徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    被服構成学実習

科目番号75316担当教員名郷司 清子単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次3年
授業概要
被服製作に必要な実習教材の基礎的知識・技術を習得し、被服分野の指導に携わることが出来る知識と技能を育成する。中・高の家庭科教員として被服製作の指導力を着実に身に着けるため、被服実習中心の授業展開になる。
到達目標
①家庭科被服分野の実技指導が出来る知識と縫製実技指導力を養う。                        ②立体構成・平面構成の実技実習を通じて、知識・技能を修得し、立体・平面各構成の違いを知る。          ③パターン活用により被服製作を行い、衣生活面にも関心を持って取り組む態度を身につける。            ④中・高校生の被服領域の指導に際して、作業の効率や安全に配慮した実技指導が出来るようになる。         ⑤製作の知識・技術を習得し、着装や合理的被服生活が営める力を養う。    
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】○ガイダンス(授業内容・評価・実習室・用具等の使い方。人体計測と被服構成(平面・立体)の違い及び特徴について                  ○基礎縫い(手縫い・ミシン縫い・手芸的技法)の実施。袋物の製作講義・実習①小・中・高校における被服学習内容の調査    ②縫製用具・基礎縫いの理解度調査         前もって調査を実施するのでまとめておくこと
【2】袋物の製作完成                             ○ショートパンツの製作(パターン利用による型紙の作成と材料の選定・地直し・裁断・印付け)講義・実習①各種手縫い(玉結び・玉留め・並縫い・耳ぐけ・本ぐけ・三折りぐけ)の確認            ②ミシン操作について確認しておくこと
【3】ショートパンツの製作(縫製①股上ミシン縫い②股下・裾ミシン縫い)講義・実習・進度に遅れの生じた学生の補講
【4】ショートパンツの製作(縫製③脇ミシン縫い④ウェストミシン縫い)講義・実習代表的な中学校被服教材を知って教育実習において指導できる力が、身についたか評価・反省をする。
【5】ショートパンツの製作(⑤仕上げ・ゴム通し・着装・評価・反省)講義・実習進度に遅れの生じた学生の補講
【6】スカートの製作(パターン利用による型紙の作成と材料の選定・地直し)講義・実習進度に遅れの生じた学生の補講
【7】スカートの製作(裁断・印付け・縫製①ダーツを縫う)講義・実習進度に遅れの生じた学生の補講
【8】スカートの製作(縫製②後中心ファスナーのつけ方)講義・実習進度に遅れの生じた学生の補講
【9】スカートの製作(縫製③脇縫い代をロックミシンかけ・脇を縫う)講義・実習進度に遅れの生じた学生の補講
【10】スカート製作(裾の始末)講義・実習課外活動で進度差の解消を図る
【11】スカートの製作(ベルト付け・ベルト縫い代の始末)講義・実習課外活動で進度差の解消を図る
【12】スカートの製作(仕上げ・着装・評価・反省講義・実習課外活動で進度差の解消を図る
【13】ブラウスの製作(被服構成学で作成した個人のパターンを利用してブラウスの部品製作をする。半身の作品で要点を抑える①衿についてフラットカラーとステンカラー)講義と実習課外活動で進度差の解消を図る
【14】ブラウスの製作(②袖について③前たてとボタンホール)講義と実習課外活動で進度差の解消を図る
【15】ブラウスについて(④袖と袖付けについて)評価・反省講義と実習課外活動で進度差の解消を図る
評価方法
作品の製作により、完成作品の評価・受講態度・筆記試験・実技試験
教科書
プリント配布
参考図書
必要に応じて授業で指示
備考
《事前学習》(技術検定問題集)を活用し予習・復習に努め、実習内容を定着させ技術面の指導力向上を図ることにより、教員採用試験や教育現場で役立つ技量を高めて欲しい。