徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    心理療法演習��Psychotherapy Seminar��

科目番号13536担当教員名藤崎　ちえ子単位1単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次3年
授業概要
・「心理療法」の講義で学んだ知識を踏まえ，カウンセリングの基礎をロールプレイにより体験的に理解させるほか，箱庭療法，リラクセーション法，自律訓練法等についての実習を行う。
・2人組以上のグループワークなので、協力的で積極的な態度が必須となる。
・必要に応じてホームワークを課す。
到達目標
�ヽ同藹�を通して心理療法についての活きた知識を得る。（知識・理解）
�⊃翰�療法の場面で初歩的な臨床判断ができるようになる。（思考・判断）
��カウンセリングへの関心を高め，その基本である傾聴の構えを身に付ける。（関心・意欲・態度）
�と�庭療法等の技法を学び，人の心の理解に向けて自らの感受性を高めるとともに，感じたことを説明できるようになる。（技能・表現）
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】合同オリエンテーション本授業の進め方，注意点，班分けなど。これまでの心理療法の関連の資料を読んで予習。（3h)
【2】箱庭づくり（１）箱庭の手続きの説明・箱庭制作／コラージュ製作各自で箱庭を作る。待っている間，コラージュを行うので，全員ノリ，ハサミ，絵（写真）の載った不要な雑誌（フリー雑誌やカタログでも可）1冊以上を持参。またカメラ（スマホ，携帯などでも可）持参を推奨する。予習：箱庭づくりについて配付資料の読み込み。（1h）
復習：レポート作成。(2h）
【3】箱庭づくり（２）箱庭制作とシェアリング／コラージュ製作とシェアリング各自で箱庭を作る。待っている間，コラージュを行うので，全員ノリ，ハサミ，絵（写真）の載った不要な雑誌（フリー雑誌やカタログでも可）1冊以上を持参。またカメラ（スマホ，携帯などでも可）持参を推奨する。予習：箱庭づくりについて配付資料の読み込み。（1h）
復習：レポート作成。(2h）
【4】箱庭づくり（３）箱庭制作とシェアリング／コラージュ製作とシェアリング各自で箱庭を作る。他のメンバーが作った箱庭をセラピストになったつもりで眺める。待っている間，コラージュを行うので，全員ノリ，ハサミ，絵（写真）の載った不要な雑誌（フリー雑誌やカタログでも可）1冊以上を持参。またカメラ（スマホ，携帯などでも可）持参を推奨する。予習：箱庭づくりについて配付資料の読み込み。（1h）
復習：レポート作成。(2h）
【5】箱庭づくり（４）箱庭制作とシェアリング／コラージュ製作とシェアリング各自で箱庭を作る。他のメンバーが作った箱庭をセラピストになったつもりで眺める。待っている間，コラージュを行うので，全員ノリ，ハサミ，絵（写真）の載った不要な雑誌（フリー雑誌やカタログでも可）1冊以上を持参。またカメラ（スマホ，携帯などでも可）持参を推奨する。予習：箱庭づくりについて配付資料の読み込み。（1h）
復習：レポート作成。(2h）
【6】箱庭の解釈（１）箱庭のDVDを視聴して，解釈を勉強する。ビデオ視聴。文献講読。予習：箱庭づくりについて配付資料の読み込み。（1h）
復習：レポート作成。(2h）
【7】箱庭の解釈（２）自分の作った箱庭の解釈を行う。文献講読。箱庭作品を解釈する。予習：箱庭づくりについて配付資料の読み込み。（1h）
復習：レポート作成。(2h）
【8】コラージュの解釈　自分の作ったコラージュ作品への解釈を行う。文献講読。コラージュを解釈する。予習：コラージュについて配付資料の読み込み。（1h）
復習：レポート作成。(2h）
【9】カウンセラーの基本的態度とスキル〜サイコセラピーを始める前の自己点検を行う。講義，質疑応答，実習予習：サイコセラピーについて配付資料の読み込み（1h）
復習：コミュニケーション分析の視点で日常会話を分析する。（1h）
【10】カウンセリングのロールプレイ�　Х皇圧史　舛Δ覆困�・あいづち，オウム返し，共感の言葉，効果的な質問などを練習する。講義，質疑応答，実習予習：傾聴技法について配付資料の読み込み（1h）
復習：傾聴技法を日常会話の中で実践し，会話の流れを検討する。（1h）
【11】カウンセリングのロールプレイ�◆Ю儷傍史　岨惻┻史，簣斥�的帰結，解釈，フィードバック，自己開示，情報提供，積極的要約などの技法を用いてみる。講義，質疑応答，実習予習：積極技法について配付資料の読み込み（1h）
復習：積極技法も含めて，援助的対話を実践する。（1h）
【12】リラクセーション法：能動的リラクセーションから受動的リラクセーションへ。講義，質疑応答，実習予習：リラクセーション法について配付資料の読み込み（1h）
復習：身体への感受性を高め，リラクセーションの練習を行う。（1h）
【13】自律訓練法〜腰掛け姿勢で標準練習を行い，受動的注意集中の状態を体験する。講義，質疑応答，実習予習：自律訓練法について配付資料の読み込み（1h）
復習：１日３回，自律訓練法を実施し，練習記録を作成する。（1h）
【14】イメージ療法〜「浮かんできたものを眺めてみる」といった受け身的な構えを体験するとともに，侵襲性の高い技法であることをよく認識する。講義，質疑応答，実習予習：イメージ療法について配付資料の読み込み（1h）
復習：イメージを用いた自律訓練法，または内的イメージに注目したイメージ療法を練習する。（1h）
【15】夢分析〜今までの夢の中に補償夢や逆補償夢がないか，振り返ってみる。講義，質疑応答，実習予習：夢分析について配付資料の読み込み（1h）
復習：夢記録をつけ，夢の自己分析を行う。（1h）
評価方法
・グループワークなので、協力的で協調的な態度も評価対象とする。
・平常点20％、レポート80％
・レポート点数は，箱庭80％、コラージュ20％の割合で採点します。
教科書
その都度プリント配布
参考図書
河合隼雄　箱庭療法入門　誠信書房
備考
教員は共同で担当
【２】〜【８】担当：藤崎ちえ子
【９】〜【15】担当：�盒狭�之

藤崎担当の授業は、箱庭療法の学習が主で、コラージュ療法の学習は補助的なものとする。

【オフィス・アワー】
月曜１０：００〜１１：００（藤崎研究室：9号館10階）
【臨床実務経験】
1998年〜2002年　病院臨床
2003年〜2017年　学校臨床
2003年〜2017年　心理相談所（国内外）
2017年〜現在　　大学内臨床心理相談室