徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    心身症論

科目番号55171担当教員名島 治伸単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次3年・編入3年
授業概要
【授業概要】身体面・精神面の不調に対して、様々なストレスが中枢神経系に与える影響によって反応するメカニズムを、健康心理学や臨床心理学の立場から概説する。
 加えて、発達の段階によって異なる心身症の症状の基礎的知識を充実させ、これらに対する予防や治療へと結びつけるための諸検査や、心身医学的・臨床心理学的な治療法等に関する基本的な知識を身につけられるようにする。
到達目標
【到達目標】ストレスによる心身症の発生機序とストレス対処に関する基本機構を理解し、日常場面における心身の健康維持及び不調からの脱却策を考えられるようにする。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】心身症とは何か
心身症としておこる主な病気・症状
講義方式配付資料による復習
【2】心身症発生機序の基礎1(中枢神経系の構造と働き1)講義方式配付資料による復習・指定図書を読んでまとめる
【3】心身症発生機序の基礎2(中枢神経系の構造と働き2)講義方式配付資料による復習
【4】心身症発生機序の基礎3(自律神経系・内分泌系・免疫系)講義方式配付資料による復習
【5】心身の均衡状態とストレスの生理(ストレスと健康)講義方式配付資料による復習・指定図書を読んでまとめる
【6】心身の均衡状態とストレスの生理(中枢神経系の働き)講義方式配付資料による復習
【7】身体表現性障害と摂食障害講義方式配付資料による復習
【8】ストレスに関する検査概説(1)講義方式配付資料による復習・指定図書を読んでまとめる
【9】ストレスに関する検査概説(2)講義方式配付資料による復習
【10】心身症と依存(1)講義方式配付資料による復習
【11】心身症と依存(2)講義方式配付資料による復習・指定図書を読んでまとめる
【12】子どもの心身症とその対応(1)講義方式配付資料による復習
【13】子どもの心身症とその対応(2)講義方式配付資料による復習
【14】思春期・青年期の心身症への対応講義方式配付資料による復習・指定図書を読んでまとめる
【15】成人期・老年期の心身症への対応講義方式配付資料による復習
評価方法
 2〜3週間ごとに指定した書籍・資料等の講読によるレポートの提出を求め、そのレポートの結果によって評価します。評価規準等については、第一回目の講義で配布し説明をした資料によるものとします。
教科書
指定しません。
参考図書
随時指示します。
備考
 講義途中で指示をするレポートによる評価を行うため、後期末試験および追試・再試はありません。したがって、出席のみによる単位履修はできません。