品。
参考図書
 造形表現…花篤 實 編著(三晃書房)1995円、
 ずがこうさく〔低学年教科書〕…日本児童美術研究会編集(日本文教出版株式会社)定価無表示。
やさしいおりがみ2…荒川智子 編著(フレーベル館)800円
現代デッサンの技法…安達博文 編著(アトリエ出版社)1800円
備考