徳島文理大学 | Webシラバスシステム |
TOP | 戻る | |
徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 85138 | 担当教員名 | 松本 新功 | 単位 | 2単位 |
---|
科目群 | 一般 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 2年,編入3年 |
---|
授業概要 |
---|
私たちの身のまわりにある物質は例外なく原子・分子で構成されており,その原子・分子の特性を取り扱う化学の知識を知っておく事は,非常に有益である.この講義では原子構造の説明に重きを置きつつ,化学の土台となる基礎知識を概説する. |
到達目標 |
(1) 古典論的な原子モデルを説明することができる. (2) 原子核に関する基礎的な知識と応用例を説明することができる. (3) 量子論的な電子軌道の概略を理解し説明することができる. (4) 原子中の電子遷移について説明することができる. (5) 元素の周期表について説明することができる. (6) 原子の結合について説明することができる. (7) アカデミックライティングを意識した文章を作成することができる. |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
---|---|---|---|
【1】 | 化学とは? | ・講義 ・演習 | 【予習】化学とは,結局何について学ぶ学問なのでしょう?考えておいてください. |
【2】 | 古典論的な原子モデルの構造 | ・講義 ・演習 | 【予習】高校化学の教科書(もしくは同程度の参考書)の原子構造に関する部分を読んでおいてください. 【復習】ノートを読み直しておいてください. |
【3】 | トムソン,長岡,ラザフォードの原子モデル | ・講義 ・演習 | 【予習】前回取り上げた原子構造を人類が発見するまで,どのような歴史があったのでしょうか?調べておいてください. 【復習】ノートを読み直して,「理解」するようにしてください.わからない部分は質問に来ること. |
【4】 | 演習(アカデミックライティングについて) | ・講義 ・演習 | 【提出課題】講義中に課したレポート課題を時間内にできなかった場合,翌週までに仕上げてくること. |
【5】 | 原子核 | ・講義 ・演習 | 【予習】原子核はどのような構成をしているのでしょう?調べておいてください. 【復習】ノートを読み直しておいてください. |
【6】 | 原子核の崩壊と放射線 | ・講義 ・演習 | 【予習】放射線とは何なのでしょう?調べておいてください. 【復習】ノートを読み直しておいてください. |
【7】 | 核分裂 | ・講義 ・演習 | 【予習】原発の原理はどのようなものでしょうか?調べておいてください. 【復習】ノートを読み直しておいてください. |
【8】 | 核融合 | ・講義 ・演習 | 【予習】原子核同士を融合させることはできるのでしょうか?調べておいてください. 【復習】ノートを読み直しておいてください. |
【9】 | 量子力学 | ・講義 ・演習 | 【復習】ノートを読み直し,わからない場合は必ず質問に来てください. |
【10】 | 量子数 | ・講義 ・演習 | 【復習】ノートを読み直し,わからない場合は必ず質問に来てください. |
【11】 | 原子内での電子軌道と電子殻 | ・講義 ・演習 | 【復習】ノートを読み直し,わからない場合は必ず質問に来てください. 【提出課題】レポート課題を出します.講義の最終回までに書いて提出してください.わからない部分は必ず質問に来ること. |
【12】 | 電子の遷移とイオン化 | ・講義 ・演習 | 【予習】原子中で,電子はどのように動いているのでしょうか?調べておいてください. 【復習】ノートを読み直し,わからない場合は必ず質問に来てください. |
【13】 | イオン化エネルギーと電気陰性度 | ・講義 ・演習 | 【予習】どのような時,原子はイオン化しやすくなるのでしょう?考えておいてください. 【復習】ノートを読み直し,わからない場合は必ず質問に来てください. |
【14】 | 元素の周期律表 | ・講義 ・演習 | 【予習】様々な種類の原子を一つの表にまとめたい場合,どんなまとめ方があるでしょうか?考えておいてください. 【復習】ノートを読み直しておいてください. |
【15】 | 原子の結合と分子 | ・講義 ・演習 | 【復習】ノートを読み直しておいてください. |
評価方法 |
---|
平常点、提出物、期末試験を総合して評価.割合は1:2:7程度である(状況に応じて,調整する可能性があります). |
教科書 |
特になし(若干の配布プリントの他は,全て板書です) |
参考図書 |
ニュートン別冊 「みるみる理解できる量子論」 ニュートンプレス |
備考 |
---|
○本講義では,計算を極力抑えて,皆さんに講義内容を文章で説明していただくスタイルを取ります.その関係上,4回目の講義をレポートの書き方をテーマにした演習講義とします.その後2回程度,皆さんにレポートを提出して頂き,可能な限り私が添削をして皆さんにお返しする予定です. ○オフィスアワー:金曜4講時(予定) |