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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 14232 | 担当教員名 | 山村 晃 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 一般 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 2年 |
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授業概要 |
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食物栄養学科1年生として必要な一般教養自の然科学分野における化学的知識の基礎を身につけるとともに、日常生活における化学事象や私たちの身の周りにある物質について、化学的なものの見方ができるようにする講義を行う。授業時間90分の前半は化学に関する基礎的な知識に関する事項を、後半は化学反応式を用いて変化を定量的に扱う力を養う。 アクティブラーニングによる手法を用いて、学生自らが調べて化学の基礎法則に関する内容について発表することで理解を深める。 |
到達目標 |
①化学の基本的な概念や原理・法則について理解を深める。(知識・理解・技能・表現) ②化学的な事物・現象に対する探究心を高め、化学的に考察する能力と態度を身につける。(関心・意欲・表現・態度) ③化学反応式を用いて、定量的に扱う能力を養う。(知識・理解・思考・) ④化学的な自然観を用いて、物事を見たり判断できる。(観察・思考・判断) |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 【前半】…物質の構成について 混合物の分離と精製法① 【後半】…モルとは、1molの個数について | 講義と演習、質疑応答、一斉講義形式 | 混合物の分離法についてプリントの復習をする。予習:原子量・分子量・式量について調べておく。また指数計算についても処理できるようにしておく。(30分)(30分)1molの持つ意味について、指数法則を用いた計算ができるように課題を与える。 |
【2】 | 【前半】…混合物の分離と精製法② 【後半】…原子量・分子量とmolについて、物質1molの質量 | 講義と演習、前回の確認(小テスト)、質疑応答、一斉講義形式 | 混合物の分離法についてプリントの復習をする。(30分)次週の原子の構造に関する予習を行い、不明な用語の意味を調べる。(30分)物質量(原子量、分子量、式量)アボガドロ数 物質における1molのもつ意味について復習する。質量からmolへの換算ができるようにする。(30分)物質1molのもつ意味について、化学式や分子量、式量などと関連づけて復習する。 |
【3】 | 【前半】…原子の構造 陽子・電子・中性子 同位体 【後半】… 1molの気体の体積 | 講義と演習、前回の確認(小テスト)、質疑応答、一斉講義形式とグループ学習・発表を含む | 原子の構造について各部分の名称を憶え性質を理解する。(30分)気体1molの体積から、molと気体の体積の換算ができるようにする。(30分) |
【4】 | 【前半】…周期表の元素と電子配置①・原子から陽イオンへの変化【後半】…前回までの1molの持つ意味まとめ | 講義と演習、前回の確認(小テスト)、質疑応答、一斉講義形式とグループ学習・発表を含む | 復習:周期表の元素と電子配置をまとめ、陽イオンへの変化を反応式で書き、レポートとして作成し次週に提出。(60分)1molの持つ意味意味をまとめ、気体の体積、個数、質量からmolへの換算ができるようにする。(60分)化学の基礎法則について調べてくる(30分) |
【5】 | 【前半】…周期表の元素と電子配置②・原子から陰イオンへの変化【後半】…mol計算を用いた化学の基礎法則1 | 講義と演習、前回の確認(小テスト)、質疑応答、一斉講義形式とグループ学習・発表を含む | 復習:周期表の元素と電子配置をまとめ、陰イオンへの変化を反応式で書き、レポートとして作成し次週に提出。(60分)復習:mol計算を用いて、化学の基礎法則の質量保存の法則を説明できるようにする。 |
【6】 | 【前半】…電子配置から考えるイオンへの変化イオン化エネルギー、電子親和力、電気陰性度の値 【後半】…mol計算を用いた化学の基礎法則2 | 講義と演習、前回の確認(小テスト)、質疑応答、一斉講義形式とグループ学習・発表を含む | 復習:イオン化エネルギー、電子親和力、電気陰性度の値について、学修したことをレポートにまとめ次週の授業で提出。定比例の法則を用いたmol計算ができるように復習する。(30分)原子の構造に関してプリントの復習をする。(30分)また、次週の周期表の元素と電子配置に関する予習を行い、周期表の原子番号20番までの原子について書けるようにしておく。(30分) |
【7】 | 【前半】…周期表の見方 【後半】…mol計算を用いた化学の基礎法則3 | 講義と演習、前回の確認(小テスト)、質疑応答、一斉講義形式とグループ学習・発表を含む | 元素の周期表の見方について、理解する。また1~20番までの元素記号と名称についても言えるようにする。気体反応の法則を用いた演習ができるようにする。 |
【8】 | 【前半】…周期表の規則性 【後半】…化学の基礎法則を用いた応用 | 講義と演習、前回の確認(小テスト)、質疑応答、一斉講義形式とグループ学習・発表を含む | 復習:元素の周期表について規則性を理解する。演習課題を通して化学の基礎法則を用いたmol計算の応用がこなせるようにする。(60分)予習:化学反応式の係数あわせの方法について調べておく。(30分) |
【9】 | 【前半】…化学結合①(イオン結合)イオン結合からなる物質の組成式 【後半】…基本的な化学反応について扱い、化学反応式の係数合わせとモル計算① | 講義と演習、前回の確認(小テスト)、質疑応答、一斉講義形式とグループ学習・発表を含む | 復習:周期表にある元素を陽イオンになるもの、陰イオンになるものに分類し、イオンの価数に着目して組成式で表せるようにする。(60分)復習:化学反応式を用いて比例計算により、mol計算ができるようにする。(30分)予習:電子式を用いて共有結合の考え方について調べておく。(30分) |
【10】 | 【前半】…イオン結合の復習、化学結合②(共有結合)電子式を用いた考え方) 【後半】…様々な化学反応について扱い、化学反応式の係数合わせを用いたモル計算② | 講義と演習、前回の確認(小テスト)、質疑応答、一斉講義形式とグループ学習・発表を含む | 復習:共有結合になるタイプの化合物を見分けることができるようにする。分子式→電子式→構造式のつながりが理解できるようにする。(60)復習:化学反応式の係数あわせの手順について演習課題ができるようにする。(40分) |
【11】 | 【前半】…化学結合②(共有結合) 【後半】…過不足を生じるmol計算 | 講義と演習、前回の確認(小テスト)、質疑応答、一斉講義形式とグループ学習・発表を含む | 復習:物質の質量や気体の体積をmolに換算することができるように復習する。(30分)化学反応式を用いた量計算で過不足を生じる場合の演習課題ができるようにする。(40分) |
【12】 | 【前半】…化学結合③(金属結合)金属結合の特徴 【後半】…溶液の濃度の表し方(質量%濃度、モル濃度) | 講義と演習、前回の確認(小テスト)、質疑応答、一斉講義形式とグループ学習・発表を含む | 復習:金属陽イオンと自由電子によるさまざまな性質を理解する。。(30分)復習:学習した濃度の表し方について定義や公式についてまとめておく。(30分) |
【13】 | 【前半】…化学結合③(金属結合)金属の結晶格子 【後半】…溶液の濃度の表し方(質量%濃度、モル濃度) | 講義と演習、前回の確認(小テスト)、質疑応答、一斉講義形式とグループ学習・発表を含む | 復習:金属の結晶格子を用いた図形の計算処理ができるように復習する。(面心立方格子・体心立方格子)(60分)復習:質量%濃度やモル濃度の応用問題の演習課題ができるようにする。 |
【14】 | 【前半】…化学結合からなる結晶の種類 【後半】…化学反応式を用いた溶液の濃度(mol/L)の求め方(定量分析)(酸・塩基・中和反応) | 講義と演習、前回の確認(小テスト)、質疑応答、一斉講義形式とグループ学習・発表を含む | 復習:質量%濃度やモル濃度の計算ができ、また相互の濃度の変換ができる。(60分)予習:中和反応や酸化還元反応について基本的なことをまとめておく。(60分) |
【15】 | 【前半】…化学結合からなる結晶についてまとめ 【後半】…化学反応式を用いた溶液の濃度(mol/L)の求め方酸化・還元・酸化還元反応) | 講義と演習、前回の確認(小テスト)、質疑応答、一斉講義形式とグループ学習・発表を含む | 復習:量的関係を扱ったモル計算全般ができるよう復習する。また、15回分の配布したテキストの復習をして試験に備える。(120分) |
評価方法 |
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定期試験(50%)アクティブラーニングの手法を用いた学生による発表(グループ学習)(10点)・毎回行う小テスト・課題・レポート等(40%) ・なお、毎回行う小テストの解答解説はGoogleClassroomにより、授業後に送信します。また、小テスト・レポートの答案は添削して次回の授業で返却する。 ・授業後に復習を兼ねた課題プリントを配布するので、GoogleClassRoomにより期日までに作成したものを画像にして提出する。クラスの受講生の提出が完了した後に解答解説を送付し各自復習をしながら。 定期試験後、GoogleClassRoomにより正解を送付し、得点の開示を行う。 |
教科書 |
プリントを配布する。 |
参考図書 |
各回の授業で紹介する。 |
備考 |
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オフィスアワー 25号館1階入試広報部にて 月~金の8:30~17:00の時間帯で授業時間以外は、質問等の対応可。 昭和55年4月~平成29年3月 徳島県公立高等学校教員 【科目ナンバー】01NS105L 科目登録後、メールにてGoogleClassRoomへの登録ができるように科目コードを送信します。最初の授業の前日までに登録をお願いします。 |