徳島文理大学 | Webシラバスシステム |
TOP | 戻る | |
徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 14551 | 担当教員名 | 定國 雅洋 | 単位 | 2単位 |
---|
科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 3年 |
---|
授業概要 |
---|
学校での道徳教育の歴史的経緯と道徳教育の内容・方法論の展開過程について講述する。学習指導要領に基づいた道徳の時間の目標・内容・指導計画について理解を深める。授業における指導案・教師の語りかけ・問いかけ・評価活動等,指導技術のあり方について,授業実践の参観(各種媒体を用いる)および分析に基づきながら具体的・実践的に検討を加える。これらの基本的内容の習得と共に,主体的な学習態度も身に付けさせる。 |
到達目標 |
(1)学校における道徳教育の歴史的経緯や,その内容・方法論の展開過程,道徳の時間の目標・内容・指導計画や指導技術のあり方について理解できる。 (2)「道徳を教える」という営みを単純化せず,その内実を探求する態度が維持できる。 (3)教職に就く学校現場で,価値の教え込みを排した道徳の授業を自分なりに構想し,実践できる。 (4)答えのない問題を考え続けることのできるたくましい思考力を身に付けている。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
---|---|---|---|
【1】 | オリエンテーション(道徳教育の学びの意義,今後の授業のあり方,シラバス,評価方法,学習の在り方 等) | 講義 | (復習)学んだ内容を教科書・資料等をもとに復習する。(1h),(予習)次時内容について教科書第2章を読み,概要をつかんでおく。(1h) |
【2】 | 道徳教育の内容・方法論(1) 道徳教育の3つの方法論・コールバーグの道徳教育論 | 講義・ペア学習 | (復習)学んだ内容を教科書・資料等をもとに復習する。(1h),(予習)次時内容について教科書第3章を読み,概要をつかんでおく。(1h) |
【3】 | 道徳教育の内容・方法論(2) 自由の相互承認 | 講義・ペア学習 | (復習)学んだ内容を教科書・資料等をもとに復習する。(1h),(予習)次時内容について教科書第4章を読み,概要をつかんでおく。(1h) |
【4】 | 道徳教育の歴史的経緯(1) 戦前日本の道徳教育 | 講義・ペア学習 | (復習)学んだ内容を教科書・資料等をもとに復習する。(1h),(予習)次時内容について教科書第5章を読み,概要をつかんでおく。(1h) |
【5】 | 道徳教育の歴史的経緯(2) 戦後日本の道徳教育 | 講義・ペア学習 | (復習)学んだ内容を教科書・資料等をもとに復習する。(1h),(予習)次時内容について教科書第6章を読み,概要をつかんでおく。(1h) |
【6】 | 道徳教育の歴史的経緯(3) 教科化された道徳教育 | 講義・ペア学習 | (復習)学んだ内容を教科書・資料等をもとに復習する。(1h),(予習)次時内容について教科書第7章を読み,概要をつかんでおく。(1h) |
【7】 | これからの道徳教育 道徳的コスモポリタン,シティズンシップ教育 | 講義・ペア学習 | (復習)学んだ内容を教科書・資料等をもとに復習する。(1h),(予習)次時内容について学習指導要領の該当部分や教科書16章を読み,概要をつかんでおく。(1h) |
【8】 | 学習指導要領「総則」における道徳教育 | 講義・グループ討議 | (復習)学んだ内容を教科書・資料等をもとに復習する。(1h),(予習)次時内容について学習指導要領の該当部分を読み,概要をつかんでおく。(1h) |
【9】 | 「特別の教科 道徳」の目標・主な内容 | 講義・グループ討議 | (復習)学んだ内容を教科書・資料等をもとに復習する。(1h),(予習)次時内容について教科書第15章を読み,概要をつかんでおく。(1h) |
【10】 | 道徳教育の指導(1) 道徳教育における言語活動 | 講義・グループ討議 | (復習)学んだ内容を教科書・資料等をもとに復習する。(1h),(予習)次時内容について教科書第17章を読み,概要をつかんでおく。(1h) |
【11】 | 道徳教育の指導(2) 資料の教材化と実践例 | 講義・グループ討議 | (復習)学んだ内容を教科書・資料等をもとに復習する。(1h),(予習)次時内容について教科書第18章を読み,概要をつかんでおく。(1h) |
【12】 | 道徳教育の指導(3) 発問のつくりかたと実践例 | 講義・グループ討議 | (復習)学んだ内容を教科書・資料等をもとに復習する。(1h),(予習)次時内容について教科書第19章を読み,概要をつかんでおく。(1h) |
【13】 | 道徳教育の指導(4) 積み上がる話し合いの条件と実践事例 | 講義・グループ討議 | (復習)学んだ内容を教科書・資料等をもとに復習する。(1h),(予習)次時内容について教科書第20章を読み,概要をつかんでおく。(1h) |
【14】 | 道徳教育の指導(5) 指導案の書き方 | 講義・グループ討議 | (復習)学んだ内容を教科書・資料等をもとに復習し,各自が決めた内容についての指導案を書く。(1h) |
【15】 | 総括(内容の補足,説明,課題資料の解説等) | 講義・グループ討議 | (復習)これまで学んだ内容を教科書・資料等をもとに復習する。(2h) |
評価方法 |
---|
授業ごとの課題の提出とその内容(60%),試験(40%) 試験に対する解答,レポートに対する解説・講評等はGoogle Classroomでフィードバックする。 |
教科書 |
「ワークで学ぶ道徳教育」〔増補改訂版〕井藤 元 編(ナカニシヤ出版) |
参考図書 |
小学校学習指導要領解説 特別の教科道徳編(文部科学省) |
備考 |
---|
・授業に関する資料等は,基本的にGoogle Classroomで配布する。各自,必要に応じてプリントアウトすること。 ・Google Classroomから授業の準備や予習の連絡をする場合がある。電子メールを常に受信できるようにしておくこと。 ・オフィスアワー 月曜5限目9号館5階研究室 ・昭和63年〜令和2年 徳島県公立小学校教員 |