徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    図画工作②Arts and Crafts2

科目番号14033担当教員名仁宇 暁子 単位1単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1年
授業概要
図画工作①からの発展(平面から立体作品へ)
引き続き、幼稚園と中学校との関連で小学校で身に付けるべき心の発達や基本的な技能の習得に努める。図画工作の基本的な知識や感性を生かした創造的な立体作品の技能獲得。鑑賞では、より豊かな情操を養い、たくましく社会で生きる力を身に付ける方法などを学ぶ。
到達目標
⑴学習指導要領が理解できる
⑵感性トレーニングなどで発想を豊かにし、さまざまな視点から創造力を膨らませることができる
⑶創造的な実践力、表現力を高めた立体作品が製作できる
⑷作品の良さや特徴を見抜き、人間としてより豊かに生活に活かした鑑賞活動を行うことができる
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション:感性トレーニングをして、心に浮かぶ形を描き、立体に表し、グループで個々の作品を組み合わせて鑑賞(鉛筆マジック)講義・討議・実技・グループワーク日常生活の中で美を意識して観察したり、メモしたりする。準備物や予習(下調べ、スケッチなど)を確実に行い、授業に意欲的に取り組めるよう努める(随時)
【2】水彩絵の具による制作:感性トレーニング・バチック技法による製作(心の模様)講義・実技・討議・鑑賞水彩絵の具の基礎知識を復習する(1h)
【3】モダンテクニックによる製作①:スパッタリングによる絵本や物語の一コマを表現する講義・実技・鑑賞・討議作品を完成させる(1.5h)
【4】モダンテクニックによる製作②:スパッタリングによる絵本や物語の一コマを表現する実技・討議・鑑賞・討議作品を完成させる
絵本作家や童話作家、小学校の国語の教科書の中から童話を読む
(1.5h)
【5】粘土による不思議な動物①:鉛筆デッサンで下絵を描く講義・実技・鑑賞・討議作品を完成させる(1h)
【6】粘土による不思議な動物②:製作実技・討議・鑑賞作品を完成させる(1h)
【7】風景スケッチ①:遠近法を考えて構図をとる講義・実技・討議遠近法についのて復習する (1h)
【8】風景スケッチ②:色の作り方の幅を広げ水彩で着色講義・討議・実技・グループワーク作品を完成させる(1h)
【9】まわし絵:グループで共同製作をして、様々な描き方を知る講義・実技・討議・グループワーク共同製作やまわし絵効果のレポートを提出する(1h)
【10】墨による表現:水で広がる墨の世界講義・実技・討議日本美術史上の水墨画を調べ、技法に留意して鑑賞する(1h)
【11】光と水とのコラボレーション(シャボン液など)講義・実技・グループワーク・討議光を駆使したインスタレーションなどをリサーチしてレポートする(1h)
【12】五感を活かした表現の導入方法についての討議と実技講義・実技・グループワーク・討議レポート提出と作品完成(2h)
【13】発想(1):新聞紙による立体作品を構成する講義・実技・グループワーク・討議グループ 討議を深めてスケッチする(1h)
【14】発想(2):新聞紙による立体作品を構成する講義・実技・鑑賞・グループワーク・討議完成までの制作過程をスケッチにまとめる (1h)
【15】まとめ:図画工作②への取り組みについての自己評価(14回の技法などを使ってまとめとして1点製作する)講義・実技・鑑賞・討議表現と鑑賞、獲得した知識や技能、評価の方法など、これまでの図画工作についての記録をレポートにまとめる (2h)
評価方法
平常点(討論と発表と表現態度)(50%)、作品提出状況、作品内容、創作意欲など(50%)により総合的に評価
※実技試験などの説明や解答などについては授業のお知らせで伝える。
教科書
「小学校学習指導要領解説図画工作編」、「幼稚園教育要領」、「保育所保育指針」
参考図書
「アートのスイッチが入る感性トレーニング」
図版や関係資料は適宜配布
備考
※科目ナンバー:9CEE1253S
※オフィスアワー授業日の昼休みと3限 14号館3階研究室及び美術室        
※昭和52年〜平成26年 徳島県公立中学校教員