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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 85542 | 担当教員名 | 平田 雅男 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 一般 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 1年 |
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授業概要 |
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人類の文化において「美術」の果たす役割を解き明かし、パワーポイントによる名画画像鑑賞を通じ日本文化と比較しながら文化人類学的、歴史的、比較宗教的見地から異文化への理解を深める |
到達目標 |
①キャンバスライフにおいて、実社会に出た時に役立つ幅広い教養と知識、智慧を学び取ってもらうことを目標とする ②講義中の受講態度、受け答え、動作など ③授業で学んだことで興味や関心を持ったことなどにつき、レポートを提出させ特にその文章表現で表現能力を推し量る ④講義中に質問を出し、その返答内容で思考力、判断力を推し量った上で、次のステップで向上するよう務める |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | オリエンテーション/前期講義内容の概説 美術とは何か、鑑賞に おける心構え、ヒエラルキー、アトリビュート等 質疑応答他 | 講義とパワーポイント投影にて解説する 事前準備資料を配付 | 前期講義の内容や大まかな流れを把握してもらう |
【2】 | 美術の誕生と人間との関わり -美術作品の中にに観る古代人から 現代人の生き様- | 講義とパワーポイント投影にて解説する | 人類と美術の関連性を復習し理解してもらう |
【3】 | 美術と宗教との関わり -宗教画の中に観る生老病死の世界- | 講義とパワーポイント投影にて解説 | 宗教が美術に及ぼした影響や果たした役割を理解してもらう |
【4】 | レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロ | 講義とパワーポイント投影にて解説 | ルネサンス2代巨匠の生き様を学んでもらう |
【5】 | 農民画家ミレーとゴッホの世界 | 講義とパワーポイント投影にて解説 | 働く農民を共通して描いた巨匠の思想を学んでもらう |
【6】 | 日本と西洋に生まれた格言を読み解こう | 講義とパワーポイント投影にて解説 | 人生哲学の凝縮した諺から画家たちの人生観を学んでもらう |
【7】 | 印象派の有名絵画を鑑賞しよう | 講義とパワーポイント投影にて解説 | マネ、モネ、ルノアール、スーラなどを知ってもらう |
【8】 | スペイン代表画家エル・グレコとゴヤの世界 | 講義とパワーポイント投影にて解説 | 宗教画家と宮廷画家の生き様を比較し理解してもらう |
【9】 | 「環境展示」という特殊な展示法 教会、礼拝堂、墓、大睡蓮等 | 講義とパワーポイント投影にて解説 | 従来にない展示法で掲示された作品の意味を学んでもらう |
【10】 | 絵画の中の「戦争と平和」 | 講義とパワーポイント投影にて解説 | 平和な現在の日本人に戦争と平和を考え直してもらう |
【11】 | ポンペイ遺跡と映画「テルマエ・ロマエ」から | 講義とパワーポイント投影にて解説 | 映画にもなった古代ローマ人の生き様を知ってもらう |
【12】 | フェルメールのお話しあれこれ | 講義とパワーポイント投影にて解説 | 光と影のコントラストの美術表現を知ってもらう |
【13】 | 現代絵画を読み解こう | 講義とパワーポイント投影にて解説 | 理解しづらい20世紀絵画の特徴をつかんでもらう |
【14】 | 20世紀最大の巨匠ピカソってどんな人? | 講義とパワーポイント投影にて解説 | 難解なピカソ芸術を理解してもらう |
【15】 | 最終講義に贈ることば | 講義とパワーポイント投影にて解説 | 総復習を兼ねて偉人や先人の遺した これからの人生に役立つ格言や諺を学ぶ |
評価方法 |
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1.受講態度(10%) 2.講義中、理解度を量るために随時発した質問への回答の内容(10%) 3.関心を持った画家3名に関するレポートを提出させ、その採点結果(30%) 4.前期授業終了後に実施する筆記試験(50%) |
教科書 |
「大塚国際美術館100選図録」有光出版 |
参考図書 |
なし |
備考 |
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事前に資料(レジュメ)を作成し、講義前に配付する 質問への回答は、授業終了後、1号館1階非常勤講師室にて行うこととする |