徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    ジェンダー論

科目番号54714担当教員名酒井 ツギ子単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次2年・編入4年
授業概要
【授業概要】 女性・男性の生物的性差に対し、ジェンダーとは社会的、文化的性差を意味する言葉です。本講義では自分自身の資質や個性に基づいて生きる生き方、あり方を歴史的、文化的、社会的側面から考察し、自分らしく生きるとはどのようなことかを、さまざまな課題を見つめながら探求して行く。
【到達目標】男女間の歴史的に形成されてきた差別意識を是正し、両性の望ましいあり方を体現できるよな、価値観の形成を目標とする。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション/ジェンダーとは。<男らしさ><女らしさ>再考  
【2】わが国固有のジェンダーの歴史、文化的背景の考察  
【3】ジェンダーを巡るさまざまな問題への国連の動きと、平等へ向けての国際的取組み  
【4】男女共同参画社会と法の整備  
【5】ジェンダー・フリーと論争  
【6】ジェンダーと結婚  
【7】ジェンダーと家族:<固定的役割分担>から新しい家族の役割  
【8】ジェンダーと抑圧:セクシャルハラスメント、ドメスティック・ヴァイオレンス  
【9】ジェンダーとライフサイクル:自立した生  
【10】ジェンダーと労働問題:労働形態・労働環境等など  
【11】ジェンダーとエンパワーメント:内的・外的エンパワーメントへのチャレンジ  
【12】ジェンダーと自己実現の事例研究(1)歴史、文学などの事例から。学生のプレゼンテーション  
【13】ジェンダーと自己実現の事例研究(2)同上。学生のプレゼンテーション  
【14】21世紀のジェンダー論構築;ディスカッション  
【15】総括:他者と共に自分らしく生きるとは  
評価方法
レポートとディスカッションへの参加。出席状況を重視する。
教科書
日本ジェンダー学会編『ジェンダーを学ぶ人のために』世界思想社。
参考図書
鎌田とし子(ほか)編『ジェンダー』東京大学出版会。江原由美子(ほか)著『ジェンダーの社会学 女たち/男たちの世界』新曜社。女性問題研修プログラム開発報告書『ジェンダー フリーな教育のために』東京女性財団
備考