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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 13811 | 担当教員名 | 坂井 隆志 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 1年 |
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授業概要 |
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解剖生理学は身体の「構造」と「機能」の関係を究明する学問分野である。それ故、健康の維持を考える上で、或いは疾病の予防や治療を考える上で、基礎となる専門分野の一つである。以上の分野では近年特に細胞の機能に注目が集まっている。解剖生理学講義シリーズは前期の本講義と後期の「解剖生理学Ⅱ」で成り立っている。本シリーズでは、細胞・組織の構造と機能を中核において、すべての細胞・組織に備わっている機能や個々の細胞・組織に特徴的な機能について学ぶ。 |
到達目標 |
(1)人体の構造や機能を系統的に理解する。正常な人体の仕組みについて、個体とその機能を理解する。そして様々な体の「構造」と「機能」の関係を理解するための基礎的知識を修得する。(2)授業を深く理解するために予習を習慣づける。授業で得た知識を固定するために復習を習慣づける。(3)学習した内容を国家試験に対応できる知識として身に付けるために、思考・判断力を培い、教科書の内容を自分の言葉で表現・説明できるようにする。 その他、ディプロマ・ポリシーで明示した「自立協同」の精神を基本に、深い専門的知識を身につけることを目標とする。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | からだの構造の概論: 解剖生理学とは何かを概説する。人体組織の構造について学習する | 講義(一斉講義形式) | 教科書「序章(A人体の構造と機能を学ぶにあたって)」「第1章(A 人体の構成)」の予習(1時間)・復習(2時間)。 |
【2】 | からだの機能の概論:我々動物の構成単位である細胞の構造、それら構造物(細胞内小器官)の役割について学習する | 講義(一斉講義形式) | 教科書「第1章(B~D)」の予習(1時間)・復習(2時間)。 |
【3】 | からだの機能の概論:我々動物の構成単位である細胞の構造、それら構造物(細胞内小器官)の役割について学習する | 講義(一斉講義形式) | 教科書「第1章(残り)」の予習(1時間)・復習(2時間)。 |
【4】 | 消化器系の構造 | 小テスト(第1章)、 講義(一斉講義形式) | 教科書「第2章(A 消化器系の構造と機能)」の予習(1時間)・復習(2時間)。 |
【5】 | 消化器系の機能(1) | 講義(一斉講義形式) | 教科書「第2章(B 肝臓・胆嚢・膵臓の構造と機能)」の予習(1時間)・復習(2時間)。 |
【6】 | 消化器系の機能(2) | 講義(一斉講義形式) | 教科書「第2章(C、D)」の予習(1時間)・復習(2時間)。 |
【7】 | 消化器系の機能(3) | 講義(一斉講義形式) | 教科書「第2章(残り)」の予習(1時間)・復習(2時間)。 |
【8】 | 血液、造血器、リンパ系(概要) | 小テスト(第2章 消化器系)、 講義(一斉講義形式) | 教科書「第3章(A,B)」の予習(1時間)・復習(2時間)。 |
【9】 | 血液、造血器、リンパ系(各論) | 講義(一斉講義形式) | 教科書「第3章(残り)」の予習(1時間)・復習(2時間)。 |
【10】 | 循環器系の構造 | 小テスト(第3章 造血系)、 講義(一斉講義形式) | 教科書「第5章(A 心臓の構造と機能)」の予習(1時間)・復習(2時間)。 |
【11】 | 循環器系の機能 | 講義(一斉講義形式) | 教科書「第5章(残り)」の予習(1時間)・復習(2時間)。 |
【12】 | 呼吸器系の構造 | 小テスト(第5章 循環器系)、 講義(一斉講義形式) | 教科書「第6章(A)」の予習(1時間)・復習(2時間)。 |
【13】 | 呼吸器系の機能1 | 講義(一斉講義形式) | 教科書「第6章(B)」の予習(1時間)・復習(2時間)。 |
【14】 | 呼吸器系の機能2 | 講義(一斉講義形式) | 教科書「第6章(C)」の予習(1時間)・復習(2時間)。 |
【15】 | 腎・泌尿器系の構造 | 講義(一斉講義形式) | 教科書「第7章(A,B)」の予習(1時間)・復習(2時間)。 |
評価方法 |
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復習テスト(小テスト)(全6回程)および期末テストの合計獲得割合(%、小数点以下は切り捨て)を評点とする。評点60点以上は認定、60点未満は再試験に回る。未受験の小テストは0点として扱う。ただし公欠で未受験の場合は、その公欠回の小テストは合計獲得割合の対象テストから除外する。公欠で期末テストを休んだものは、追試験を再試験と一緒に行う。公欠以外で期末テストを欠席したものは追試験受験資格はなく、不認定とする。 再試験受験者の成績:再試験の結果のみで認定・不認定を判定する。60点未満は不認定、60点以上は認定とし、評点は60とする。 小テスト、期末テストの解答などはグーグルクラスルームに、成績分布表とともに公表する。 |
教科書 |
「解剖生理学 人体の構造と機能および疾病の成り立ち(南江堂)」 「栄養科学イラストレイテッド演習版 解剖生理学ノート 人体の構造と機能 第3版(羊土社)」 |
参考図書 |
図説 解剖生理学(東京教学社) |
備考 |
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科目ナンバー:9BHS201L Google Classroomクラスコード:gt3genf 予習は、教科書を読んで、読めない漢字をなくしておく。また疑問を抽出しておくこと。復習は、予習時に抽出した疑問点の解決と、「解剖生理学ノート」の問題を解く。自分で調べても解決しない疑問は、メールで担当教官に質問する。 オフィスアワー 金曜日16:20-18:00 研究室(1号館7F) 実務経験:平成3年~平成6年 健診業務(非常勤医師)、平成6年~平成7年 京都大学病院検査部医員 平成13年4月~ 徳島県赤十字血液センター非常勤医師として献血業務 平成27年~ 香川県高松協同病院非常勤医師 |