徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    生活科教育法

科目番号14549担当教員名定國 雅洋単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次2
授業概要
具体的な活動や体験を通して学ばせる生活科の単元と授業を構想し,その指導法を習得する。単元計画や本時の学習,教材・教具,板書など,生活科の授業実践ができる能力や資質を養う。
学習指導要領に示されている目標と内容を理解し,生活科の教科特性をふまえた単元構想を立てる。さらに指定した授業の導入段階を模擬授業として体験することで幅広い指導法を学ぶ。
到達目標
(1)学習指導要領における生活科のねらいを理解している。
(2)気付きの質を深めるための意識を持ち,よりよい生活科授業のイメージを頭に描いている。
(3)子どもたちが生き生きと活動できる単元や授業が構想できるとともに,GIGAスクール構想で整備された「1人1台端末のICT環境」を活用しようとすることができる。
(4)子どもにとって意味のある活動かどうか判断することができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】生活科の目標と内容構成講義(復習)生活科の目標と内容構成について振り返りをしておく。(2h)
【2】現学習指導要領「生活」と前学習指導要領の比較講義・演習(予習)現学習指導要領「生活」と前学習指導要領を熟読しておく。(2h)
【3】学習指導要領「総則」で生活科に求められていること講義,グループ討議(予習)現学習指導要領「生活」と前学習指導要領を熟読しておく。(2h)
【4】「生活」内容(1)学校探検の教材作成グループワーク(予習)学校探検にあたり,何をどのような方法で伝えたらよいか考えておく。(2h)
【5】「生活」内容(1)学校探検の教材発表と相互評価,修正発表・全体討議・相互評価(復習)全体討議で指摘があった事項について,よりよいものになるよう変更する。(2h)
【6】学習指導案の作成[1](単元目標,評価規準,単元構想,単元計画)演習・グループ討議 (予習)例示された指導案を読み,指導の概要について考えておく。(2h)
【7】学習指導案の作成[1](本時の学習,指導上の留意点,板書,情報機器の活用)演習・グループ討議(予習)例示された指導案を読み,指導の概要について考えておく。(2h)
【8】内容(1)「学校と生活」の導入部分のプレゼンテーション資料作成,環境設定,教材・教具,板書等発表・全体討議・相互評価(予習)内容(1)のねらいを達成するには,どのような活動を構想すればよいか考えておく。(2h)
【9】内容(4)「公共物や公共施設の利用」の導入部分のプレゼンテーション資料作成,環境設定,教材・教具,板書等発表・全体討議・相互評価(予習)内容(4)のねらいを達成するには,どのような活動を構想すればよいか考えておく。(2h)
【10】模擬授業 内容(2)「家庭と生活」 導入部分のプレゼンテーションと授業の流れ 発表[1]発表・全体討議・相互評価(復習)発表したグループは全体討議で指摘があったことについて,よりよいものになるよう変更する。(2h)
【11】模擬授業 内容(3)「地域と生活」 導入部分のプレゼンテーションと授業の流れ 発表[2]発表・全体討議・相互評価(復習)発表したグループは全体討議で指摘があったことについて,よりよいものになるよう変更する。(2h)
【12】模擬授業 内容(5)「季節の変化と生活」導入部分のプレゼンテーションと授業の流れ 発表[3]発表・全体討議・相互評価(復習)発表したグループは全体討議で指摘があったことについて,よりよいものになるよう変更する。(2h)
【13】模擬授業 内容(7)「動植物の飼育・栽培」導入部分のプレゼンテーションと授業の流れ」発表[4]発表・グループ討議(復習)発表したグループは全体討議で指摘があったことについて,よりよいものになるよう変更する。(2h)
【14】模擬授業 内容(9)「自分の成長」導入部分のプレゼンテーションと授業の流れ」発表[5]講義・演習・グループ討議(復習)発表したグループは全体討議で指摘があったことについて,よりよいものになるよう変更する。(2h)
【15】学習指導要領で求められている生活科の単元づくりと授業構想についてのまとめ。グループ討議,レポート(復習)グループで討議したことをもとにレポートにまとめる。(2h)
評価方法
模擬授業に取り組む姿勢(60%),試験(40%)
試験に対する解答,レポートに対する解説・講評等はGoogle Classroomでフィードバックする。
教科書
小学校学習指導要領解説 生活編
参考図書
生活科教材読本,生活科の校外活動読本,生活科の評価読本(教育開発研究所),「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 生活(国立教育政策研究所 教育課程研究センター)
備考
・授業中,各自の問いや考えをGoogleClassroomに投稿し,双方向的なやりとりの中で授業を進めていく。
・授業に関する資料等は,すべてGoogle Classroomで配布する。各自,必要に応じてプリントアウトすること。
・GoogleClassroomから授業の準備や予習の連絡をすることがある。電子メールを常に受信できるようにしておくこと。
・授業の感想や評価,課題はGoogleClassroomで提出し情報共有する。
オフィスアワー 月曜5限目9号館5階研究室
昭和63年〜令和2年 徳島県公立小学校教員