徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    社会福祉

科目番号14438担当教員名上野　由弘単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次4年
授業概要
　身近な問題として福祉の必要性や多様な福祉サービスにつき見ていくとともに、専門職としての対人支援の場でも役立つよう掘り下げて学んでいきたい。
到達目標
知識：保育や教育の現場で、児童及びその保護者が直面する可能性を持つ、障がい・貧困その他の問題への支援方法や制度についての知識を獲得する
態度：他者と協働しつつ自らを高められるスキルを持つ
技能：福祉制度などの知識を支援に結びつけるための対人援助技術を高める
思考、判断：社会福祉のよりどころである人権と社会正義の原理を意識した価値を高める
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】導入として社会福祉をどのようにとらえているか、その現代的な価値について整理する講義、学生同士の討議生活上の困りごとのうち、社会福祉が対象とするのはどのようなものかを考えておく。（0.5ｈ）新しい発見を整理しておく。（0.5ｈ）
【2】日本の社会状況、特に少子高齢化についてキーワードを確認しつつ、その問題点を理解する講義、学生同士の討議今の日本はどのような状態なのか。政治経済体制、少子高齢化、格差問題などにつき調べておく。（0.5ｈ）。講義後に新しい発見を整理しておく（0.5ｈ）
【3】社会福祉の大まかな仕組み、専門職などについて理解する講義、学生同士の討議専門職、特に児童家庭福祉に関連市将来連携を図るであろう職種について、内容を含め調べておく。（0.5ｈ）講義後に新しい発見を整理しておく（0.5ｈ）
【4】子どもをとりまく福祉施策について、どのようなものがあるか見ていく講義、学生同士の討議日本の子どもの状況について、特にその権利が尊重されたものとなっているかについて調べてみること。（0.5ｈ）講義後に新しい発見を整理しておく（0.5ｈ）
【5】子どもの貧困問題について理解し、その対策についても整理する講義、学生同士の討議特に一人親家庭の動向について調べておくこと。（0.5ｈ）講義後に新しい発見を整理しておく（0.5ｈ）
【6】福祉施策について、どのような機関や人がかかわっているかを理解する講義、学生同士の討議困りごとに対してどのような施策があるか、あるいは用意されていないかについて考えてみること。（0.5ｈ）講義後に新しい発見を整理しておく（0.5ｈ）
【7】社会福祉基礎構造改革や、措置制度など社会福祉の基本部分について考える講義、学生同士の討議社会福祉基礎構造改革の功罪について考えてみること。（0.5ｈ）講義後に新しい発見を整理しておく（0.5ｈ）
【8】福祉施策としての日本の社会保険制度を諸外国のモデルと比較しつつ理解を深める講義、学生同士の討議どのような社会保険があるか、内容を含め調べておくこと。（0.5ｈ）講義後に新しい発見を整理しておく（0.5ｈ）
【9】障がいについての考え方の変遷を学び、生活モデルを元にした福祉施策について理解する講義、学生同士の討議障がいは社会によって作り出される、の意味を考えてみる。（0.5ｈ）講義後に新しい発見を整理しておく（0.5ｈ）
【10】障害の種類や、それぞれの課題、対策について理解を深める講義、学生同士の討議身体障がい、知的障がい、精神障がいそれぞれにつき、現代的課題を考えてみること。（0.5ｈ）講義後に新しい発見を整理しておく（0.5ｈ）
【11】地域の福祉を推進する仕組みや、個別の援助技術について見ていく講義、学生同士の討議住んでいる地域でどのような活動が行われているか調べてみること。また、「知識、技術、価値」、が重要と言われるが、その意味について調べて、自分なりに考えてみること。（0.5ｈ）講義後に新しい発見を整理しておく（0.5ｈ）
【12】宗教改革に伴うヨーロッパでの貧困観の変遷について見ると同時に、日本における生活保護の歴史や理念について理解する講義、学生同士の討議関連した訴訟などについて事前に調べてみること。（1.5ｈ）講義後に新しい発見を整理しておく（0.5ｈ）
【13】現代日本の生活保護の仕組みについて整理すると同時に、限界について考えてみる講義、学生同士の討議各自が当事者となったとして、想像力を働かせて健康で文化的な生活を考えてみること。（0.5ｈ）講義後に新しい発見を整理しておく（0.5ｈ）
【14】なぜ介護保険が必要となったかを中心に、高齢者福祉について考える講義、学生同士の討議介護保険制度がなければ、どのような福祉、あるいは家族制度が展開されていたか考えてみること（0.5ｈ）講義後に新しい発見を整理しておく（0.5ｈ）
【15】現代の社会福祉についての課題について考え、まとめてみる講義、学生同士の討議福祉の動向や課題についての考えや疑問点を事前に考えておくこと。（0.5ｈ）講義後に新しい発見を整理しておく（0.5ｈ）
評価方法
期末の試験結果80％、授業中の発表・受講態度・レポートその他を20％

定期試験の解答・レポート等の講評については講師に尋ねてください。
教科書
「図解で学ぶ保育　社会福祉」直島正樹他編集　萌文書林　　　　　その他レジュメ、資料、小テスト等も適宜配布する
参考図書
「社会福祉用語辞典」が有れば便利　(ミネルヴァが使いやすいと思われる)。　　
関係法令等はネットでも検索できるが、余裕があれば「社会福祉小六法」（ミネルヴァ等）も便利である。　　
備考
�．�フィスアワー：質問や相談などは、水曜午後の授業前後に１号館１階の講師控え室で受けます
�⊆駄碍亳魁�2001年4月〜私立認可保育園・幼保連携型認定こども園　園長
�２別椒淵鵐弌次�9CNE887L