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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 54843 | 担当教員名 | 津田 とみ | 単位 | 1単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 3年 |
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授業概要 |
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【実習の概要】疾病の診断には、身体計測、身体機能検査、尿検査、血液検査、理学的検査など様々な検査が実施されている。本実習では、疾病の状態や栄養状態を把握するための検査について学ぶ。栄養状態の諸問題の要因とその問題点の解決方法を学ぶ。 実習ノートのつけかたおよびレポートの書き方も学習する。実習ノートを重視し「予習→実習で実際に行ったこと→復習」の記録を残すよう指導する。 |
到達目標 |
【到達目標】検査値の読み方と考え方の修得、その検査項目で何がわかるかを理解すること。栄養状態の総合評価(栄養アセスメント)。栄養に関する諸問題の要因とその問題点の解決方法の標準的な記録ができること。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 実習講義「臨床栄養学実習Iの進め方について」 | 実習講義 | 課題の予習 |
【2】 | 身体計測と体格指数、肥満度、血圧測定など | 実習講義と質疑応答 実習 | 課題の復習 |
【3】 | 身体組成測定、TSF、AC、AMC、AMA、など | 実習 測定実技のテスト | 課題の復習 |
【4】 | 傷病者の身体計測、膝高測定による身長の推計 | 実習 ミニテスト | ノートの整理 |
【5】 | 血圧を決める要因の理解 生活習慣病予防のための「適度な」運動量 | 実習 | 課題の予習 |
【6】 | 尿検査試験紙による尿検査①、24時間蓄尿の意味、尿中塩化ナトリウム排泄量検査 | 実習 | 課題の予習 |
【7】 | 尿検査試験紙による尿検査②:尿糖、尿タンパク質、ビリルビン、ウロブリノーゲン、pH、比重、潜血反応、ケトン体、亜硝酸塩、白血球数など | 実習 測定実技のテスト | 課題の復習 |
【8】 | 腎機能と尿検査、尿タンパク質、尿中クレアチニン測定とクレアチニンクリアランス(eGFR) | 実習 ミニテスト | ノートの整理 |
【9】 | 慢性腎臓病CKDと腎機能の考察 | 実習 | 課題の予習 |
【10】 | 血液検査、血清総タンパク質、血清アルブミン | 実習 | 課題の予習 |
【11】 | 嚥下咀嚼、喉頭蓋の学習 鎖骨下静脈の学習 | 実習 | 課題の復習 |
【12】 | ベッドサイドでできるアセスメント:浮腫模型による触診、CC周囲長測定、糖尿病患者のフットタッチテストなど | 実習 ミニテスト | ノートの整理 |
【13】 | 臨床栄養学と個別対応:個人差の理解、味覚試験 | 実習 | 課題の予習 |
【14】 | 臨床栄養学と個別対応:体質の多様性の理解(アルデヒド水酸化酵素、レニンアンギオテンシン変換酵素などを例に) | 実習 | 課題の復習 |
【15】 | 栄養状態の総合判定と記録 栄養アセスメント票、栄養管理計画書、評価票の作製 | 実習講義 計画書の提出と添削 | ノートの整理 |
評価方法 |
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期末試験、平常点、課題や宿題のレポート |
教科書 |
「改訂臨床栄養学実習ー栄養補給マネジメント実務」逸見幾代・津田とみ編著、建帛社、「よくわかる栄養学」津田とみ著、金原出版(基礎専門講座) (臨床栄養学実習Ⅱへ、継続して使用する) |
参考図書 |
「栄養アセスメントに役立つ臨床検査値の読み方考え方ケーススタデイ」医歯薬出版、臨床栄養管理ポケット辞典(建帛社) (これらは臨床栄養学実習Ⅱへ、継続して役立つ)、「腎臓病の話」椎貝達夫、岩波書店、岩波新書 |
備考 |
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