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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 41708 | 担当教員名 | 山下 景子 | 単位 | 1単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 2年 |
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授業概要 |
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心理的な対人援助のためには、まず自分自身をよく知ることが重要である。本授業では、臨床心理学の授業をふまえ、自己評定方式の質問票等を各自が自分で実施し、自己を内省すると同時に、関連する人格理論や臨床心理学の知見を学習する。 |
到達目標 |
各演習を通じて、自己理解を深めるとともに、関連する人格理論や心理検査についての基礎知識を習得する。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | オリエンテーション カウンセラーの資質と自己研鑽 | 講義 演習 | 心理療法やカウンセリングに興味を持った動機について考える。 |
【2】 | 自分をみつめる:TST(20答法) | 講義 実習 | SCTについて調べる。TSTの応用を実施する。 |
【3】 | 心の構造と性格:力動的心理学の人格理解 | 講義 実習 | 力動的観点から自己分析する。 |
【4】 | 現実の自己と理想の自己:自己評価尺度 | 講義 実習 | 他者からの評価を実施してもらい、3つの視点から考察する。 |
【5】 | 自分をつかむ:自我同一性 | 講義 実習 | E.H.エリクソンの自我同一性の概念について調べる。 |
【6】 | 性役割と性格:性同一性 | 講義 実習 | ジェンダーという用語・概念について調べる。 |
【7】 | 自分をいかす:自己実現尺度 | 講義 実習 | 臨床心理学の中で用いられる自己概念についてまとめる。 |
【8】 | 対人関係をふりかえる:対人地図 | 講義 実習 | 過去・現在・未来の対人関係を振り返る |
【9】 | 家族関係をふりかえる:家族図と家族機能尺度 | 講義 実習 | 家族から話を聞き、より広い視点から家族について考察する |
【10】 | 対人態度を知る:基本的対人態度 | 講義 実習 | 精神分析学の中の人間関係学派について調べる |
【11】 | 対人不安と対人恐怖症:対人不安尺度、対人恐怖心性 | 講義 実習 | 対人恐怖症、その治療法などについて調べる |
【12】 | 対人関係能力:ソーシャル・スキルとSST | 講義 実習 | 不得手なソーシャルスキルにチャレンジする |
【13】 | ストレスとストレスコーピイング:ストレス尺度、ストレス性格 | 講義 実習 | ストレスコーピングの新しい方法を試みる |
【14】 | 幼少期を振り返る | 講義 実習 | 家族から話を聞き、幼少期を再構成する |
【15】 | ライフサイクルを考える | 講義 実習 | 両親など身近な人のライフサイクルを考える |
評価方法 |
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レポートおよび平常点 |
教科書 |
新・自分探しの心理学ー自己理解ワークブック 川瀬正裕・松本真理子編 ナカニシヤ出版 |
参考図書 |
備考 |
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