徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    パーソナリティ障害論

科目番号54935担当教員名島　治伸単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次３年・編入３年
授業概要
　人には「性格」や｢人格｣と呼ばれる「他者から区別される精神的な個性」がある。これらの形成には広義の遺伝的な要因と環境からの要因があるが、その形成過程・発達過程においてさまざまな障害や偏りが生じることがある。そしてその結果として、個人と個人・個人と社会との関係において、様々な問題や不可思議な事件を生み出すことも多い。
　本講では、これらについて概説するともにその対応についても考えていくこととする。
到達目標
　本講では、パーソナリティ障害(人格障害)の視点から個の関係性や社会を捉えることと、社会や社会構造の視点からパーソナリティ障害（人格障害)を捉えられることを目標とする。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】ガイダンス・パーソナリティ障害の捉え方講義方式指定図書を読んでまとめる
【2】パーソナリティ障害とは何か�　平由覆旅渋い亡悗垢觸�理論）講義方式指定図書を読んでまとめる
【3】パーソナリティ障害とは何か�◆平由覆糧�達と障害の要因について）講義方式指定図書を読んでまとめる
【4】行動や心の動きの正常と異常の概念（精神障害とパーソナリティ障害）講義方式指定図書を読んでまとめる
【5】シゾイドパーソナリティ障害講義方式指定図書を読んでまとめる
【6】失調型パーソナリティ障害、妄想性パーソナリティ障害講義方式指定図書を読んでまとめる
【7】境界性パーソナリティ障害講義方式指定図書を読んでまとめる
【8】自己愛性パーソナリティ障害、演技性パーソナリティ障害講義方式指定図書を読んでまとめる
【9】反社会性パーソナリティ障害講義方式指定図書を読んでまとめる
【10】回避性パーソナリティ障害、強迫性パーソナリティ障害講義方式指定図書を読んでまとめる
【11】依存性パーソナリティ障害講義方式指定図書を読んでまとめる
【12】パーソナリティ障害と広汎性発達障害講義方式指定図書を読んでまとめる
【13】パーソナリティ障害と社会的不適応講義方式指定図書を読んでまとめる
【14】依存と家族病理、パーソナリティ障害への一般的対応講義方式指定図書を読んでまとめる
【15】解離性同一性障害、憑依現象(憑きもの)講義方式指定図書を読んでまとめる
評価方法
毎月、複数冊の指定図書を読んでレポートの提出を求める。評価の基準は第１回目の講義にて文書で配布。
教科書
指定しない。講義資料を配付します。
参考図書
適宜指示
備考
　前期を通じて４〜８冊程度の書籍を読まなければなりません。そして、講義の内容と読んだ書籍に基づいたレポート（読書感想文ではない）を提出してもらいます。
　このレポートが評価の対象になりますので、講義を聴くだけ（出席するだけ）では単位は取れません。また、期末テストを行いませんので追試・再試はありません。