徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    卒業研究

科目番号54833担当教員名野間 義明単位6単位
科目群専門必修・選択選択開講期通年 対象年次4年
授業概要
【授業概要】専門ゼミナールをとうして学んできたことの上に、これまでに習得した専門知識と実験技術を基礎として、1つのテーマについて、問題点の発掘圧から解決まで、自主的に取り組むように指導する。卒業研究を通じて研究の推進力、発想力、日程管理能力、チームプレイ能力および得られた成果を説明する能力を身に付けるよう指導する。
【到達目標】卒業研究において、実験をとうして微生物変換反応とその応用について研究を行い、人類に役に立つ物質の製造の道筋とそれらの利用について検討をすることを到達目標としている。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】基質としてのテルペノイドについて実験と講義 
【2】細菌の培地づくりと培養  
【3】酵母の培地づくりと培養  
【4】カビの培地づくりと培養  
【5】放線菌の培地づくりと培養  
【6】ユーグレナの培地づくりと培養  
【7】クロレラの培地づくりと培養  
【8】土壌中から細菌、酵母、かび、放線菌などの微生物分離  
【9】細菌、酵母、かび、放線菌などの微生物保存培地の作成  
【10】テルペノイド類のTLCによる分析  
【11】テルペノイド類のGC-MSによる分析  
【12】テルペノイド類のIRによる分析  
【13】テルペノイド類の1H-NMRによる分析  
【14】テルペノイド類の13C-NMRによる分析  
【15】テルペノイド類の比旋光度の測定  
【16】テルペノイド類の微生物変換物から変換物の有機溶媒抽出  
【17】有機溶媒抽出物のTLCおよびシリカゲルカラムクロマトグラフィーによる生成物の分別と精製  
【18】高速液クロによる生成物の精製とTLC  
【19】生成物のGC-MSによる分析  
【20】生成物のIRによる分析  
【21】生成物の1H-NMRによる分析  
【22】生成物の13C-NMRによる分析  
【23】生成物の比旋光度の測定  
【24】生成物の同定について  
【25】生成物の同定に基づいてテルペノイド類の変換様式  
【26】文献検索による過去の研究との比較  
【27】生成物の生物活性とその応用(有効利用の可能性をさぐる)  
【28】生成物の大量培養の検討  
【29】発表会  
【30】発表会で指摘された問題点の解決、報告書の完成  
評価方法
卒業論文と実験に取り組んだ姿勢
教科書
研究論文
参考図書
備考
微生物学の知識、生化学、栄養学、食品学、テルぺノイドについての知識とともに、有機化合物についての理解を深めておく必要があります。