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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】食品機能学特別研究

科目番号	12539	担当教員名	増田　泰伸	単位	4単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	通年	対象年次	1年

授業概要
栄養学に関する研究を行うにあたり、問題発見、調査分析方法の検討・立案、調査分析の実際について修得する。この授業では、食品機能学のうち、主に慢性疾患の予防や改善作用に関する研究を行う。
到達目標
①知識：食品成分の構造や性質を理解し、それらの生体調節機能とその作用機序を説明できる。 ➁態度：文献検索から研究課題の発見ができる。 ③技能：先行研究や統計処理により実験方法を検討し、研究デザインの立案ができる。 ④思考・判断：研究実施と研究結果からの解析により、研究課題についてまとめと考察ができる。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	ガイダンス食品成分による慢性疾患の予防や改善に関する研究をテーマとし、各自で研究テーマと目標を決定	講義（一斉講義形式）およびディスカッション	予習：キーワードを抽出する。復習：キーワードをノートにまとめる。
【2】	課題の発見① 研究テーマに関する先行論文を検索し、各自の研究テーマの課題を整理する。	演習	予習：キーワード検索から、主要論文を収集する復習：課題ごとに整理する
【3】	課題の発見② 研究テーマに関する先行論文を検索し、各自の研究テーマの課題の優先度を決定する。	演習	予習：主要課題に関連する論文を収集する復習：課題の重要度を確認する。
【4】	研究デザインの作成① 各自の研究テーマの課題を整理し、課題解決のための研究デザインを検討する。	演習	予習：研究課題を整理する復習：研究デザインを推敲する。
【5】	研究デザインの作成② 各自の研究テーマの課題を整理し、課題解決のための研究デザインを決定する。	演習	予習：研究デザインを整理する復習：研究デザインを決定する。
【6】	実験開始のための準備作成された研究デザインより、実験のための準備	演習	予習：実験項目をリストアップする。復習：実験項目を整理する
【7】	実験の実施① 研究デザインに基づき、実験を実施（食品成分の抽出）	実験、ディスカッション	予習：実験のプロトコルを作成する。復習：実験結果を整理し、分析する。
【8】	実験の実施② 研究デザインに基づき、実験を実施（食品成分の機能性の評価）	実験、ディスカッション	予習：実験のプロトコルを作成する。復習：実験結果を整理し、分析する。
【9】	実験・調査の実施③ 研究デザインに基づき、実験を実施 (食品成分の同定：HPLC分析）	実験、ディスカッション	予習：実験のプロトコルを作成する。復習：実験結果を整理し、分析する。
【10】	実験・調査の実施④ 研究デザインに基づき、実験を実施 (食品成分の同定：質量分析）	実験、ディスカッション	予習：実験のプロトコルを作成する。復習：実験結果を整理し、分析する。
【11】	実験・調査の実施⑤ 研究デザインに基づき、実験を実施（食品成分の定量）	演習、ディスカッション	予習：実験のプロトコルを作成する。復習：実験結果を整理し、分析する。
【12】	実験・調査の実施⑥ 研究デザインに基づき、実験を実施（食品成分の摂食実験）	演習、ディスカッション	予習：実験のプロトコルを作成する。復習：実験結果を整理し、分析する。
【13】	実験・調査の実施⑦ 研究デザインに基づき、実験を実施（食品成分の機能性の評価 in vivo)	演習、ディスカッション	予習：実験のプロトコルを作成する。復習：実験結果を整理し、分析する。
【14】	実験・調査の実施⑧ 研究デザインに基づき、実験を実施 (食品成分の機能性の検証）	演習、ディスカッション	予習：実験のプロトコルを作成する。復習：実験結果を整理し、分析する。
【15】	まとめ実験・調査結果のまとめおよび考察をプレゼンテーション形式にて発表	発表	予習：プレゼンテーションの準備をする復習：発表後の意見をまとめて整理する

評価方法
取り組み（80%）、授業態度（20%）取り組みに対する講評は、授業中に行います。
教科書
特になし
参考図書
特になし

備考
オフィスアワー：火曜日16：40～18：00　研究室（1号館11階）実務経験：昭和６３年４月から令和５年３月　食品会社勤務(キユーピー株式会社)　研究開発