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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】図画工作②Arts and Crafts2

科目番号	14145	担当教員名	仁宇　暁子	単位	1単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	後期	対象年次	1年

授業概要
幼稚園と中学校との関連で小学校で身に付けるべき心の発達や基本的な技能の習得に努める。授業内容は感性を生かした表現による知識や発想力や創造的な技能の獲得、鑑賞により、より豊かな情操を養い、たくましく社会で生きる力を身に付ける。
到達目標
⑴指導要領が理解できる ⑵感性トレーニングなどで発想を豊かにし、さまざまな視点から創造力を膨らませることができる ⑶創造的な実践力、表現力を高めた作品を製作できる ⑷作品の良さや特徴を見抜き、より豊かに生活の中で生かせる鑑賞活動を行うことができる

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	オリエンテーション:図画工作の特性について理解し心に浮かぶ「不思議な形」を描き、立体に表す	講義・討議・実技	図画工作や美が生活の中でどう生かされているか意識する。準備物や予習（下調べ、スケッチなど）を確実に行い、授業に意欲的に取り組めるよう努める。次回は鏡を持参
【2】	自画像を描く⑴:構図（遠近法）と画材（鉛筆とパス）の生かし方を習得する	講義・実技・討議	透視図法について予習する (1h)
【3】	自画像を描く⑵：描写と鑑賞（コンテ）	講義・実技・討議	課題を完成する (1,5h)
【4】	新聞紙を使った表現・動物を製作する⑴描く	実技・討議	課題を完成する (1,5h)
【5】	動物を製作する⑵：その動物に合った画材を選択し、走っているところ、寝ているところ、木に登っているところなど生き生きした動物の姿を描き、全員の作品の”生き生き度”を鑑賞する。、	講義・実技	水彩画の道具の使い方や画材の使用方法を復習する (1h)
【6】	動物を製作する（3)：描いたものを立体で表現する（新聞紙）五感を働かせて、想像力、発想力を生かして工夫する	実技・討・講義	課題を完成する (1h)
【7】	動物を製作する（4)：作品を鑑賞する。動物園めぐりのように、子どもの気持ちになって歩いて鑑賞会をする	講義・実技・討議	お話しの絵で活用する美の要素を予習する (1h)
【8】	お話の絵を描く⑴：自分で構想したお話しを考え、美の要素や技法を使って１場面を描く。どこを強調したいのか子どもの視線に立ってデフォルメも取り入れる。（クレヨン、クレパス、鉛筆、水彩絵の具)	講義・討議・実技	絵本作家や童話作家の作品を何点か読む (1h)
【9】	お話の絵を描く⑵：描き進める。子どもの発達の特徴を取り入れるためにデフォルメやコラージュ等のいろいろな技法にも挑戦してみる	講義・実技・討議	課題を完成する (1,5h)
【10】	ペットボトルで光の実験もしくはシャボン玉で実験：ペットボトル何本かに色を塗ったり、色水を入れたりして光にあてて、その様子や色や陰影でできる形を発見する楽しみを味わう。または、シャボン玉に色を混ぜて吹き、色の実験をする。	講義・実技・討議	LEDを使ったインスタレーションなどをリサーチする（1h）
【11】	体で鑑賞する：選んだ作品の背景や歴史、作家について知り、その作品を体で表現した鑑賞活動をする	講義・実技・グループワーク・討議	様々な名作を図書館でリサーチする (1h)
【12】	樹脂粘土で表す:生活に役立つ立体作品を制作する	講義・実技	立体にしたいものをスケッチ (1h)
【13】	心の形を立体で表す⑴：討議、スケッチ（グループワーク）	講義・実技・グループワーク・討議	グループ討議を深めてスケッチ (1h)
【14】	心の形を立体で表す⑵：制作と鑑賞（グループワーク）	講義・実技・グループワーク。討議	完成までの製作段階をスケッチにまとめる (1h)
【15】	まとめ:図画工作②への取り組みについての自己評価をする。それぞれの意見を発表する。	講義・討議	評価の方法など、これまでの図画工作についてレポートにまとめる (2h)

評価方法
平常点（５０％）、作品提出状況、作品内容、創作意欲など（５０％）により総合的に評価
教科書
「小学校学習指導要領解説図画工作編」、「幼稚園教育要領」、「保育所保育指針」
参考図書
図版や関係資料は適宜配布

備考
準備物の用意を確実にする。時間厳守で授業を始めるために五分前には道具の準備をしておく。家庭での製作時間が必要になることもある ※オフィスアワー授業日の昼休みと5限　14号館３階研究室及び美術室昭和５２年〜平成２６年　徳島県公立中学校教員