徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    心理療法演習��Psychotherapy Seminar��

科目番号13531担当教員名藤崎　ちえ子単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次4年
授業概要
・心理療法（内観療法、マインドフルネス，愛恩法、ブリーフセラピーなど）に関する基礎的な理論と実践的な知識を得、心理師としての倫理や基本的な態度を身につけるための演習を行う。
・原則として、心理職及び心理療法を必要とする職業（養護教諭含む）を目指す者を対象とした科目である。
・実習（内省・瞑想）が主なので、ある程度の内省力と忍耐力と集中力が必須となる。
・愛恩法では，継続的にホームワークを行ってきてもらい毎回レポートを提出してもらう。
到達目標
�／翰�療法に関する高度で活きた知識を身に付ける。（知識・理解）
�⊃翰�療法の場面で適切な臨床判断ができるようになる。（思考・判断）
��心理臨床家としての倫理やあるべき態度を体得する。（関心・意欲・態度）
�こ撞史，領�習を通し，臨床家にとっても他の職業人にとっても必要な、内省力と忍耐力と集中力と共感力を養う。（技能・表現）
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】合同オリエンテーション授業の紹介。これまでの心理療法の関連の資料を読んで予習。（3h)
【2】内観マインドフルネス　愛恩法１　基礎理論・内観１講義・演習　教科書講読予習：愛恩法の資料・教科書の読み込み。（1h）
復習：実技・レポート作成。（2h）
【3】内観マインドフルネス　愛恩法２　内観２講義・演習　教科書講読　CD視聴予習：愛恩法の資料・教科書の読み込み。（1h）
復習：実技・レポート作成。（2h）
【4】内観マインドフルネス　愛恩法３　内観３講義・演習　教科書講読予習：愛恩法の資料・教科書の読み込み。（1h）
復習：実技・レポート作成。（2h）
【5】内観マインドフルネス　愛恩法４　内観４・静観（マインドフルネスの応用）１講義・演習　予習：愛恩法の資料・教科書の読み込み。（1h）
復習：実技・レポート作成。（2h）
【6】内観マインドフルネス　愛恩法５　静観（マインドフルネスの応用）２講義・演習　資料講読予習予習：愛恩法の資料・教科書の読み込み。（1h）
復習：実技・レポート作成。（2h）
【7】内観マインドフルネス　愛恩法６　静観（マインドフルネスの応用）３講義・演習　資料講読予習：愛恩法の資料・教科書の読み込み。（1h）
復習：実技・レポート作成。（2h）
【8】内観マインドフルネス　愛恩法７　静観（マインドフルネスの応用）４講義・演習予予習：愛恩法の資料・教科書の読み込み。（1h）
復習：実技・レポート作成。（2h）
【9】ブリーフセラピー（１）その基礎的理論〜システム論や社会構築主義について学ぶ。講義，資料講読，質疑応答，演習予習：ブリーフセラピーの配付資料の読み込み（0.5h）
復習：ノートの整理，レポート作成⇒ブリーフセラピーの系譜を調べる。（1h）
【10】ブリーフセラピー（２）その技法〜「例外探し」の質問を練習する。講義，資料講読，質疑応答，ＤＶＤ視聴，演習予習：ブリーフセラピーの配付資料の読み込み（0.5h）
復習：ノートの整理，レポート作成⇒面接記録をまとめ，問題点を整理する。（1h）
【11】ブリーフセラピー（３）その技法〜「ミラクル・クエスチョン」を練習する。講義，資料講読，質疑応答，ＤＶＤ視聴，演習予習：ブリーフセラピーの配付資料の読み込み（0.5h）
復習：ノートの整理，レポート作成⇒面接記録をまとめ，問題点を整理する。（1h）
【12】ブリーフセラピー（４）その技法〜「スケーリング・クエスチョン」，「コーピング・クエスチョン」などを練習する。講義，資料講読，質疑応答，ＤＶＤ視聴，演習予習：ブリーフセラピーの配付資料の読み込み（0.5h）
復習：ノートの整理，レポート作成⇒面接記録をまとめ，問題点を整理する。（1h）
【13】ナラティブ・セラピー（１）その基礎的理論〜社会構築主義についての理解を深める。講義，資料講読，質疑応答，演習予習：ナラティブセラピーの配付資料の読み込み（0.5h）
復習：ノートの整理，レポート作成⇒ナラティブ・アプローチの考え方をまとめる。（1h）
【14】ナラティブ・セラピー（２）その技法〜「問題の外在化」を練習する。講義，資料講読，質疑応答，演習予習：ナラティブセラピーの配付資料の読み込み（0.5h）
復習：ノートの整理，レポート作成⇒面接記録をまとめ，問題点を整理する。（1h）
【15】ナラティブ・セラピー（３）その技法〜コラボレイティブ・アプローチを体験してみる。講義，資料講読，質疑応答，演習予習：ナラティブセラピーの配付資料の読み込み（0.5h）
復習：ノートの整理，レポート作成⇒面接記録をまとめ，問題点を整理する。（1h）
評価方法
・到達目標にあるように、職業人としての高い倫理観や正義感を求めるため、全員が毎回の演習記録をレポートし提出する。
・そのつど厳しく評価し、その平均点を最終評価とする。単なる出席状況や不適当な内容のレポート提出では単位認定はしない。
・実習において、真面目で忍耐強い態度が望まれ、評価対象に含まれる。
・平常点20％、レポート80％
教科書
藤崎ちえこ著「愛恩法」（ヒカルランド）（授業で必ず使用）
参考図書
適宜指示
備考
この演習は、教員が分担で担当する。
【２】〜【８】担当：藤崎ちえ子
【９】〜【15】担当：�盒狭�之


【オフィス・アワー】
月曜１０：００〜１１：００（藤崎研究室：9号館10階）
【臨床実務経験】
1998年〜2002年　病院臨床
2003年〜2017年　学校臨床
2003年〜2017年　心理相談所（国内外）
2017年〜現在　　大学内臨床心理相談室