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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】食品学実験Ⅱ

科目番号	41412	担当教員名	田主　澄三	単位	1単位

科目群	専門	必修・選択	必修	開講期	後期	対象年次	2年

授業概要
官能検査の手法と統計学を含めたデータ解析の方法を学ぶ。可溶性糖類組成,カロテノイド色素,ビタミンC,還元糖を定量分析する。これらを通じて,抽出,精製,分析の過程における技術の習得とその科学的理論を学ぶ。結果の考察においては参考資料の引用を重視し,科学文献の検索とその利用方法,文章表現の方法を学ぶ。実験の目的と理論を理解した上で，実験結果を理路整然とまとめることができる力を養う。
到達目標
結果の考察においては参考資料の引用を重視し,科学文献の検索とその利用方法,文章表現の方法を学ぶ。実験の目的と理論を理解した上で，実験結果を理路整然とまとめることができる力を養う。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	参考資料の検索方法(図書館)	講義	予習：レジュメの予読復習：実験ノートの作成
【2】	統計処理の手法　エクセルによる平均値，標準偏差，変動係数，相関係数の求め方を学び，棄却検定，有意検定へ応用する。	演習	同上
【3】	試薬の調製	実験	同上
【4】	官能検査(ブドウ糖とショ糖の閾値)	実験	同上
【5】	可溶性糖類の定量　各自が持参した食品(果実,野菜,いも)に含まれる可溶性糖類の種類と量を調べる。	実験	同上
【6】	同上	実験ノート提出（１）	同上
【7】	同上	実験	同上
【8】	同上	実験	同上
【9】	脂溶性色素の定　各自が持参した食品(果実,野菜)に含まれる脂溶性色素の種類をクロロフィル系とカロテノイド系について調べる。	実験	同上
【10】	同上	実験	同上
【11】	同上	実験	同上
【12】	同上	実験	同上
【13】	うんしゅうみかんの糖酸比　各自が持参したうんしゅうみかんの糖度と酸度を測定し，味との関連を知る。	実験	同上
【14】	だいこんのビタミンＣ含有量の変動	実験ノート提出（２）	同上
【15】	砂糖の種類による還元糖含有率の違い　各自が持参した砂糖の含有率を分光光度計による比色分析で測定する。	実験	同上

評価方法
「平常点」と「期末試験」による。「平常点」は実験項目毎に提出するレポートによる。レポートの記入ならびに提出方法は食品学実験Ⅰの第１回目の授業で詳しく説明する。　第３回ノート提出期限は期末試験終了２日後とする。
教科書
レジュメ
参考図書
『栄養生化学実験』廣田才之,田主澄三ら共立出版 2,800円

備考
出席確認以後の入室は欠席とするが，実験講義の聴講は許可する。白衣の必要な実験日において，これを着用できない者は欠席とする。　当科目の期末試験２日前までに該当する実験項目のレポートが完了していない者は期末試験を受験できない。