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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 55046 | 担当教員名 | 松村 豊大 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 一般 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 1,2,3,4年 |
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| 授業概要 |
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| この科目は、徳島地方検察庁による寄付講座として開講される。 今年度は「国民の司法参加」をテーマに、法の運用に関わる人からの話を聞く。「警察のお世話になる」「裁判沙汰」という語に象徴されるように、わが国では法(あるいは法律を使って身の回りにおきた問題を解決すること)を遠ざける雰囲気がある。 しかしながら、高等学校で既習のとおり、国民が主権者であり、立法、行政だけでなく司法にも国民の意思が反映されなければならない。しかし、膨大な数の「法律」に通暁することは難しく、法律学独自のレトリックなどの影響もあって、法の運用とくに裁判・訴訟の実務に当たっては、法律の専門家に任せきりになっていた。 そこで、主権者たる国民の意見を反映するしくみとして「国民の司法参加」が謳われるようになった。 本講座は、ここ数年の「国民の司法参加」を具体化してきた制度に関する実際の法運用を、実務に携わっている方から伺い、考察を深めることを目的とする。 司法分野の実務家(裁判官、検察官、弁護士、刑務官)らから話を聞き、また、司法の現場(裁判所、刑務所)への見学を通じて、司法への関心・教養を高めることを目標とする。 |
| 到達目標 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 担当者:徳島文理大学総合政策学部教員 授業の進め方、講義内容、司法制度の全体像 | 講義と実習(学外の施設への見学)見学については、大学からバスが出ます。 本講義は、徳島市東新町の「徳島文理大学まちかど教室」で実施します。 授業時間は15:30から17:00までです。教室の大きさから受講生上限を30名とします。 | |
| 【2】 | 担当者:徳島地方検察庁 映画 『裁判員制度 ―もしもあなたが選ばれたら―』を見る | ||
| 【3】 | 担当者:徳島地方検察庁 犯罪と戦うヒーロー検察官 | ||
| 【4】 | 担当者:徳島地方検察庁 テレビドラマと違う実際の刑事裁判 | ||
| 【5】 | 担当者:徳島地方裁判所 法廷見学 | ||
| 【6】 | 担当者:徳島地方裁判所 「なんで懲役○年なん」 刑事裁判について裁判員裁判を中心に | ||
| 【7】 | 担当者:徳島地方裁判所 「裁判花子さんの生涯」 民事事件・家事事件と市民 | ||
| 【8】 | 担当者:徳島文理大学総合政策学部教員 中間レポート作成・中間まとめとディスカッション | ||
| 【9】 | 担当者:弁護士会 弁護士による刑事弁護の実際 | ||
| 【10】 | 担当者:弁護士会 トラブルに巻き込まれたら 民事弁護について | ||
| 【11】 | 担当者:法務局 人権擁護制度について | ||
| 【12】 | 担当者:徳島刑務所 刑務所見学 刑事施設の役割について | ||
| 【13】 | 担当者:保護観察所 罪を犯した人たちの更正について | ||
| 【14】 | 担当者:法テラスとくしま 法の「かけこみ寺」としての法テラス | ||
| 【15】 | 担当者:徳島文理大学総合政策学部教員 担当者全員によるディスカッション | ||
| 評価方法 |
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| レポート2回(中間、最終)と平常点 |
| 教科書 |
| 各回の担当者が資料を配布します。 |
| 参考図書 |
| 備考 |
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| 教室を公開で行いますので、真摯な授業態度をとることが出来る者のみ登録を認めます。 希望者多数の場合は抽選となります。 |