徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    児童画

科目番号34826担当教員名濱口 恵単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1年
授業概要
 (授業目的・方針 等)
児童画の発達段階における絵画表現の特性を理解する。児童画を参考にして、いろいろな材料、方法による表現を体験する。望ましい児童画について学び、その見方と指導法について研究する。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】 児童の絵画の特徴について知る。  
【2】 発達段階の特徴 (1)なぐりがき期 。 …描いて確認する。  
【3】 (2)象徴期、 (3) 前図式期。 …発達期の違いを明確にする。  
【4】 (4)図式期、 (5) 初期写実の時期。 …絵になり始める時期を知る。  
【5】 (6)擬写実の時期、 (7)決定の時期。 …個性的で多様な表現を知る。  
【6】 発達段階のまとめ。 描画用具の種類と扱い方につて知る。子供の「なぐりがき」を発達段階に応じて描いてみる。  
【7】 エンピツによる線描の練習をする。「なぐりがき」を描いてみる。  
【8】 鉛筆による描画 (クロッキー)。自分の手を「グウー」「チョキ」「パアー」とモデルにして速写する。なぐりがきと比較する。  
【9】 エンピツの陰影による素描のために,明暗の段階表現を試みる。白,灰,黒,を10段階描く。  
【10】 エンピツの陰影による素描。「グウ」を描く。形のバランス,陰影による立体感を表現する。  
【11】 モデル「チョキ」を描く。バランスと立体感や質感を表現する。  
【12】 モデル「パアー」を描く。形の特徴,バランスと立体感や質感を表現する。  
【13】 いろいろな 用具を使って モデル「友達」を かく。頭,胴体,腕,のバランスを素描で表す。  
【14】 モデル「友達」を描く。体の特徴を素描で表す。  
【15】 この学期の前半は,児童画の見方と指導を学んだ。後半は,「なぐりがき」の素描を試みたが,楽しく集中出来たかどうか。         
【16】 備考:実技では、授業の進度が変わることもある。  
評価方法
 出席,作品内容。
教科書
 資料(児童画・その見方と指導 桑原実 久田淳 編著)による。
参考図書
 描画材料 (実技による)。
備考