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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 55022 | 担当教員名 | 貴志 知惠子 | 単位 | 1単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 3年 |
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| 授業概要 |
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| 【授業概要】日常生活は思いもかけない大事故や、軽微な事故・急病など常に危険と隣り合わせである。こうした状況に遭 遇した際に、適切で素早い最低限実行したい観察や手当について学習する。主として学校現場で必要とされ る救急処置の知識やスキルの修得を目指すが事故防止につなげる保健指導もあわせて行いたい。 |
| 到達目標 |
| 【到達目標】傷病者に対して、正しく迅速に緊急性の判断や救急処置を行うとともに、事故防止に向けての保健指導ができる。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 救急蘇生法の目的と基本知識 意識状態、呼吸状態、脈拍、顔色・皮膚の色・体温、手足の状態、呼気の臭い | 講義 個人活動 グループ活動 全体活動 | 救急蘇生法の定義と目的をまとめる |
| 【2】 | 救急蘇生法の一般的注意事項 体位、保温・加温、飲食、安静、連絡・通報、搬送、協力者、現場での注意点 | 講義 個人活動 グループ活動 全体活動 | 救急蘇生法の一般的注意事項について整理する |
| 【3】 | 一次救命処置の手順（ガイドライン2010） 意識の確認、呼吸の確認、CPR、AED、心電図解析、除細動、CPR | 講義 実習 | 一次救命処置の実習をする |
| 【4】 | 救急処置の基本（救命の連鎖） 心停止の予防、心停止の早期認識と通報、一次救命処置（CPRとAED）、二次救命処置と心拍再開後の集中治療 | 講義 実習 | 一次救命処置の実習をする 救命の連鎖についてまとめておく |
| 【5】 | 応急手当：ショック ショックとは、ショックの症状、ショックの原因、ショックの手当 | 講義 実習 | ショックと循環血液動態の変化についてまとめる |
| 【6】 | 応急手当：止血法 止血の重要性、止血法の種類、止血法の実際 | 講義 実習 | 止血法の種類と止血法の実際についてまとめ、実習する |
| 【7】 | 応急手当：包帯法 包帯の目的、包帯使用時の注意点、包帯法、三角巾 | 講義 実習 | 包帯と三角巾の扱いについて実習する |
| 【8】 | 応急手当：固定法 固定法とは、固定時の注意事項、固定の実際 | 講義 実習 | 固定法について実習する |
| 【9】 | 応急手当：搬送法 搬送の重要性、搬送の注意事項、搬送の実際 | 講義 実習 | 搬送法の一般的注意事項をまとめ、実習する |
| 【10】 | 応急手当：傷病ごとの手当の実際�� 出血、痛み、呼吸困難、発熱、けいれん、立ちくらみ・めまい | 講義 実習 | 出血、痛み、呼吸困難等の救急処置について実習する |
| 【11】 | 応急手当：傷病ごとの手当の実際�� 悪心・嘔吐、倦怠感、発疹、異物、骨折・脱臼・捻挫・打撲、創傷 | 講義 実習 | 悪心・嘔吐、倦怠感、発疹等の救急処置について実習する |
| 【12】 | 応急手当：傷病ごとの手当の実際�� 中毒、熱中症、熱傷・火傷、凍傷、電撃、溺水 | 講義 実習 | 中毒、熱中症、熱傷・火傷等の救急処置について実習する |
| 【13】 | 学校における救急体制 緊急時の連絡体制と教職員の役割 | 講義 個人活動 グループ活動 全体活動 | 学校における救急体制についてまとめる |
| 【14】 | 学校に備えるべき救急薬品と資材 備品、常備薬、衛生材料、携帯用救急用品 | 講義 個人活動 グループ活動 全体活動 | 学校に備えるべき救急薬品と資材について確認する |
| 【15】 | 災害時の救助と防災教育 災害時の救護、地域への支援、防災教育 | 講義 個人活動 グループ活動 全体活動 | 災害時の救助と防災教育についてまとめる |
| 評価方法 |
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| 出席状況・参加態度・試験 |
| 教科書 |
| 「応急手当マニュアル」 郷木義子他 ふくろう出版 2200円 |
| 参考図書 |
| 備考 |
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| 実技のできる服装で臨むこと。 |