徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    分子栄養学

科目番号85032担当教員名粟飯原　乙起単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1年
授業概要
分子栄養学は、食物から摂取する栄養素や食品成分が、分子レベルでどのようにはたらくかを分子生物学的見地から解明する分野であり、健康を維持するためにどのように食べればいいかという問題や、そのための新しい食品素材の開発、個人の体質にあった栄養指導などを目指し、今後の発展が期待されている。この授業では分子栄養学を基礎から一通り学ぶ。
到達目標
�｜稜宗П浜楞任篆�品成分が分子レベルでどのように働くかを説明できるようになる。
➁態度：今後より明確に明らかにされていくであろう生命現象や栄養素の作用に興味をもつようになる。
�５伺宗П浜楞任叛弧晋従櫃箸隆愀犬鯊�える基本的な遺伝子操作技術の概要を理解できるようになる。
�せ弭諭θ獣如Ш８紊留浜椹愼海覆匹砲�いて、分子メカニズムを考慮し、自ら真偽を判断できるようになる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】細胞と生体分子講義予習：細胞小器官にどのようなものがあるか（60分）
復習：細胞小器官のはたらきについて（120分）
【2】遺伝子発現　転写講義予習：遺伝子発現の流れについて（60分）
復習：ＤＮＡから成熟ｍＲＮＡができるまでの課程の詳細をまとめる。（120分）
【3】遺伝子発現　翻訳講義予習：転写と翻訳の概要（60分）
復習：ｍＲＮＡからたんぱく質が合成されるまでの課程の詳細をまとめる。（120分）
【4】遺伝子発現　翻訳後修飾講義予習：翻訳後修飾にはどのようなものがあるか（60分）
復習：たんぱく質の翻訳後修飾の詳細をまとめる（120分）
【5】遺伝子発現制御　転写調節講義予習：転写調節因子にどのようなものがあるか（60分）
復習：転写調節因子のはたらきについて（120分）
【6】栄養状態に応じた遺伝子発現制御講義予習：空腹時、摂食時にはたらく転写因子ついて（60分）
復習：空腹時、摂食時の遺伝子発現機構についてまとめる（120分）。
【7】細胞間、細胞内の情報伝達講義予習：内分泌や受容体について（60分）
復習：細胞内情報伝達の課程の詳細をまとめる（120分）
【8】さまざまな生命現象と遺伝子　分化、発達、老化講義予習：分化、発達、老化について（60分）
復習：分化、発達、老化のメカニズムについてまとめる（120分）
【9】さまざまな生命現象と遺伝子　免疫　時計遺伝子講義予習：免疫系、生体リズムの概要（60分）
復習：時計遺伝子による、生体リズム調節についてまとめる（120分）
【10】疾患と遺伝子　単一遺伝子疾患　エピジェネティクス講義予習：遺伝子疾患の種類にどのようなものがあるか（60分）
復習：遺伝子疾患の詳細についてまとめる（120分）
【11】食品成分と遺伝子　三大栄養素による遺伝子発現制御講義予習：三大栄養素による遺伝子発現調節に関わる転写因子について（60分）
復習：三大栄養素による遺伝子発現調節機構の詳細についてまとめる（120分）
【12】食品成分と遺伝子　ビタミン・ミネラルによる遺伝子発現制御講義予習：ビタミン・ミネラルによる遺伝子発現調節に関わる転写因子について（60分）
復習：ビタミン・ミネラルによる遺伝子発現調節機構の詳細についてまとめる（120分）予習
【13】遺伝子操作の基礎技術講義予習：遺伝子操作の基礎技術の種類（60分）
復習：電気泳動法、ＰＣＲ法、クローニングについてまとめる（120分）
【14】遺伝子操作の応用技術　遺伝子組み換え作物講義予習：遺伝子操作の応用技術の種類（60分）
復習：遺伝子導入、遺伝子ノックアウトの技術についてまとめる（120分）
【15】テーラーメード栄養学　日本での活用例講義予習：分子栄養学研究の概要について（60分）
復習：MTHFR遺伝子多型とその栄養管理についてまとめる（120分）
評価方法
期末テスト（95％）
受講態度を含む出席状況（5％）
教科書
栄養科学イラストレイテッド分子栄養学　羊土社
参考図書
特になし
備考
オフィスアワー：火曜日、5講時（16:30〜18:00）1号館11階（11111）