![]() |
徳島文理大学 | Webシラバスシステム |
TOP | 戻る |
徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 13690 | 担当教員名 | 原田 耕太郎 | 単位 | 2単位 |
---|
科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 2年~ |
---|
授業概要 |
---|
文献及び視聴覚教材を用い、幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程について講義することにより、将来の教育実践の際の指導や援助に資する教育心理学の活きた知識を身につけさせる。 |
到達目標 |
心理学的な観点から、幼児、児童及び生徒の心身の発達を踏まえた学習を支える指導について総合的に学ぶ。 【知識】幼児、児童及び生徒の心身の発達の過程及び特徴を知り、その主体的な学習活動を支える動機づけ・集団づくり・学習評価の在り方について理解する。 【態度】特別な支援を必要とする幼児、児童及び生徒に対する教育に関心を向け、それに積極的に関与しようとする態度を養う。 【技能】様々な学習指導法の基礎となる考え方を理解し、幼児、児童及び生徒に対する指導や援助の仕方に自信を持つとともに、そうした働きかけの意義を自ら積極的に説明できるようになる。 【思考・判断】心理学的な見方を取り入れ、幼児、児童及び生徒の心の問題にどのように対処するかについて自らの考えを深める。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
---|---|---|---|
【1】 | オリエンテーション~教育心理学とは? | 講義(一斉講義) | 教育心理学を学ぶ意義を説明できるようになるよう自習する。(目安90分) |
【2】 | 子どもの発達①:遺伝と環境~人の発達における遺伝と環境についての学説を知る。 | 講義(一斉講義) | 発達の過程や学説と人間観・教育観との関係について自分の見解を示すことができるよう自習する。(目安90分) |
【3】 | 子どもの発達②:発達段階と教育~「レディネスに合わせた学習」から「レディネスを先取りする学習」への変遷について学ぶ。 | 講義(一斉講義) | 発達の過程や学説と人間観・教育観との関係について自分の見解を示すよう自習する。(目安90分) |
【4】 | 記憶~感覚記憶、短期記憶、長期記憶等を学ぶ。 | 講義(一斉講義) | 記憶過程の理解と、それを教育場面へ応用するうえでのアイデアを持つことができるよう自習する。(目安90分) |
【5】 | 学習・思考~学習や思考・言語に関する心理学的研究について学ぶ。 | 講義(一斉講義) | 学習や思考に関する基本的事項の理解と教育場面への応用についてアイデアを持つことができるよう自習する。(目安90分) |
【6】 | 動機づけ~期待━価値モデル、内的━外的統制、原因帰属、内発的動機づけ等を学ぶ。 | 講義(一斉講義) | 動機づけに関する基本的事項の理解と教育場面への応用についてアイデアを持つことができるよう自習する。(目安90分) |
【7】 | 学習指導法①~発見学習と受容学習について学ぶ。 | 講義(一斉講義) | 学習指導法の基本的な理解を深めるよう自習する。(目安90分) |
【8】 | 学習指導法②~クロンバックの適性処遇交互作用の考え方を学ぶ。 | 講義(一斉講義) | 学習指導における個性への配慮と実践について理解を深めるよう自習する。(目安90分) |
【9】 | 教育評価~絶対評価、相対評価、個人内評価等の違いを学ぶ。 | 講義(一斉講義) | 教育評価に関する基本的事項の理解を深めるよう自習する。(目安90分) |
【10】 | 学級社会~教師━生徒関係、学級雰囲気、生徒間の関係等について学ぶ。 | 講義(一斉講義) | 学級社会と学校への適応の関係について自分の見解を示すことができるよう自習する。(目安90分) |
【11】 | 子どもに対する指導①:カウンセリング~クライアント中心療法、認知行動療法等について学ぶ。 | 講義(一斉講義) | カウンセリングの基本的J校について理解を深めるよう自習する。(目安90分) |
【12】 | 子どもに対する指導②:進路指導~指導の体制と実態を学ぶ。 | 講義(一斉講義) | 進路指導の基本的事項と実践について理解を深めるよう自習する。(目安90分) |
【13】 | 障がいと教育①~主な発達障がいについて学ぶ。 | 講義(一斉講義) | 発達障がいに関する基本的事項の理解を深めるよう自習する。(目安90分) |
【14】 | 障がいと教育②~障がいのある子どもへの支援について学ぶ。 | 講義(一斉講義) | 障がいを持つ子どもの「生きづらさ」への関心と支援のあり方に関する自分の見解を示すことができるよう自習する。(目安90分) |
【15】 | これまでの授業のまとめ | 講義(一斉講義) | 講義をふりかえり、教育活動の実践に活かすことができるよう自習する。(目安90分) |
評価方法 |
---|
試験(95%)と平常点(5%)で評価する。ただし、平常点において問題があると判断した場合は、試験の結果によらず不認定とする。 講評は、GoogleClassroomか授業評価アンケートのコメントに掲載する。 |
教科書 |
やさしい教育心理学 第5版 有斐閣 鎌原雅彦・竹綱誠一郎(著) ISBN 978-4-641-22146-8 |
参考図書 |
備考 |
---|
復習の際には、教科書とノートを照合し、講義内容を再度まとめ直すよう心がける必要がある。 オフィスアワー:火曜14:30~15:30 9号館10階研究室 実務経験:本学教職歴20年以上 |