徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    哲学的人間学

科目番号33465担当教員名松村 晴路単位4単位
科目群専門必修・選択選択開講期通年 対象年次1
授業概要
(授業目的・方針 等)
ギリシャ哲学以来,人間は「幸福論」を求めて人間論を思考して来た。その基本は
「家族幸福論」にある。それを視点において,現代家族(家庭)生活における今日的諸
問題について,さらに研究していく。上述のさまざまな家族問題を研究しつつ,その
上に「課題研究」を設定して,その変遷史と21世紀の家族問題を研究する。とくに,
世界各国の家族問題と比較研究を行う。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】大家族から小家族(核家族)への要因について(その一)  
【2】戦前の社会構造・経済構造と戦後の構造の変革,生活様式の変化,家族意識の変化な ど(その二)  
【3】家族・家庭機能の縮少・崩壊・喪失現象(その一)  
【4】戦前の家族機能の分析,外国の家族機能,その学説(その二)  
【5】婚姻意識の変化(その一)未婚化と晩婚化時代  
【6】同棲・内縁・私通等の増加と実態とその理由(その二)  
【7】離婚の増加現象の背景(その一)  
【8】バツイチから「バツ2」の時代への実態と原因(その二)  
【9】親権(親子論)の今日的課題(その一)  
【10】家庭教育と学校教育の意味と子ども論(人権)について(その二)  
【11】家族扶養の現代的意義(その一)  
【12】私的扶養と公的扶養の関係。社会保障制度と家族論(その二)  
【13】家族の中の財産,相続に関する今日的課題(その一)  
【14】配偶者相続権,非摘出子の相続権,高齢者シングル時代の生活権(その二)  
【15】21Cの家族問題でまとめる  
【16】わが国の家族史の変遷を考察する(その一)  
【17】わが国の家族史の変遷を考察する(その二)  
【18】アメリカの家族関係について考察する(その一)  
【19】アメリカの家族関係について考察する(その二)  
【20】ドイツの家族関係について考察する(その一)  
【21】ドイツの家族関係について考察する(その二)  
【22】フランスの家族関係について考察する(その一)  
【23】フランスの家族関係について考察する(その二)  
【24】イギリスの家族関係について考察する(その一)  
【25】イギリスの家族関係について考察する(その二)  
【26】韓国の家族関係について考察する(その一)  
【27】韓国の家族関係について考察する(その二)  
【28】中国の家族関係について考察する(その一)  
【29】中国の家族関係について考察する(その二)  
【30】以上の如くヨコとタテの研究を通じて「課題研究」をしていく。備考.21世紀は「家族」の時代である。  
評価方法
文章(論文)方式で,受講者の家族論の確立を求める
教科書
後日,指示する
参考図書
備考