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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 44976 | 担当教員名 | 鳥羽 俊明 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 3年、4年 |
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授業概要 |
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再来年度からの小学校における英語必修化に向けて、さまざまな試みがなされています。小学校教員を志望するすべての学生は、小学校の英語教育について、「指導要領」をはじめ、実践的な「指導方法」「指導計画」や「指導案の作成」についてもしっかり学んでおく必要があります。さらに、すべての基本となる小学校教員にふさわしい「英語運用能力」を十分身につけておかなければなりません。 ここでは、以上の三つの観点から、テキストの編成に従い「概論ー理論と背景」「実践ー何をどう進めるか」「演習ー指導の実際と教材」を中心に授業を展開し、小学校から英語を導入する意味や基本的な考え方、指導方法を学ぶとともに、小学生に英語を指導するために必要な知識やスキルの上達を図るため、期間を通して、さまざまな英語を学ぶこととします。 |
到達目標 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 1.概論ー理論と背景 外国語教育の意義、小学校における英語導入の背景と現状、課題 | ||
【2】 | 〃 海外の初等外国語教育、母語の習得と第二言語習得 | ||
【3】 | 〃 脳科学等関連領域からの示唆、言語のしくみとコミュニケーション能力 | ||
【4】 | 〃 国際理解教育と英語教育、求められる教員の資質 | ||
【5】 | 〃 英語力の向上と鍛え方、小学校英語教育の役割 | ||
【6】 | 2.実践ー何をどう進めるか 目標の立て方、校内の環境作り、共通理解と校内研修 | ||
【7】 | 〃 カリキュラム・年間指導計画作り、指導者とTT等指導形態 | ||
【8】 | 〃 小学生指導の基本的教授法、クラスルーム・イングリッシュの活用 | ||
【9】 | 〃 マルチメディア、インターネット等の活用法、1時間の指導の組み立て方 | ||
【10】 | 〃 教材の使い方・選び方と開発方法、評価の意義と評価方法 | ||
【11】 | 3.演習ー指導の実際と教材 指導の基本と留意ポイント、あいさつ等、復習 | ||
【12】 | 〃 導入−新しい言語材料の導入とテクニック | ||
【13】 | 〃 基本−ドリル活動のバリエーション、発展−さまざまな展開活動 | ||
【14】 | 〃 1時間の振り返り、自己評価表の実際 | ||
【15】 | 〃 実際の単元展開例 |
評価方法 |
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試験、発表やグループ活動、ホームワーク、出席状況等で評価します。 |
教科書 |
「小学校英語教育の進め方」――ことばの教育として―― (成美堂出版)¥2,500(税別) |
参考図書 |
「英語ノート1」「英語ノート2」 (いずれも文部科学省) |
備考 |
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なお、小学校の英語活動について、文部科学省は教員の英語活用能力について特に明記していませんが、実用英語検定2級程度の英語活用能力が求められものと考えられます。 |