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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 55376 | 担当教員名 | 馬場園 陽一 | 単位 | 1単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 3年 |
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授業概要 |
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児童心理学や教育心理学に興味や関心を持ち、この学問領域での学習を深 め、卒業研究を希望する学生を対象とする。心理学は実験、調査、行動観 察、心理検査等の方法を用いて得た客観的なデータにもとづいて研究を行 うことが前提となるために、卒業研究を行うための方法的能力を身につけ なくてはならない。このゼミナールでは、心理学で卒業研究を行うための 方法に関する基礎的な知識や技能を学ぶことを主要な目的とする。 |
到達目標 |
卒業研究を行うためには積み上げていかなければならないステップがある ことを理解し、1つひとつのステップを確実に達成することによって目標 (卒業論文)を達成することができることが認識できる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | オリエンテーション(研究するとはどういうことかについての説明を行 う) | 講義 | |
【2】 | 卒業研究のテーマや課題をどうやって発見するか(課題発見力を育てる) | 演習 | 興味や関心のあるテーマや課題をみつけるために、文献や論文を 調べてくる(情報取集力)。 |
【3】 | テーマや課題に見合った文献や論文を数点集め、読破する。主要なもの をレジメに作成する。 | 演習 | 資料(文献や論文を熟読し、卒業研究に発展させたい研究につい て検討する) |
【4】 | 作成したレジメをゼミで発表し、意見交換や討論を通して、発展の可能 性を探る(1)。 | 演習(発表⇒討論) | さらに文献や論文を読み、卒業研究の課題意識を高める。レジメ を作成し、次の発表に備える。 |
【5】 | 作成したレジメをゼミで発表し、意見交換や討論を通して、発展の可能 性を探る(2)。 | 演習(発表⇒討論) | さらに文献や論文を読み、卒業研究の課題意識を高める。レジメ を作成し、次の発表に備える。 |
【6】 | 作成したレジメをゼミで発表し、意見交換や討論を通して、発展の可能 性を探る(3)。 | 演習(発表⇒討論) | さらに文献や論文を読み、卒業研究の課題意識を高める。レジメ を作成し、次の発表に備える。 |
【7】 | 卒業研究のテーマの確定、目的や仮説についての検討を行う。 | 演習(討論) | 具体的な研究計画(デザイン)を作成する。 |
【8】 | 目的や仮説を検証するために、どのような実験または調査または観察を 行うのかを検討する。 | 演習 | 被験者、研究材料、研究手続き等について具体的な構想を練る。 |
【9】 | 研究方法を具体化する(被験者、研究材料、手続き、データの分析方法 等についての提案)。 | 演習 | 研究材料を作成する。 |
【10】 | データの処理についての学習(1)(パソコンによる基礎統計のデータ 処理方法) | 演習 | パソコンによるデータ処理の練習 |
【11】 | データの処理についての学習(2)(パソコンによるいろいろな統計処 理方法) | 演習 | パソコンによるデータ処理の練習 |
【12】 | データの処理についての学習(2)(パソコンによるいろいろな統計処 理方法) | 演習 | パソコンによるデータ処理の練習 |
【13】 | 心理学関係の論文の書き方についての説明 | 講義 | |
【14】 | 学術的な心理学関係の論文の講読(優れた論文はどのような体裁や内容 で構成されているかを理解する) | 演習 | |
【15】 | 卒業研究に向けて自分の研究をこれからどのように発展させるかを展望 する | 演習 | 素晴らしい卒論研究を行うための課題探しとその学習活動計画 |
評価方法 |
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文献や論文講読、レジメ作成、発表、データ処理の練習、卒業研究への前 向きの姿勢などから総合的に評価する |
教科書 |
とくになし |
参考図書 |
必要に応じて随時紹介 |
備考 |
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自分の関心のある研究課題に関係した文献や論文を自主的に収集すること。 |