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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 75184 | 担当教員名 | 武田 紘一 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 1年 |
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授業概要 |
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〔授業概要〕 本講では、教育の意味と人間教育の必要性、価値形成と教育の場、教育のねらい(目的・目標)、わが国の教育の歴史と現代の教育の特性、主な教育思想家、カリキュラム論、学習指導要領の変遷などについて、現代教育の課題を踏まえながら、これらに関する基本的内容を展開するとともに、主体的な学習態度も身につけるようにしていく。 |
到達目標 |
〔到達目標〕1.〈知識(理解)〉教育の目的に関わる基本的法令、教育の内容、我が国の教育史、教育の思想家、学校教の制度等々についての基礎的知識を理解できる。2.〈態度(関心・意欲)〉教育への関心を高めると共に、何事にも意欲を持って取り組む姿勢・態度を身につける。3.〈技能(表現)〉教育は人と人との関係学であることを踏まえ、コミュニケ−ションの重要性を認識して、学習における発表力や文章表現力を高め、同時に課題解決力を養う。4.(思考・判断)如何に覚えるかではなく、如何に考えるかということの大切さがわかり、思考し創造していく力を身に付け、同時に教育的価値判断ができる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | オリエンテ−ション: 今後の授業展開のためのシラバスや評価方法、時間外学習等について説明する。 | ・説明と質疑応答 | 以下の授業回数はほぼテキストの章と一致しているために、予習がしやすくなっており、授業の流れも把握しやすい。従って、事後の復習は授業計画のテキスト内容に追加された内容を含めて整理することになる。また、新たな課題の提示も行う。以下、これらのことを実行し、またその都度確認していく。 |
【2】 | 教育とは何か:「教育」意味と教育作用。 | ・予習、復習の確認(指名) ・双方向性の講義 ・質疑応答 | 授業回数はほぼテキストの章と一致しているために、予習がしやすくなっており、授業の流れも把握しやすい。従って、事後の復習は授業計画のテキスト内容に追加された内容を含めて整理することになる。また、新たな課題の提示も行う。これらのことを実行し、またその都度確認していく。 |
【3】 | 人間の発達と環境:教育の必要性 | ・予習の確認(指名) ・双方向性の講義 ・講義 ・質疑応答 | 復習:人間はなぜ教育すべきかをまとめる。 予習:次時のテキストの該当箇所を熟読。 |
【4】 | 教育の場:学校、地域社会、家庭など | ・予習の確認(指名) ・双方向性の講義 ・質疑応答 | 復習:子どもの教育は場の観点から何が欠如し ているかを考える。 予習:子ども観とはどういうことかを捉えてお く。 |
【5】 | 家族観と子ども観 | ・講義 ・予習の確認(指名) ・発表 | 復習:家族の人間関係と子どもの育ちをまとめ る。 予習:教師になりたい最大の理由は何か、また 教師をどのように捉えてきたかをまと め、発表できるように準備しておく。 |
【6】 | 教師とは何か | ・双方向性の講義 ・質疑応答 ・発表 | 復習:教師という職業の特性をまとめる。 予習:次時のテキストの該当箇所を熟読。 |
【7】 | 学校教育の内容:学習指導要領とカリキュラム | ・双方向性の講義、 ・質疑応答 | 復習:カリキュラムの種別と特性を整理する。 予習:次時のテキストの該当箇所を熟読し、不 明な点をチェックする。 |
【8】 | 教育方法の歴史と教育方法の原理 | ・双方向性の講義、 ・復習の確認(指名) | 復習:各思想家の特徴(名前、国名、指導観、 考え方、実践内容、著書など)をまとめ る。 予習:次時のテキストの該当箇所を熟読し、不 明な点をチェックする。 |
【9】 | 日本の教育制度 | ・双方向性の講義、 ・復習の確認(指名) | 復習:各思想家の特徴(名前、国名、考え方、 実践内容、著書など)をまとめる。 予習:テキストの該当箇所を熟読し、学習指導 要領とは何かを理解しておく。 |
【10】 | 世界の教育制度(アメリカ、ドイツをしっかり中心にして) | ・講義 ・質疑応答 | 復習:米、独以外の国の制度についても資料配 付するため、それらの特徴も理解してお く。 予習:教育基本法を熟読する。 |
【11】 | 教育法規の体系(教育基本法、学校教育法等) | ・講義 ・予習、復習の確認(指名) ・質疑応答 | 復習:主な法令の重要部分を再読しておく。 予習:次時のテキストの該当箇所を熟読。 |
【12】 | 生涯教育から生涯学習へ | ・講義 ・予習、復習の確認(指名) ・質疑応答 | 復習:学校教育と生涯学習の相違点を整理 する。 予習:少子化が進行する中で、幼児教育・保 の問題点を挙げる。 |
【13】 | 教育と現代の課題(1):教育・保育における課題をめぐって | ・講双方向性の講義、 ・発表(指名) ・質疑応答 | 復習:本時の内容を整理しておく。 予習:次時のテキストの該当箇所を熟読。 |
【14】 | 教育と現代の課題(2):障がいのある子どもの教育をめぐって | ・講双方向性の講義、 ・予習の確認(指名) ・質疑応答 | 復習:本時の内容について、保育所実習、施設 実習とも関わって、人間の価値につてい て改めて考える。 予習:授業全体の中で、曖昧な点、わかりにく かった点、再度確認しておきたい事柄を とり挙げ、明日質問できるようにしてお く。 |
【15】 | 総括:授業内容の補足、理解不十分な内容の説明。 | ・双方向性の講義、 ・質疑応答中心 | これまで学んだ内容で、到達目標に達しているか否かを各自確認して、専門性に結びつく基礎学力を確実なものとするよう努めること。 |
評価方法 |
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筆記試験、発表、レポ−ト、平常点等によって総合的に評価します。 |
教科書 |
谷田貝公昭・他監修『教育原理』(2016年出版)、一藝社 |
参考図書 |
備考 |
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授業では必ず予習・復習をしなければなりません。予習・復習についてはその都度指名し、発表・発言を求めます。 |