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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 55032 | 担当教員名 | 加藤 有介 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 1年 |
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授業概要 |
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分子栄養学というものは、栄養素の働きやその不足や過剰の為に生じる疾病(生活習慣病など)を、生体高分子のレベルで理解する学問である。 生体高分子は物質であり、それ自体は生命ではない。 生体高分子の働きは化学の法則にしたがって営まれている。 したがって分子栄養学を理解するためにまず必要なことは生体高分子の化学的な知識である。 そこで本科目では高校時に化学を学習していない学生を対象として管理栄養士に必要な有機化学および生体物質の化学を学ぶ。 そして生体が化学物質で構成され、化学反応によって生命が維持されていることを学ぶ。 |
到達目標 |
後に学ぶ専門科目で登場する主要な物質についての知識を確かなものにする。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | ガイダンス イントロダクション | 説明 講義 質疑応答 | 予習:混合物と純物質の違い。 復習:授業のまとめ |
【2】 | 原子の構造について。原子核と電子の関係。周期律表について。イオンについて。分子の形成について。 | 講義 質疑応答 | 予習:原子の構造について。 復習:電子配置とイオンの構造の関連について。分子の形成について。 |
【3】 | 物質量(モル)について。物質量と質量の関係について。溶液の濃度計算法について。 | 講義 質疑応答 | 予習:モルとは?アボガドロ数とは? 復習:原子量、分子量、質量とモルの関係について。溶液の濃度計算について。 |
【4】 | 化学反応式について。熱化学方程式について。 | 講義 質疑応答 | 予習:化学反応式と熱化学方程式について。 復習:化学反応式と熱化学方程式の違いを確認する。 |
【5】 | 酸、塩基について。酸化と還元について。 | 講義 質疑応答 | 予習:酸、塩基の定義について。 復習:酸、塩基の定義を確認。pHの定義は?酸化反応、還元反応の定義を確認。酸化数の定義を確認。 |
【6】 | 中間まとめ。ここまでの内容について問題演習を行い、学習内要を再確認する。 | 問題演習 プレゼンテーション 質疑応答 | 予習:前回までの講義内容を一通り確認。 復習:解けなかった問題を再確認。 |
【7】 | 分子の極性、分子間の結合、状態変化、物質の水への溶解について。 | 講義 質疑応答 | 予習:分子の極性と分子間の結合にどのような関係があるのだろうか? 復習:分子間の結合、状態変化、水への溶解の関係は? |
【8】 | 有機化合物について。炭化水素について。 | 講義 質疑応答 | 予習:有機化合物とはどのようなものか? 復習:炭化水素の特徴は? |
【9】 | 脂肪族炭化水素について。 | 講義 質疑応答 | 予習:脂肪族炭化水素にはどのようなものがあるだろうか? 復習:アルカン、アルケン、アルキンの違いとそれぞれの特徴は? |
【10】 | 芳香族炭化水素について。 | 講義 質疑応答 | 予習:芳香族の定義について。 復習:芳香族と脂肪族の違いは? |
【11】 | アルコール、アルデヒド、ケトンについて | 講義 質疑応答 | 予習:アルコール、アルデヒド、ケトンの定義。 復習:アルコール、アルデヒド、ケトンの相違点は?またこれらの化合物はどのように合成されるのか? |
【12】 | カルボン酸、エステル、フェノール、サリチル酸について。 | 講義 質疑応答 | 予習:カルボン酸とエステルの相違点について。フェノールの定義。 復習:カルボン酸とエステルの関係について。フェノールとサリチル酸の違いは? |
【13】 | 糖類について。 | 講義 質疑応答 | 予習:単糖類とは? 復習:デンプン、グリコーゲン、セルロースの違いは? |
【14】 | 小テストとこれまでのまとめ。期末テスト対策。 | 小テスト 小テストの答え合わせと学生の発表。 その解説。 | 予習:これまでのすべての内容。 復習:小テストで出来なかった点を再確認する。 |
【15】 | タンパク質 | 講義 質疑応答 | 予習:アミノ酸にはどのようなものがあるか? 復習:タンパク質とアミノ酸の関係性について。 |
評価方法 |
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期末試験、小テスト、出席 |
教科書 |
プリント等 |
参考図書 |
分子栄養学(健パク社)・分子栄養学(光生館)・分子栄養学(化学同人) |
備考 |
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