徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    保育援助論

科目番号55175担当教員名北川 明単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次3年
授業概要
【授業概要】幼児教育・保育の特性である「環境を通して行う保育」活動に当たって
は、保育の対象である子どもを本質的に理解することが重要である。子どもと保育士
の多様な人間関係で保育がなされる際の子ども理解の問題点を検討する。幼児教育・
保育の特性を踏まえて、その内容と方法を考察する。

【到達目標】幼児教育・保育の特性を最も象徴する「環境を通して行う」保育を質的
に保障するための子どもの理解が、多様な子どもと保育士の人間関係において出来る
ようになる。また、その為の幼児教育・保育の内容と方法であることを知る。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション、子ども理解とは 教科書の章・節の構成に従って、授業計画を立案しているので、事前学習をしてから、 授業に臨むようにしてください。幼稚園教育要領、保育所保育指針に盛られている情報 も取り込んで講義するので、それらも参照する受講態度にしてください。 
【2】子ども理解の大切さ  
【3】子ども理解の歴史  
【4】子ども理解を深めるには  
【5】観察による子ども理解  
【6】実践における子ども理解   
【7】応答関係のなかでの子ども理解  
【8】共感関係のなかでの子ども理解  
【9】子どもが育つ環境とは  
【10】環境を通して行う保育とは   
【11】どのような援助が必要か  
【12】幼児教育・保育の内容  
【13】幼児教育・保育の方法   
【14】幼児教育・保育の内容、方法を担う保育者の心構え  
【15】まとめ   
評価方法
講義への出席は当然のこととして、中間時点でそれまでの内容について
小レポート(学習レポート)を課し、期末のレポートとで併せ評価します。前者に
30%、後者に70%配点します。
教科書
石垣恵美子・北川 明編著、2008年、『はじめて学ぶ幼児教育』、ミネ
ルヴァ書房
参考図書
幼稚園教育要領、保育所保育指針
備考
授業計画に示した授業内容の項目は、教科書に示したものに大凡拠ってい
るので、事前事後学習を確かなものにしてください。