徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    衣生活論

科目番号55001担当教員名西藤 栄子単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次1年
授業概要
【授業概要】身体を覆う衣服は、人間にとって、最も身近な環境を形成する大切な道具であり、安全・快適でなければならない。さらに、衣服は、着装する人にとって、自分らしさを表現する道具でもあり、社会生活を営むための重要なコミュニケーションツールである。そこで本講では、それぞれの人にとって生理的にも、心理的にも、安全・快適で、魅力的な衣服とはどのようなものであるかを判断して最適な衣服を選ぶことができるようになるために、衣服の役割と生活環境、素材と衣服デザイン設計・生産、着装、管理についての基礎的知識を習得する。
【到達目標】生理的にも心理的にも快適で、魅力的な衣服とはどのようなものかを、着装する人と生活環境、衣服材料・デザインの関係から具体的に述べることができる。またそれを実践し、周囲の人に啓蒙できる基礎的知識と能力を養う。さらにそれらの知識を、課外活動を活用してまとめ、発表することで、プレゼンテーション能力も養う。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】ひとはなぜ衣服を着るのか --概説:衣服の役割テキスト、配布プリントの他、液晶プロジェクター、視聴覚教材(DVD。VHR、OHPなど)で具体的事例を示しながら講義。課外学習活用による課題のまとめ、プレゼンテーションも取りいれる。  
【2】生活の中の衣服--衣服素材の発達と情報社会における服装  
【3】地域(徳島)の衣生活文化  
【4】アパレル産業と衣生活 その1.衣服はどのようにして生まれ、作られるか。  
【5】 その2.衣服はどのようにして売られるか。  
【6】既製服のサイズと適合性、品質  
【7】私たちの服装を考えよう。その1.服装の社会規範と私たちの服装:概説  
【8】 その2.服装の社会規範と私たちの服装:課題とまとめ  
【9】社会的役割、自分らしさの表現としての服装(1)概説  
【10】自分らしさの表現としての服装     (2)課題とまとめ  
【11】自分らしさの表現としての服装     (3)プレゼンテーション  
【12】それぞれの人にとって望ましい服装とは? ---ユニバーサルファッショションの観点から その1.体型と服装  
【13】その2.運動機能と服装  
【14】その3.課題:服装の提案・プレゼンテーション  
【15】その4.生活環境と被服材料・管理、これからの衣生活  
評価方法
試験40%、レポート30%、出席状況・授業態度30%
教科書
ファッションと生活、財団法人 放送大学教育振興会
参考図書
必要に応じてプリント配布。
備考
授業では、必要に応じて情報処理教室も利用する。