徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    食品学実験

科目番号55114担当教員名武田 珠美単位1単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次2年
授業概要
実験を通じて食品について理解を深めること、および基礎的な実験手法を習得することを目的とする。食分成分の分析(定量)、定性実験を行う。食品の価値を判断するために、化学的、物理的あるいは生物的な方法によって食品の成城を示す数値を求めたり、食品の存在や品質とその変化を確認する。
到達目標
実験内容を理解でき、安全に実験ができる。データ処理ができ、レポートを作成できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション
礎的な実験手法、試薬の調整
実験および説明実験ができる身支度を整える
食品学を復習する
【2】呈味成分について 1 糖の種類と糖度・還元糖量実験および説明事前に糖の種類や性質について復習する
レポート作成
【3】呈味成分について 2 しょうゆの塩分と比重実験および説明事前にしょうゆの種類や性質について復習する
レポート作成
【4】呈味成分について 3 食酢の酢酸濃度・柑橘類の総酸量実験および説明事前に食酢について復習する
レポート作成
【5】呈味成分について 4 コーヒーの品質とpH実験および説明事前にコーヒー豆について調べる
レポート作成
【6】呈味成分について 5 アミノ酸の定性実験および説明事前にアミノ酸の種類や性質について復習する
レポート作成
【7】色の変化 1 アミノカルボニル反応実験および説明事前に褐変について復習する
レポート作成
【8】色の変化 2 酵素的褐変実験および説明レポート作成
【9】色の変化 3 野菜の色素実験および説明事前に色素成分について復習する
レポート作成
【10】一般成分分析 1 搗精度を変えた米の灰分・米と飯の水分実験および説明事事前に灰分について復習する
レポート作成
【11】一般成分分析 2 搗精度を変えた米の脂質量実験および説明事前に脂質について復習する
レポート作成
【12】一般成分分析 3 小麦粉のタンパク質量実験および説明事前に小麦粉の種類や性質について復習する
レポート作成
【13】一般成分分析 4 ビタミンCの定量実験および説明事前にビタミンCについて復習する
レポート作成
【14】食品物性 1 デンプンの糊化とアミラーゼによる分解実験および説明事前にデンプンの糊化と分解について復習する
レポート作成
【15】食品物性 2 粘性実験および説明レポート作成
評価方法
レポート80%、出席状況および授業態度20%
教科書
配布資料
参考図書
『食品学』『食品学総論』『食品学各論』『日本食品成分表』
備考
身動きしやすい服装・靴を選び、長袖の白衣を着用する。手拭き持参のこと。