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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 14601 | 担当教員名 | 定國 雅洋 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 3年 |
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授業概要 |
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算数科の授業を行うために,指導者として必要な基礎的な知識,各領域の内容の要点などの理解を図り,教材研究の方法,指導技術,指導案作成など具体的な算数科の教育法を習得させるとともに,模擬授業を取り入れ,授業実践につなげる能力と態度を育てる。 |
到達目標 |
(1)知識(理解) 算数科の授業を行うための基礎的な知識と技能を身につける。 (2)態度(関心・意欲) 算数科の授業をよりよく実践するための,知識・技能を意欲的に学ぼうとする態度を身につける。 (3)技能(表現) 創意を生かした授業を構想・実践し,互いに評価しながら改善していくとともに,GIGAスクール構想で整備された「1人1台端末のICT環境」を活用しようとすることが出来る。 (4)思考・判断 児童の発達段階等を考慮し,系統的な計画を基盤として,授業を組み立てることができる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | オリエンテーション 算数科教育法について | 講義,演習 | (復習)学んだ内容を整理し,まとめる。(1h),(予習)配付資料等を読み,算数科指導の現状と課題等,内容の概要をつかむ。(1h) |
【2】 | 算数科教育の歴史および算数科指導の現状と課題 | 講義,演習,グループワーク | (復習)学んだ内容を整理し,まとめる。(1h),(予習)配付資料等を読み,,PISA調査結果や算数科学習指導要領等の概要をつかむ。(1h) |
【3】 | PISA調査や全国学力・学習状況調査と学習指導要領 | 講義,演習,グループワーク | (復習)学んだ内容を整理し,まとめる。(1h),(予習)配付資料等を読み,指導計画の作成と教材研究の概要をつかむ。(1h) |
【4】 | 指導計画の作成と教材研究 | 講義,演習,グループワーク | (復習)学んだ内容を整理し,まとめる。(1h),(予習)配付資料等を読み,算数科授業の進め方についての概要をつかむ。(1h) |
【5】 | 算数科授業の進め方 | 講義,演習,グループワーク | (復習)学んだ内容を整理し,まとめる。(1h),(予習)配付資料等を読み,算数科授業の評価についての概要をつかむ。(1h) |
【6】 | 算数科授業の評価 | 講義,演習,グループワーク | (復習)学んだ内容を整理し,まとめる。(1h),(予習)配付資料等を読み,学習指導案についての概要をつかむ。(1h) |
【7】 | 学習指導案について | 講義,演習,グループワーク | (復習)学んだ内容を整理し,まとめる。(1h),(予習)示された内容についての指導案を作成しておく。(1h) |
【8】 | 学習指導案作成の実際 | 講義,演習 | (復習)学んだ内容を整理し,まとめる。(0.5h),(予習)次時模擬授業内容の教材研究をする。(教師役は指導案・板書計画を用意し,事前練習をしておく)(1.5h) |
【9】 | 模擬授業と評価(第1学年) | 演習(模擬授業・授業研究会) | (復習)学んだ内容を整理し,まとめる。(0.5h),(予習)次時模擬授業内容の教材研究をする。(教師役は指導案・板書計画を用意し,事前練習をしておく)(1.5h) |
【10】 | 模擬授業と評価(第2学年) | 演習(模擬授業・授業研究会) | (復習)学んだ内容を整理し,まとめる。(0.5h),(予習)次時模擬授業内容の教材研究をする。(教師役は指導案・板書計画を用意し,事前練習をしておく)(1.5h) |
【11】 | 模擬授業と評価(第3学年) | 演習(模擬授業・授業研究会) | (復習)学んだ内容を整理し,まとめる。(0.5h),(予習)次時模擬授業内容の教材研究をする。(教師役は指導案・板書計画を用意し,事前練習をしておく)(1.5h) |
【12】 | 模擬授業と評価(第4学年) | 演習(模擬授業・授業研究会) | (復習)学んだ内容を整理し,まとめる。(0.5h),(予習)次時模擬授業内容の教材研究をする。(教師役は指導案・板書計画を用意し,事前練習をしておく)(1.5h) |
【13】 | 模擬授業と評価(第5学年) | 演習(模擬授業・授業研究会) | (復習)学んだ内容を整理し,まとめる。(0.5h),(予習)次時模擬授業内容の教材研究をする。(教師役は指導案・板書計画を用意し,事前練習をしておく)(1.5h) |
【14】 | 模擬授業と評価(第6学年) | 演習(模擬授業・授業研究会) | (復習)学んだ内容を整理し,まとめる。(0.5h),これまでの模擬授業を振り返り,まとめる。(1.5h) |
【15】 | 模擬授業のまとめと課題の確認 | 講義,演習,グループ討議 | (復習)算数科教育法で学んだ内容を整理し,まとめる。(2h) |
評価方法 |
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受講態度や模擬授業,指導案(細案・発問計画・板書計画・準備物を含む),授業考察,試験等で総合的に評価する。 授業で出す課題の内容(60%),試験(40%) 試験に対する解答,レポートに対する解説・講評等はGoogle Classroomでフィードバックする。 |
教科書 |
「小学校学習指導要領解説 算数編」(文部科学省),「わかる算数科指導法 改訂版」 赤井利行(東洋館出版社) |
参考図書 |
「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 算数(国立教育政策研究所 教育課程研究センター),「初等教育学算数科基礎基本講座」筑波大学附属小学校算数教育研究部(東洋館出版社),「小学校算数『授業力をみがく』新・実践編」(啓林館),「わくわく算数1〜6年」・同指導書(啓林館) |
備考 |
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・授業中,各自の問いや考えをGoogle Classroom等に投稿するなど,双方向的なやりとりの中で授業を進めていく。 ・GIGAスクール構想で整備された「1人1台端末のICT環境」をふまえ,デジタル教科書等,ICTを適宜活用する。 ・授業に関する資料等は,すべてGoogle Classroomで配布する。各自,必要に応じてプリントアウトすること。 ・Google Classroomから授業の準備や予習の連絡をすることがある。電子メールを常に受信できるようにしておくこと。 オフィスアワー 月曜5限目9号館5階研究室 昭和63年〜令和2年 徳島県公立小学校教員 |