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徳島文理大学 | Webシラバスシステム |
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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 55038 | 担当教員名 | 武田 紘一 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 1年 |
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| 授業概要 |
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| 【授業概要】本講では、保育とは何か、多様な保育の場、保育に関する基本的法令、保育の歴史（制度、思想）、現行の保育所保育指針（幼稚園教育要領含む）の特性、保育援助のあり方、保育の計画（保育課程、指導計画）の基本、保育所の役割機能（保護者に対する支援等）などについて、現代保育の課題（少子化、待機児童、虐待など）をも踏まえながら具体的に展開する。同時に主体的な学習態度も身につけるようにする。 |
| 到達目標 |
| ○乳幼児期における生命の保持と最善の利益の重要性を認識できる。○認可保育所、認可外保育所、認定こども園、幼稚園などの法令上の違いがわかる。〇主な幼児教育思想家（実践家）の特徴を列挙できる。〇保育所・幼稚園の発展過程がわかる。〇現行の保育所保育指針の特性（保育所の役割機能や保護者の子育て支援等）を指摘できる。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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| 【1】 | オリエンテ−ション ： 「保育原理」を学ぶことの意義、授業展開、単位や評価方法、シラバス、学習の仕方などについて説明する。 | ・説明 （座席指定の割り振り） | ・内容を再確認しノ−トに整理する。（復習） ・テキストの指定箇所の熟読。（予習） |
| 【2】 | 保育とは何か：「保育」の語義、養護と教育の一体化を中心に解説する。 | ・講義 ・質疑応答。 | ・ポイントのまとめ。（復習） ・資料集の指定箇所の熟読。（予習） |
| 【3】 | 子どもの生命の保持と権利をめぐって。（児童権利宣言、児童憲章、児童の権利に関する条約を中心に） | ・講義 ・質疑応答。 | ・宣言、憲章、条約の特徴をまとめる。（復習） ・資料集の指定箇所の熟読。（予習） |
| 【4】 | 保育者が理解しておくべき基本的な法令内容（１）主として幼稚園関係 | ・講義 ・予習内容の指名。 | ・法令のポイントのまとめ。（復習） ・資料集の学校教育法等（指定箇所）の熟読。（予習） |
| 【5】 | 保育者が理解しておくべき基本的な法令内容（２）主として保育所関係 | ・講義 ・予習内容の指名。 | ・法令のポイントのまとめ。（復習） ・資料集の児童福祉法等（指定箇所）の熟読。（予習） |
| 【6】 | 保育者が理解しておくべき基本的な法令内容（３）主として認定こども園関係 | ・講義 ・復習内容の確認（指名） | ・法令のポイントのまとめ。（復習） ・幼稚園と保育所の相違点をまとめる。（予習） |
| 【7】 | 幼稚園、保育所、認定こども園の違いについて。・認定こども園の特徴をまとめる | ・講義 ・復習内容の確認（指名） | ・幼稚園、保育所、認定こども園の違いのポイントをレポ−トにまとめて、提出する準備をする。（復習） ・テキストの指定箇所の熟読と教育原理で学んだ幼児関係の人物の特徴を再確認しておく。（予習） |
| 【8】 | 保育施設の発展： オ−ベルラン（幼児保護所）、オ−エン（幼児学校）、フレ−ベル（幼稚園）、マクミラン姉妹（戸外保育学校）、ビュ−ロ−らの実践内容を述べる。 | ・講義 ・予習内容の確認と発表 | ・人物の特徴をまとめる。（復習） ・教育原理で学んだフレ−ベル思想や恩物の再確認とテキストの指定箇所の熟読。（予習） |
| 【9】 | わが国の保育の歴史（1）：最初の幼稚園の創設（フレ−ベル主義）及びその後のポ−トル、ハウらの尽力による幼稚園発展の過程を述べる。 | ・講義 ・復習内容の確認（指名） | ・恩物中心から脱恩物へ至る過程を整理する。（復習） ・テキストの指定箇所の熟読。（予習） |
| 【10】 | わが国の保育の歴史（2）：子守学校から託児所、保育所への発展過程を説明する。 | ・講義 ・予習内容の確認と指名発表。 | ・保育所と幼稚園の発展過程の違いをまとめる。（復習） ・テキストの指定箇所の熟読。（予習） |
| 【11】 | 保育所保育指針の内容：保育所保育指針の登場とその後の変遷及び現行の保育所保育指針（告示）の特性を取り上げる。 | ・講義 ・質疑応答 | ・保育所保育指針の登場とその後の変遷のまとめ。（復習） ・保育所保育指針の熟読。（予習） |
| 【12】 | 保育の計画（指導計画）：保育課程と指導計画の関係や指導計画の種類を解説し、その作成上の基本的方法を述べる。 | ・講義 ・熟読の確認（指名）。 ・保育所保育指針の抄読。 | ・指導計画（長期と短期）作成上の留意事項を 整理する。（復習） ・テキス指定箇所の熟読。（予習） |
| 【13】 | 保育の方法：保育方法の基本原理を実践的視点から解説する。 | ・講義 ・前回の指導計画の留意事項の確認（指名）。 ・課題資料（自作プリント）配布。 | ・基本原理とは何かの理解を深める。（復習） ・認可外保育所について調べる。（予習） |
| 【14】 | 多様な保育の場と保護者支援：認可保育所と認可外保育所の違いや、認可外保育所にはどのような施設があるかを説明するとともに、保護者への支援のあり方等を述べる。 | ・講義 ・予習内容の確認と発表 | ・配布した資料を完成させる。（予習） ・保護者の子育て支援のあり方を調べる。 （予習） |
| 【15】 | 新しい保育政策の動向とこれまでの授業内容の補足。また、課題（配付したプリント）の解答・解説も行う。 | ・講義のまとめと補足 ・課題の解説と全般にわたる質疑応答。 | ・到達目標を念頭におき、課題内容を重視して学習する。（今後の学習に向けて） |
| 評価方法 |
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| 試験、発表、レポ−ト、平常点により総合的に評価します。 |
| 教科書 |
| 民秋 言､河野利津子編著『保育原理』北大路書房。 |
| 参考図書 |
| ○『幼稚園教育要領』（平成20年告示）フレ−ベル館。 ○『保育所保育指針』』（平成20年告示）フレ−ベル館。 ○ 森上史朗監修『最新保育資料集 ２０１３』ミネルヴァ書房。 |
| 備考 |
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| 「保育原理」の授業は、保育士の資格取得を希望する学生にとっては必修科目ですが、幼稚園教諭を目指す学生も受講することを勧めます。授業においては予習・復習をしなければなりません。予習・復習についてはその都度指名し、発表・発言を求めます。なお、上記の参考図書も購入しておくことです。 |