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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】看護学Ⅰ

科目番号	54847	担当教員名	貴志　知惠子	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	前期	対象年次	２年、編入３年

授業概要
【授業概要】本授業では、様々な健康レベルにある人の理解と援助のために「健康とは」「看護とは」「人間とは」等、養護教諭に必要な看護の能力が学べるよう、看護概論と援助技術について簡潔に述べる。さらに、学校現場で役立つ看護の知識と技術について、養護教諭に必要な基礎的な看護の知識や看護技術に関する種々の概念を学習する。
到達目標
【到達目標】看護の知識や看護技術によって、心身の健康状態を判断し、的確な救急処置の能力や看護能力を発揮することができる。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	看護と健康看護とは、健康とは、健康のレベルからみた看護	講義個人活動　グループ活動全体活動	健康の定義や考え方について様々な側面から述べてみよう
【2】	ライフサイクルと看護新生児・幼児期と看護、学童期と看護、思春期（青年期）と看護、母性と看護	講義個人活動　グループ活動全体活動	学童期や思春期（青年期）の特徴や健康上の問題についてまとめよう
【3】	看護理論と看護過程看護過程の構成要素（アセスメント・計画立案・実施・評価）	講義個人活動　グループ活動全体活動	看護過程の構成要素をあげ、それぞれの看護活動を整理しよう
【4】	看護の実施（日常生活行動の援助活動）身体的援助、心理的援助、教育活動、環境の調整、社会的支援の活用、記録と報告	講義個人活動　グループ活動全体活動	日常生活行動の援助活動についてまとめよう
【5】	看護の基礎としての必要な技術1 コミュニケーションとは、コニュニケーション過程、コミュニケーション技術を高めるために	講義グループ活動	フィジカルアセスメントの5つの技法について整理し、実際の方法を習得しよう
【6】	看護の基礎としての必要な技術2 観察の目的、観察の方法、フィジカルアセスメント、バイタルサイン、身体各部の測定	講義実習	フィジカルアセスメントやバイタルサインのチェックについて習得する
【7】	看護の基礎としての必要な技術3 感染症の予防と処置、感染源の除去、感染経路の遮断、個体の抵抗力の増強	講義実習	感染源の除去や遮断について習得する
【8】	生活環境の調整と援助技術生活環境の調整、援助技術（ベッドメーキング・シーツ交換・衣服の着脱）	講義実習	ベッドメーキング・シーツ交換・衣服の着脱等について習得する
【9】	身体的ニードの充足と援助技術１安楽な体位の保持、体位変換、移動の援助、食事の援助、排泄の援助、睡眠の援助、清潔に対するニードの充足と援助技術	講義実習	安楽な体位の保持、体位変換、移動の援助等について習得する
【10】	身体的ニードの充足と援助技術2 安楽な呼吸のための援助、その他の援助（与薬、罨法、包帯法）	講義実習	与薬、罨法、包帯法について習得する
【11】	心理的ニードの充足と援助技術心のケアが必要な状態、心のケアの方法	講義グループ活動	心のケアの方法について事例について援助計画をたてる
【12】	急性期の症状を訴える人に対する看護技術1 発熱、腹痛、頭痛の発生機序と学校での対応	講義実習	発熱、腹痛、頭痛への対応について習得する
【13】	急性期の症状を訴える人に対する看護技術2 嘔気（悪心）･嘔吐、呼吸困難、痙攣の発生機序と学校での対応	講義実習	嘔気（悪心）･嘔吐、呼吸困難、痙攣への対応について習得する
【14】	慢性期の疾患を持った人に対する看護技術1 気管支喘息、アレルギー性皮膚炎、先天性心疾患	講義グループ活動	気管支喘息、アレルギー性皮膚炎、先天性心疾患の子どもへの支援計画を作成する
【15】	慢性期の疾患を持った人に対する看護技術2 糖尿病、腎臓病、てんかん	講義グループ活動	糖尿病、腎臓病、てんかんの子どもへの支援計画を作成する

評価方法
試験・課題レポート・グループワーク参加態度
教科書
最新看護学ー学校で役立つ看護技術　　東山書房　　中桐佐智子、他編著　　　　2415円
参考図書
授業の中で紹介

備考
ノートと付箋紙（縦100㎜、横70㎜）を準備すること