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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 14210 | 担当教員名 | 井上 薫 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 資格 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 3 |
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授業概要 |
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社会教育は、学校教育以外の様々な教育活動のことであり、その方法・形態は多岐にわたっている。本授業では、様々な形態で存在する社会教育関係団体、社会教育関係施設と専門職員、その他の社会教育施設、学校・家庭・地域社会が連携して学校教育を充実・支援する取組について学ぶ。また、複雑化・多様化した現代社会において社会生活を営む上で重要な「新たな社会教育」についても考えていく。さらに、社会教育主事の資格取得を目指ざし、社会教育指導者として必要とされるより専門的な知識と実践力を養う。 |
到達目標 |
①知識・理解 ・社会教育と生涯学習の関連性について理解し、社会教育の必要性を認識する。 ・生涯学習を取り巻く要素として、情報化、グローバル化、高齢化、学校開放などの現状と問題点を理解する。 ・修得した知識や技能を活用しながら、社会教育の課題解決に向け取り組むことができる。 ②態度(関心・意欲) ・自ら社会教育の推進者としての意欲を持つ。 ・常に新しい知識や技能の修得に関心を持ち、他者と協働して変化する社会に対応しようとする意欲がある。 ③技能(表現) ・社会教育を運営する技術を身につけ、充実した学習活動をサポートすることができる。 ・社会教育指導者として必要な資質、能力について自覚できる。 ④思考・判断 ・学習者のニーズに応じた柔軟な思考力と判断力を身につける。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 社会教育の概念 「社会教育という教育」 | ・一斉講義形式 ・プレジェンテ-ション | ・講義内容をプリントにまとめる。(1H) |
【2】 | 社会教育の概念 「生涯学習社会における社会教育」 | ・一斉講義形式 ・プレジェンテ-ション | ・社会教育の範囲について予習する。(1H) ・講義内容をプリントにまとめる。(1H) |
【3】 | 生涯教育論の出現とその展開 | ・一斉講義形式 ・プレジェンテ-ション | ・生涯教育と社会教育について予習する。(1H) ・講義内容をプリントにまとめる。(1H) |
【4】 | 生涯教育論の緒相 | ・一斉講義形式 ・プレジェンテ-ション | ・生涯教育論の広がりについて調べる。(1H) ・講義内容をプリントにまとめる。(1H) |
【5】 | 生涯教育概念の社会的展開1 生涯教育概念の普及 | ・一斉講義形式 ・プレジェンテ-ション | ・生涯教育概念の展開について予習する。(1H) ・講義内容をプリントにまとめる。(1H) |
【6】 | 生涯教育概念の社会的展開2 生涯教育概念をめぐる政策的提言 | ・一斉講義形式 ・プレジェンテ-ション | ・生涯教育概念に対する提言を調べる。(1H) ・講義内容をプリントにまとめる。(1H) |
【7】 | 生涯教育から生涯学習支援施策への転換1 生涯教育概念の定着の状況 | ・一斉講義形式 ・プレジェンテ-ション | ・生涯学習概念がいかにして定着したか調べる。(1H) ・講義内容をプリントにまとめる。(1H) |
【8】 | 生涯教育から生涯学習支援施策への転換2 行政・民間の役割分担と行政サービスの内容 | ・一斉講義形式 ・プレジェンテ-ション | ・生涯教育から生涯学習への転換について調べる。(1H) ・講義内容をプリントにまとめる。(1H) |
【9】 | 生涯学習社会という到達目標 | ・一斉講義形式 ・プレジェンテ-ション | ・生涯学習社会とはどのような社会か予習する。(1H) ・講義内容をプリントにまとめる。(1H) |
【10】 | 生涯学習社会の光と影 | ・一斉講義形式 ・プレジェンテ-ション | ・生涯学習社会の影の部分について予習する。(1H) ・講義内容をプリントにまとめる。(1H) |
【11】 | 社会教育における学習機会提供機関1 社会教育計画と社会教育における学習機会 | ・一斉講義形式 ・プレジェンテ-ション | ・社会教育主事講習規程について予習する。(1H) ・講義内容をプリントにまとめる。(1H) |
【12】 | 社会教育における学習機会提供機関2 民間営利機関と民間非営利機関の役割 | ・一斉講義形式 ・プレジェンテ-ション | ・生涯学習提供機関について予習する。(1H) ・講義内容をプリントにまとめる。(1H) |
【13】 | 社会教育の法制度の概観 教育基本法と社会教育法など | ・一斉講義形式 ・プレジェンテ-ション | ・教育基本法と社会教育法について予習する。(1H) ・講義内容をプリントにまとめる。(1H) |
【14】 | 社会教育行政の基本原理・原則 | ・一斉講義形式 ・プレジェンテ-ション | ・社会教育法と「新しい公共」について予習する。(1H) ・講義内容をプリントにまとめる。(1H) |
【15】 | 社会教育法・社会教育行政における社会教育の構造 | ・一斉講義形式 ・プレジェンテ-ション | ・社会教育指導者・社会教育施設の法規定について予習する。(1H) ・講義内容をプリントにまとめる。(1H) |
評価方法 |
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定期試験(60%)、レポート(各講座+全体)(20%)、授業態度等(20%)を踏まえ総合的に評価する。レポート、試験については復習・評価のためのフィードバックを行う。 |
教科書 |
教科書は使用せず,各授業計画に応じた講義資料と、Power Pointによるプレゼンテーションで授業を行う。 |
参考図書 |
新時代の社会教育(放送大学教育振興会)、生涯学習-学びがつむぐ新しい社会-(学文社)、生涯学習・社会教育行政必携(第一法規)、社会教育・生涯学習辞典(朝倉書店)、その他の図書については適宜紹介する。(図書館等の活用) |
備考 |
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【社会教育特講Ⅱ_クラスコード:xtnfco3 】 本授業は「社会教育特講Ⅰ」の基礎的理解を前提として、それを継続するものとして展開します。このため、本授業受講者は予め「社会教育特講Ⅰ」を受講していることが望ましい。 オフィスアワー;水曜日の午後3:00~5:00(25号館6階 教育研究支援課) 実務経験:昭和54年~平成21年 徳島県立学校教員(平成7年~平成11年 高等学校教職員組合専従役員) 平成22年~平成25年 徳島県教育委員会事務職員、平成26年~平成27年 徳島市立学校教員 |