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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 54981 | 担当教員名 | 貴志 知惠子 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 3年 |
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授業概要 |
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【授業概要】 学校安全とは、児童生徒が健康で安全な生活を送るために必要な資質や能力を養 い、生命尊重を基盤として、他者や社会の安全にも貢献できる人材を育成すること と捉えている。本講義では、学校安全や危機管理の重要性を学習する中で、学校安 全計画や救急救命体制が円滑に機能するように、養護教諭としてリーダーシップが 発揮できる力量を身につける。救急救命事例のシミュレーション等も行いたい。 |
到達目標 |
【到達目標】 学校の安全教育や安全管理の大切さを理解し、教職員に対する専門的な立場からの 提言や、児童生徒に対して必要な管理や指導を考えることができる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 学校安全と養護教諭 学校安全の構造、学校管理下の災害、学校安全の担当者 | 講義 全体活動 | 学校安全の構造についてノートにまとめる |
【2】 | 安全教育 安全教育の構造と目標、防災教育、防犯教育 | 講義 個人活動 グループ活動 全体活動 | 安全教育の3つの目標を整理する |
【3】 | 安全管理と組織活動 安全管理の内容、学校安全の組織活動 | 講義 個人活動 グループ活動 | 安全点検の種類と実施項目についてまとめる |
【4】 | 学校危機管理 危機管理の考え方、校内の救急体制、災害後の心のケア | 講義 グループ活動 全体活動 | 災害後に現れる心身症状について表にまとめる |
【5】 | 学校災害の法的責任と救済制度 法的責任の捉え方、災害共済給付 | 講義 個人活動 グループ活動 全体活動 | 災害給付の対象となる災害の範囲についてまとめる |
【6】 | 学校安全計画の作成 校種別の学校安全計画作成の留意点 | 講義 個人活動 | 校種を決め、学校安全計画を作成する |
【7】 | 学校安全計画の発表 プレゼンテーション、討議 | 講義 全体活動 | 学校安全計画について、校種別・評価討議を練り直す |
【8】 | 学校安全と学校環境衛生 学校環境衛生の意義と目的 | 講義 個人活動 グループ活動 全体活動 | 学校環境衛生の目的を子どもとのかかわりの中で述べよ |
【9】 | 学校環境衛生と関係法令 関係法令と内容・検査項目等 | 講義 個人活動 グループ活動 全体活動 | 関係法令と内容・検査項目等についてまとめる |
【10】 | 日常の点検と措置 検査項目と基準、主な担当者 | 講義 個人活動 グループ活動 全体活動 | 日常点検の11項目を整理する |
【11】 | 学校環境衛生の評価 教室内・外の環境衛生管理、評価 | 講義 個人活動 グループ活動 全体活動 | 教室の空気について、その主な汚染源と換気の方法をまとめる |
【12】 | 学校安全と感染予防 感染予防、学校で予防すべき感染症の種類 | 講義 個人活動 グループ活動 全体活動 | 学校感染症の分類の表を完成させる |
【13】 | 感染症の発生予防 感染症流行予測事業、同発生動向調査事業、予防接種 | 講義 個人活動 グループ活動 全体活動 | 学校において、感染症が集団発生した時取るべき対応を5つあげる |
【14】 | 感染症・食中毒発生時の措置 早期発見と措置、集団発生把握の活動 | 講義 個人活動 グループ活動 全体活動 | 学校感染症をあげ、それぞれの出席停止期間をまとめる |
【15】 | 学校における感染症とその対応の評価 校外学習、学校行事などのおける感染症・食中毒の予防 | 講義 個人活動 グループ活動 全体活動 | 流行性角結膜炎を例に挙げ、評価項目例を参考にシュミレーションする |
評価方法 |
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毎時間の小テストやレポート |
教科書 |
学校安全と危機管理 改訂版: 渡邉 正樹: 価格:2,052円 大修館書店 |
参考図書 |
随時に追加の資料を配付 |
備考 |
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教科書の他にノートと付箋紙(縦100mm、横70mm)を毎回持参すること |