徳島文理大学シラバスシステム

	徳島文理大学	Webシラバスシステム	TOP	戻る
	徳島文理大学短期大学部

【科目名】基礎栄養学 , Basic Nutrition

科目番号	14051	担当教員名	坂井　堅太郎	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	必修	開講期	前期	対象年次	1年

授業概要
栄養学の基礎となる栄養素は、様々な方法により吸収され代謝される。現代の栄養学では、これらの機構を詳細に理解することが求められている。授業では、栄養の定義と栄養学の歴史について理解を深め、各栄養素の吸収・代謝の機構と生理的役割を概説する。また、エネルギー代謝、栄養素の分子生物学的役割、栄養状態の判定方法などを学修することにより、栄養素が生体で利用される過程を理解し、栄養と健康との関わりについての理解力を養う。
到達目標
①知識（理解）エネルギーおよび栄養素の代謝と生理的役割を理解できる。 ②態度（関心・意欲）栄養と健康との関わりについて考えようとすることができる。 ③技能（表現）食べ物の栄養素と人体の機能維持との関わりについて考えることができる。 ④思考・判断　健康の維持・増進のために必要な食べ物の栄養素を判断することができる。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	栄養の概念	講義および質疑応答	課題1：栄養の働きや役割について予習する課題2：栄養について復習する（2時間）
【2】	栄養と食生活①ライフステージと食生活	講義および質疑応答	課題1：栄養と食生活との関わり、各ライフステージの特徴について予習する課題2：栄養と食生活について復習する（2時間）
【3】	栄養と食生活②食物摂取の体内調節	講義および質疑応答	課題1：体内調節機構および生体リズムについて予習する課題2：栄養と食生活について復習する（2時間）
【4】	栄養と疾病	講義および質疑応答	課題1：栄養と疾病との関係および生体防御機構について予習する課題2：栄養と疾病について復習する（2時間）
【5】	栄養素の構造と機能①（糖質、脂質、タンパク質の栄養）	講義および質疑応答	課題1：栄養素（糖質、脂質、タンパク質）の構造と機能について予習する課題2：栄養素の構造と機能について復習する（2時間）
【6】	栄養素の構造と機能②（ビタミン、無機質の栄養）	講義および質疑応答	課題1：栄養素（ビタミン、無機質）の構造と機能について予習する課題2：栄養素の構造と機能について復習する（2時間）
【7】	栄養素の消化と吸収①消化器官の構造と働き	講義および質疑応答	課題1：消化器官の構造と働きについて予習する課題2：栄養素の消化と吸収について復習する（2時間）
【8】	栄養素の消化と吸収②消化と吸収経路	講義および質疑応答	課題1：消化と吸収経路について予習する課題2：栄養素の消化と吸収について復習する（2時間)
【9】	栄養素の代謝①（糖質、脂質、タンパク質・アミノ酸の代謝	講義および質疑応答	課題1：栄養素（糖質、脂質、たんぱく質、アミノ酸）の代謝について予習する課題2：栄養素の代謝経路について復習する（2時間)
【10】	栄養素の代謝②（ビタミン、無機質の代謝）	講義および質疑応答	課題1：栄養素（ビタミン、無機質）の代謝について予習する課題2：栄養素の代謝経路について復習する（2時間)
【11】	水・電解質の代謝	講義および質疑応答	課題1：水・電解質の役割について予習する課題2：水・電解質の代謝について復習する（2時間)
【12】	エネルギー代謝①エネルギーの役割	講義および質疑応答	課題1：エネルギーの役割および代謝経路について予習する課題2：エネルギー代謝について復習する（2時間)
【13】	エネルギー代謝②エネルギー消費の概念	講義および質疑応答	課題1：エネルギー消費の概念およびエネルギー代謝の測定法について予習する課題2：エネルギー代謝について復習する（2時間)
【14】	遺伝子発現と栄養	講義および質疑応答	課題1：遺伝子の発現機構について予習する課題2：遺伝子発現と栄養について復習する（2時間)
【15】	全体のまとめ（栄養素が生体内で利用される過程）	講義および質疑応答	課題1：栄養素が生体内で利用される過程について整理し、栄養摂取と健康との関わりについてまとめる（予習）課題2：まとめた内容を整理する（復習）（2時間)

評価方法
筆記試験（80％）、受講態度（20％）
教科書
エキスパート基礎栄養学　坂井堅太郎編　化学同人　2800円＋税
参考図書
健康・栄養科学シリーズ基礎栄養学　奥恒行・柴田克己編集　南江堂　2800円＋税

備考
オフィスアワー：月曜日10：40～12：10　研究室（1号館10階）実務経験：なし