徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    栄養教育論��Nutrition Counseling Theory and Methodology　I

科目番号13425担当教員名小川　直子単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次2年
授業概要
栄養教育の概念について理解をし、科学的根拠に基づいた健康の保持・増進、かつQOLの向上を目指した栄養教育を行う際に必要な、行動科学理論、行動変容技法について学ぶ。また、栄養教育における行動療法の視点からみた治療者と患者、面接、カウンセリングの方法を学ぶ。
到達目標
�｜亮院瞥�解）：行動科学の理論やカウンセリングの技法について理解する。　
��態度（関心・意欲）：栄養教育の際どのように行動科学、カウンセリング技法を取り入れればよいのかについて興味関心を深め、実践につながるよう意欲的に学ぶ。
�５伺宗壁集宗法П浜楸軌蕕硫歛蠅鳳�じてそれらを選択し展開できるようになる。
�せ弭諭θ獣如Ч堝芦奮悗箟浜椒�ウンセリングが実践できるようにその仕組みを理解し判断できるようになる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】栄養教育の概念 （栄養教育・栄養指導の定義、目的、対象、栄養教育の歴史、栄養教育の場・法的根拠）講義・質疑応答【予習】栄養教育の概念について教科書を熟読する。（６０分）
【復習】栄養教育の概念について学んだことをノートに整理し理解を深める。（１２０分）
【2】栄養教育のための理論的基礎（行動科学理論と栄養教育）（１）　刺激ー反応理論（レスポンデント条件付け、オペラント条件付け）講義・質疑応答・小テスト【予習】「刺激・反応理論」について教科書を熟読する。（６０分）
【復習】「刺激・反応理理論」について学んだことをノートに整理し理解を深める。（１２０分）
【3】栄養教育のための理論的基礎（行動科学理論の理論とモデル）（２）ヘルスビリーフモデル（健康信念モデル）講義・質疑応答・小テスト【予習】「ヘルスビリーフモデル」の内容について教科書を熟読する。（６０分）
【復習】「ヘルスビリーフモデル」について学んだことをノートに整理し理解を深める。（１２０分）
【4】栄養教育のための理論的基礎（行動科学理論の理論とモデル）（３）合理的行動理論・計画的行動理論）講義・質疑応答・小テスト【予習】「合理的行動理論・計画的行動理論」について教科書を熟読する。（６０分）
【復習】「合理的行動理論・計画的行動理論」について学んだことをノートに整理し理解を深める。（１２０分）
【5】栄養教育のための理論的基礎（行動科学理論の理論とモデル）（４）トランスセオレティカルモデル（行動変容段階モデル）講義・質疑応答・小テスト【予習】「トランスセオレティカルモデル」について教科書を熟読する。（６０分）
【復習】「トランスセオレティカルモデル」について学んだことをノートに整理し理解を深める。（１２０分）
【6】栄養教育のための理論的基礎（行動科学理論の理論とモデル）（５）トランスセオレティカルモデル（行動変容段階モデル）応用編講義・質疑応答・小テスト【予習】「トランスセオレティカルモデル」の実践方法について参考書等で読み、理解する（６０分）
【復習】「トランスセオレティカルモデル」の実践方法について学んだことをノートに整理し理解を深める。（１２０分）
【7】栄養教育のための理論的基礎（行動科学理論の理論とモデル）（６）社会的認知理論（社会的学習理論）講義・質疑応答・小テスト【予習】「社会的認知理論」について教科書を熟読する。（６０分）
【復習】「社会的認知理論」について学んだことをノートに整理し理解を深める。（１２０分）
【8】栄養教育のための理論的基礎（行動科学理論の理論とモデル）（７）行動変容技法（激統統制、反応妨害・拮抗（習慣拮抗）、行動置換　等）講義・質疑応答・小テスト【予習】行動変容技法について教科書を熟読する。（６０分）
【復習】学んだ行動変容技法をノートにまとめ整理し、理解を深める。（１２０分）
【9】栄養教育のための理論的基礎（行動変容技法）（８）行動変容技法（オペラント強化、認知再構成、意思決定バランス、目標宣言・行動契約、社会技術訓練、再発防止訓練、セルフモニタリング、自己効力感　等）講義・質疑応答・小テスト【予習】行動変容技法について教科書を熟読する。（６０分）
【復習】学んだ行動変容技法をノートにまとめ整理し、理解を深める。（１２０分）
【10】栄養教育のための理論的基礎（９）ストレスマネージメント、イノベーション普及理論、ソーシャルマーケティング講義・質疑応答・小テスト【予習】教科書のこれらの内容について熟読する。（６０分）
【復習】学んだ内容をノートにまとめ整理し、理解を深める。（１２０分）
【11】栄養教育のための理論的基礎（１０）コミュニティオーガニゼーション、プリシード・プロシードモデル講義・質疑応答・小テスト【予習】教科書のこれらの内容を熟読する。（６０分）
【復習】学んだ内容をノートにまとめ整理し、理解を深める。（１２０分）
【12】組織づくり・地域づくりへの展開（セルフヘルプグループ、グループダイナミクス、エンパワメント、ソーシャルキャピタル、ソーシャルサポート、ソーシャルネットワーク　等）講義・質疑応答・小テスト【予習】教科書のこれらの内容を熟読する。（６０分）
【復習】学んだ内容をノートにまとめ整理し、理解を深める。（１２０分）
【13】栄養カウンセリング（１）（カウンセリングの基本）カウンセリングの目的、技術、態度と倫理講義・質疑応答・小テスト【予習】教科書のこれらの内容を熟読する。（６０分）
【復習】学んだカウンセリングの内容についてノートにまとめ整理し、理解を深める。（１２０分）
【14】栄養カウンセリング（２）（カウンセリングの方法）かかわりと傾聴、受容、共感的理解、非言語的態度の理解、沈黙の尊重、明確化、適切な質問、開かれた質問、整理・伝達・提示講義・質疑応答・小テスト【予習】教科書のこの内容を熟読（６０分）
【復習】学んだカウンセリングの内容についてノートにまとめ整理し、理解を深める。（１２０分）
【15】栄養カウンセリング（３）（カウンセリングの特徴）個人への栄養教育、家族への栄養教育、小集団への栄養教育、コーチング講義・質疑応答・小テスト【予習】教科書のこの内容を熟読（６０分）
【復習】学んだカウンセリングの内容についてノートにまとめ整理し、理解を深める。（１２０分）
【16】期末試験　　
評価方法
小テスト（20%）・中間テスト（40%）・期末試験(40%)
教科書
栄養教育論（講談社）
参考図書
適宜プリント配布
栄養教育論実習・演習（ドメス出版）
食事摂取基準2020
備考
�．�フィスアワー　水曜日16：30〜18：00　研究室（1号館8Ｆ）
�⊆駄碍亳海呂覆い�、研究の中で一般市民を対象として個別栄養教育、集団栄養教育を平成21年から10年以上行っている。