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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 14280 | 担当教員名 | 寺奥 敦子 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 資格 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 3年 |
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授業概要 |
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中学校・高等学校の家庭科を担当するために必要な基礎的知識を習得し,教科目標,内容構成等を踏まえて年間指導計画を作成する。また,学習指導案の作成を通して,家庭科教員をめざす学生の教育観・授業観を育てる。 |
到達目標 |
①知識(理解):小・中・高の家庭科教育の指導内容の系統性を理解し,中・高の家庭科教育に必要な専門的知識を身に付けている。 ②態度(関心・意欲):家庭科教員をめざしてよりよい授業づくりへの意欲をもち,熱心に取り組んでいる。 ③技能(表現):他者に自分の考えを伝えたり意見交換したりして協働できる。 ④思考・判断:家庭科教育の各分野について,発達段階や指導内容に応じた適切な指導方法を判断できる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 中学校技術・家庭科(家庭分野)の年間指導計画の研究・検討 | 講義(一斉講義形式),質疑・応答 | 事前学習:家庭科教育法Ⅰの内容を復習しておく(1時間),事後学習:中学校家庭分野の年間指導計画を作成する(2時間) |
【2】 | 中学校家庭分野学習指導案の検討および教材研究(A家族・家庭生活) | 講義(一斉講義形式),質疑・応答 | 事前学習:学習指導要領解説(技術・家庭)p69~p80を読む(1時間),事後学習:ノート整理(1時間) |
【3】 | 中学校家庭分野学習指導案の検討および教材研究(B衣食住の生活) | 講義(一斉講義形式),質疑・応答 | 事前学習:学習指導要領解説(技術・家庭)p81~p107を読む(1時間),事後学習:ノート整理(1時間) |
【4】 | 中学校家庭分野学習指導案の検討および教材研究(C消費生活・環境) | 講義(一斉講義形式),質疑・応答 | 事前学習:学習指導要領解説(技術・家庭)p108~p117を読む(0.5時間),事後学習:ノート整理(1時間) |
【5】 | 中学校家庭分野学習指導案の検討および教材研究(生活の課題と実践) | 講義(一斉講義形式),質疑・応答 | 事前学習:生活の課題と実践の指導事例を収集する(1時間),事後学習:ノート整理(1時間) |
【6】 | 高等学校家庭科(家庭基礎)の年間指導計画の研究・検討 | 講義(一斉講義形式),質疑・応答 | 事前学習:家庭科教育法Ⅰの内容を復習しておく(1時間),事後学習:高校「家庭基礎」の年間指導計画を作成する(2時間) |
【7】 | 高等学校家庭科(家庭基礎)学習指導案の検討および教材研究(A人の一生と家族・家庭及び福祉)) | 講義(一斉講義形式),質疑・応答 | 事前学習:Aの内容について,「家庭基礎」と「家庭総合」の指導内容の違いを調べる(1時間),事後学習:ノート整理 |
【8】 | 高等学校家庭科(家庭基礎)学習指導案の検討および教材研究(B衣食住の生活の自立と設計) | 講義(一斉講義形式),質疑・応答 | 事前学習:Bの内容について,「家庭基礎」と「家庭総合」の指導内容の違いを調べる(1時間),事後学習:ノート整理 |
【9】 | 高等学校家庭科(家庭基礎)学習指導案の検討および教材研究(C持続可能な消費生活・環境) | 講義(一斉講義形式),質疑・応答 | 事前学習:Cの内容について,「家庭基礎」と「家庭総合」の指導内容の違いを調べる(1時間),事後学習:ノート整理 |
【10】 | 高等学校家庭科(家庭基礎)学習指導案の検討および教材研究(Dホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動) | 講義(一斉講義形式),質疑・応答 | 事前学習:ホームプロジェクトの実践事例を収集する(1時間),事後学習:ノート整理(1時間) |
【11】 | 模擬授業と授業分析(中学校家庭分野) | 模擬授業,質疑・応答,討議 | 事前学習:模擬授業の準備,指導案・教材作成(3時間),事後学習:授業の評価・分析(1時間) |
【12】 | 模擬授業と授業分析(高校家庭科「家庭基礎」) | 模擬授業,質疑・応答,討議 | 事前学習:模擬授業の準備,指導案・教材作成(3時間),事後学習:授業の評価・分析(1時間) |
【13】 | 模擬授業と授業分析(高校家庭科「家庭総合」) | 模擬授業,質疑・応答,討議 | 事前学習:模擬授業の準備,指導案・教材作成(3時間),事後学習:授業の評価・分析(1時間) |
【14】 | 模擬授業と授業分析(実習指導を含む授業) | 模擬授業,質疑・応答,討議 | 事前学習:模擬授業の準備,指導案・教材作成(3時間),事後学習:授業の評価・分析(1時間) |
【15】 | 家庭科教育法のまとめと教育実習について | 講義(一斉講義形式),質疑・応答 | 事前学習:ノート整理・提出物の準備(1時間),事後学習:ノート・学習指導案等の提出(1時間) |
評価方法 |
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試験40% 提出物20% 受講態度20% 授業演習20% 試験の解答は掲示,提出物の解説・講評は授業でフィードバック |
教科書 |
小学校学習指導要領解説「家庭編」 中学校学習指導要領解説「技術・家庭編」 高等学校学習指導要領「家庭編」 |
参考図書 |
検定教科書(高等学校「家庭総合」「家庭基礎」,中学校技術・家庭科家庭分野,小学校家庭科) 家庭科教育法-中・高等学校の授業作り- 中間美砂子編 授業力UP 家庭科の授業 鶴田敦子・伊藤葉子編著 日本標準 |
備考 |
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①オフィスアワー 火曜日 16:00~17:30,1号館3階1306 ②クラスコード kzbr56p ③実務経験 昭和62年~令和3年 徳島県公立高等学校教員 ④対象 中学校・高等学校の家庭科一種免許状取得予定の学生 |