徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    家庭看護学

科目番号29013担当教員名中峯 由美子単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次4年
授業概要
(授業目的・方針 等)家庭生活の中で、家族の健康を守り、健康を増進し、また健康の破綻である病気に 対処していくことは必須であり、そのために必要な知識を持つことを要求されている。 ことに、これからは病気に対処するばかりでなく、積極的に健康を増進する方向に すすめなければならない。そのために必要な知識や技術を学ぶ
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】看護の定義。バージニア・ヘンダーソンの看護の定義と看護の要素について学び、患者のニーズを理解する。 家庭看護に求められるものと、健康をめぐる今日的課題について学ぶ。  
【2】社会福祉と看護のかかわりについて学び、医療保険・社会保険・公費負担の仕組みを理解する、またそれに伴う福祉制度について学ぶ。  
【3】家族の健康と看護。家族の構成上の特徴や機能・家族の発達段階と特徴について学び、ライフサイクルに合わせた健康管理を考える。  
【4】在宅生活を支えるための介護保険制度と高齢者福祉推進10カ年戦略を学び。在宅介護・看護を理解する。  
【5】基本看護の知識と技術について理解し 。バイタルサイン(生命の徴候)を理解し、バイタルチェック測定技術を学ぶ。  
【6】基本看護の知識と技術について学ぶ (体温・脈拍・呼吸・血圧・意識)  
【7】基本看護の知識と技術について学ぶ(ベッドの整え方・体位変換・寝間着の交換)  
【8】看護演習  
【9】疾病とその見分け方 身体に何らかの障害が起こると、健康なときには意識されなかった“異常な状態”に 気づき、不快や苦痛を感じるようになる。これを症状と言う。日常多い病気やその症 状などに対する知識や、病気について理解する。 (発熱、発疹、喀痰(痰)・咳、呼吸困難、胸痛、動悸、吐き気・嘔吐)  
【10】疾病とその見分け方 (喀血と吐血、腹痛、下痢と便秘、浮腫、頭痛、痙攣、意識障害)  
【11】主要な疾病の概要 小児から老人にいたるまでの疾患のうち、主要なものの概要について学ぶ。 (新生児の疾患、先天性の疾患・心身障害の原因疾患、感染性疾患など)  
【12】(呼吸器・循環器・消化器・泌尿器疾患など)  
【13】(アレルギー、膠原病・リウマチ性疾患、産婦人科疾患、精神疾患、悪性新生物)  
【14】家庭における疾病の看護の仕方を学ぶ。 (年齢別にみた看護・疫病の心理的側面について考える)  
【15】対症看護 (創傷、発熱、食欲不振・吐き気・嘔吐、排尿困難、痛みのある患者の看護など)  
評価方法
テスト
教科書
新家庭看護学 同文書院
参考図書
備考