徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    教育社会学

科目番号71461担当教員名島田 俊朗単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次3年
授業概要
教育社会学の特徴のひとつとして「常識を疑う」という点があげられる。 そこで本授業では「いじめ」「幼児教育」「学歴社会」「階層」というテーマを取りあげ,具体的な問題を通して,教育社会学の視点からみた教育の現状を把握する。誰もが必ず経験する「教育」を別の視点から見ることによって、教育について客観的に考え、自分なりの教育観・学校観を形作ることが目標である。
到達目標
1.子ども、親、学校、教師、社会について客観的にとらえることができる。
2.教育について新しい視点から考えることができる。
3.自分なりの教育観を持つことができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】「いじめ問題」をどうとらえるか講義経験を振り返る
【2】中学生の友人関係講義・演習経験を振り返る
【3】テレビ・映画に見る中学生との教師との関係講義・演習感想をまとめる
【4】教師の多忙化講義内容をまとめる
【5】荒れる学級の実例講義・演習内容をまとめる
【6】幼児教育の変化講義育児関連商品を観察する
【7】幼児の成長講義内容をまとめる
【8】日本の家庭教育の特徴講義保護者の体験をインタビューする
【9】子どもに接する親の姿講義内容をまとめる
【10】早くからの教育講義内容をまとめる
【11】学歴社会とは講義内容をまとめる
【12】『メリトクラシー』講義内容をまとめる
【13】学歴社会とメリトクラシーの比較講義内容をまとめる
【14】学歴社会の虚像と実像講義内容をまとめる
【15】授業総括講義内容をまとめる
評価方法
試験(90%)と出席状況・提出物等の平常点(10%)による総合評価
教科書
必要に応じてプリント資料を配布します
参考図書
苅谷剛彦・濱名陽子他(2010) 『教育の社会学』 有斐閣
苫野一徳(2013)『勉強するのは何のため?』日本評論社
備考
オフィスアワー:月曜日4講時