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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 12614 | 担当教員名 | 池原 敏孝 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 1年 |
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| 授業概要 |
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| 研究・実験を行うとき、多くの文献や専門書を読むあるいは書いたりする場合には最低限必要な知識がある。この講義では、特に生理学あるいは細胞生理学分野の範囲内で、基本的な知識や、実験手法等を紹介するため下記に計画した。いくつかの講義では演習（式の導入、演算等）を行うものがあり、次週の講義の際には一部応用問題の解答を口頭あるいはボード上に誘導することになる。講義をしっかり聞いて、これらの知識を今後の研究に役立ててもらう。 |
| 到達目標 |
| 研究者として必要な、基本的な知識・態度・技能・思考等が以下に計画した講義をうけることにより会得できる。 [知能]細胞内外の器官や小器官の名称、生理学的機能や実験方法等に関する多くの知識を得ることが出来る。 [態度]最近の研究の紹介から研究に対するノウハウ、目の付け所等から、興味を持ちかつ研究に対する関心や意欲を持つことが出来る。 [技能]講義だけでなく実習を行うことにより、より正確に各種測定等の技能をもつことが出来る。 [思考]実験の方法の考案、測定の解析などにより、正しい真実を見出す力を養うことが出来る。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 授業の概略の説明 | 少人数講義 質疑応答 | 各学生のテーマ等や研究について、その概略について話せるように考えてくる。（60分）。 |
| 【2】 | 細胞内小器官の蛍光染色法の紹介 ミトコンドリア、小胞体、核等 | 少人数講義 質疑応答、 | 細胞免疫染色法について調べておく（３０分）。 今日の授業の要点をノートにしておく（３０分）。 |
| 【3】 | 細胞内イオン濃度などの定量法の紹介 Ca2+, K+, Na+, Mg2+, 膜電位等 | 少人数講義 質疑応答、 | 蛍光色素を用いたイオン濃度定量法について調べておく（３０分）。今日の授業の要点をノートにしておく（３０分）。 |
| 【4】 | 細胞内タンパク質の蛍光染色法の紹介 アクチン、微小管等 | 少人数講義 質疑応答 | 細胞免疫染色法について調べておく（３０分）。今日の授業の要点をノートにしておく（３０分）。 |
| 【5】 | 細胞内TCAサイクル、解糖系、電子伝達系 | 少人数講義 質疑応答、 | 細胞内エネルギー代謝について調べておく（３０分）。。今日の授業の要点をノートにしておく（３０分）。 |
| 【6】 | 膜電位の考え方(1) イオンが関与する基本的な概念等 | 少人数講義 質疑応答、 | 膜電位について基礎的なことを調べておく（３０分）。。今日の授業の要点をノートにしておく（３０分）。 |
| 【7】 | 膜電位の考え方(2) 筋肉や神経細胞での電位変化等 | 少人数講義 質疑応答、 | 膜電位について調べておく（３０分）。。今日の授業の要点をノートにしておく（３０分）。 |
| 【8】 | 酵素速度論的解析法 enzyme kinetics（１）ミカエリスーメンテンの式 | 少人数講義 質疑応答、 | ミカエリスーメンテンの式について調べておく。今日の授業の要点をノートにしておく（３０分）。 |
| 【9】 | 酵素速度論的解析法 enzyme kinetics（２）競合阻害剤の作用 | 少人数講義 質疑応答、 | 競合阻害剤の作用について調べておく（３０分）。。 今日の授業の要点をノートにしておく（３０分）。 |
| 【10】 | 酵素速度論的解析法 enzyme kinetics（３）不競合阻害剤の作用 | 少人数講義 質疑応答、 | 不競合阻害剤の作用について調べておく（３０分）。。 今日の授業の要点をノートにしておく |
| 【11】 | 酵素速度論的解析法 enzyme kinetics（４）非競合阻害剤の作用 | 少人数講義 質疑応答、 | 非競合阻害剤の作用について調べておく（３０分）。。 今日の授業の要点をノートにしておく（３０分）。 |
| 【12】 | 酵素速度論的解析法 enzyme kinetics まとめ | 少人数講義 質疑応答、 | 酵素速度論的解析法 について、宿題を出すので、講義中に発表する（３０分）。このための勉強をしておく（３０分）。 |
| 【13】 | スキャチャードプロット等 | 少人数講義 質疑応答、 | スキャチャードプロットについて調べておく（３０分）。。 今日の授業の要点をノートにしておく（３０分）。 |
| 【14】 | ヒル（Hill）プロット等 | 少人数講義 質疑応答、 | ヒル（Hill）プロットについて調べておく（３０分）。 今日の授業の要点をノートにしておく（３０分）。 |
| 【15】 | 各種プロットを用いた文献紹介(1) | 少人数講義 質疑応答、 | 論文の要旨をノートにする（60分）。 |
| 評価方法 |
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| 試問に対する答え方（30％）、測定データを用いてその真理とする内容の把握力（30％）、他の解析への応用力（30％）、講義態度（10％）で総合評価を行う。 |
| 教科書 |
| 特になし |
| 参考図書 |
| 一般生理学入門 星 猛他編著 Fundamentals of Enzyme Kinetics Athel Cornish-Bowden著 Butterworths IN Forcus, Enzyme Kinetics D. Rickwood 編著 IRL PRESS Outline Studies in Biology, Enzyme kinetics Paul C. Engel著等 |
| 備考 |
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| オフィースアワー毎週月曜日４時間目（14：40から16：10）池原研究室11101号室 実務経験なし |