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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】保育実習指導Ⅱ

科目番号	85585	担当教員名	五反地　由紀子	単位	1単位

科目群	資格	必修・選択	必修	開講期	後期	対象年次	3年

授業概要
保育実習指導Ⅱは、保育実習後に実習を振り返り、学びや反省から自己の課題を明らかにすることから始めます。改めて、保育所の機能や保育士の役割・業務内容を再確認すると共に、記録や指導計画案の考え方や作成の仕方、保育実技や模擬保育を通しての具体的な保育実践力などの習得を目指します。
到達目標
①　知識(理解）：保育士の業務内容や職業倫理について、具体的な実践に結びつけて理解ができる。②　態度(関心・意欲）：実習の事後指導を通して実習の総括と自己評価を行い、保育に対する課題や認識を明確にすることが出来る。③　技能(表現）：実習や既習の教科の内容やその関連性を踏まえ、保育実践力を培うことができる。④　思考・判断：保育士の専門性と職業倫理について理解し、行動することが出来る。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	オリエンテーション　授業の進め方、評価について等を説明	講義・演習	保育実習を振り返り、発表準備をする。
【2】	実習の体験発表①　今後の学習課題の明確化	講義・演習	発表準備をする
【3】	実習の体験発表②	演習	体験発表を記録としてまとめる。
【4】	保育所の役割・機能の認識	講義・演習・ＤＶＤ視聴	配布資料を読んでおく。
【5】	保育所以外の子育て支援事業	見学	配布資料を読んでおく。
【6】	保育実技（壁面製作）	講義・演習	壁面製作に必要な材料を準備する。
【7】	保育実技（壁面製作）	講義・演習	環境の一部としての「壁面製作」を考える。
【8】	保育実技（子どもの遊びについて）	講義・演習	子どもの遊びについて調べリストを作る。
【9】	保育実技（保育に役立つ物作り）	講義・演習	年齢に適した遊びを考える。
【10】	保育実技（体験させたい遊び）	講義・演習	伝承したい遊びを考える。
【11】	絵本について学ぶ。	講義・演習	年齢に適した絵本を考える。
【12】	グループに分かれて模擬保育を行う①	講義・演習（模擬保育準備）	指導計画案を作成する。
【13】	グループに分かれて模擬保育を行う②	講義・演習	模擬保育の意見交換をする。
【14】	グループに分かれて模擬保育を行う③	講義・演習	模擬保育の反省・考察をする。
【15】	まとめ	講義・演習	「全国保育士会倫理綱領」を読んでおく。

評価方法
後期試験５０％、授業への取り組み姿勢(模擬保育や保育実技なども含む）４０％、提出物（ワークブックなど）１０％を総合的に評価します。
教科書
『教育・保育実習と実習指導』小田豊監修（光生館）『これだけは知っておきたい　分かる・書ける・使える保育の基本用語』長島和代編（わかば社）
参考図書
『幼保連携型認定子ども園教育・保育要領　幼稚園教育要領・保育所保育指針』(原本）『保育指針解説書』厚生労働省編

備考
オフィスアワー　４限　（９号館５階　研究室）