徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    児童教育方法論特論�� Ｃhildhood Ｅducation Ｍethodology�� (Ａdvanced Ｃourse)

科目番号12492担当教員名三橋　謙一郎単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1年
授業概要
　学級の中の「できる」子どもも「できない」子どもも、共に授業に参加し、授業の中で発言し、相互に関わり合うことによって、一人ひとりの学びを深めることができ、学力を保障することのできる授業づくりのあり方について、学級集団と授業過程との関係を中心に考察を進めさせていく。これらの基本的内容を習得させると共に、主体的な学習態度も身に付けさせる。
到達目標
�　效亮院ν�解】学級における三つの集団観、全員がやる気になる学級集団、学級集団づくりが授業をどう変えるか、主体形成の論理とは何か等について説明できる。�◆擺愎粥Π嬪漾朿惶蕕鼎�りと授業過程との関係に関心を高めると共に、何事に対しても意欲を持って取り組む姿勢・態度を身に付ける。��【技能・表現】学級習団づくりは人と人との関係学であることを踏まえ、コミュニケーションの重要性を自覚して、学習における発表力や文章表現力を高め、同時に課題解決力を養う。�ぁ併弭諭θ獣如帽佑┐襪海箸僚斗彑�がわかり、思考し、創造していく力を身に付け、同時に教育的価値判断ができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション：「児童教育方法論特論�供廚粒悗咾琉婬繊∈８紊亮�業のあり方、シラバス、評価方法、学習の仕方等を知る。講義【予習】シラバスを読んで授業の概要を知る｡(1H)
【復習】授業の学びの意義についてノートにまとめる。(1H）
【2】学級における三つの集団観講義、質議応答【予習】学級における三つの集団観について調べる｡(1H)
【復習】学級における三つの集団観の内実について考えをまとめる｡(1H）
【3】管理的集団＝能力主義的集団講義、質議応答【予習】管理的集団＝能力主義的集団について調べる｡(1H）
【復習】管理的集団＝能力主義的集団の内実について考えをまとめる｡(1H）
【4】適応的集団＝平均的民主主義講義、質議応答【予習】適応的集団＝平均的民主主義について調べる｡(1H)
【復習】適応的集団＝平均的民主主義の内実について考えをまとめる｡(1H)
【5】自治的集団=規律を創造する集団講義、質議応答【予習】自治的集団＝規律を創造する集団について調べる｡(1H)
【予習】自治的集団＝規律を創造する集団の内実について考えをまとめる｡(1H）
【6】学級をどうとらえるか（１）−「伝達」か「媒介」か−講義、質議応答【予習】学級づくりにおける「伝達」と「媒介」について調べる｡(1H)
【復習】学級づくりにおける「媒介」のもつ教育的意義について考えをまとめる｡(1H）
【7】学級をどうとらえるか（２）−「訓育」概念とは何か−講義、質議応答【予習】学級づくりにおける「訓育」概念「について調べる｡(1H)
【復習】学級における「訓育」概念の意義と役割について考えをまとめる｡(1H）
【8】全員の「やる気」と学級集団の指導（１）−「参加」と「出席」の違い−講義、質議応答【予習】授業における「参加｣と｢出席｣とは何かについて調べる｡(1H)
【復習】授業における「出席」と「参加」の違いについて考えをまとめる｡(1H）
【9】全員の「やる気」と学級集団の指導（２）−学級集団づくりの指導のあり方−講義、質議応答【予習】学級集団づくりにおける指導について調べる｡(1H)
【復習】学級習団づくりにおける指導のあり方について考えをまとめる｡(1H）
【10】学級集団づくりは授業をどう変えるか（１）ー訓育過程の論理−講義、質議応答【予習】学級習団づくりにおける訓育過程の論理について調べる｡(1H)
【復習】訓育過程の論理の側面から、学級集団づくりが授業を変えていく指導のあり方について考えをまとめる｡(1H）
【11】学級集団づくりは授業をどう変えるか（２）ー　授業過程の論理−講義、質議応答【予習】学級集団づくりにおける授業過程の論理について調べる｡(1H)
【復習】授業過程の論理の側面から、学級集団づくりが授業を変えていく指導のあり方について考えをまとめる｡(1H）
【12】学級集団づくりは授業をどう変えるか（３）−授業における集団づくりの可能性−講義、質議応答【予習】授業における集団づくりの可能性について調べる｡(1H)
【復習】学級集団づくりを授業における集団づくりに結びつけるための具体的な指導技術のあり方について考えをまとめる｡(1H）
【13】主体形成の論理とは何か（１）−主体とは何か−講義、質議応答【予習】授業における主体の概念について調べる｡(1H)
【復習】授業における主体形成の論理について、考えをまとめる｡(1H）
【14】主体形成の論理とは何か（２）−主体形成のための指導のあり方−講義、質議応答【予習】授業における主体形成のための指導について調べる｡(1H)
【復習】授業における主体形成のための具体的な指導技術のあり方について考えをまとめる｡(1H）
【15】総括：授業内容の補足、理解不十分な内容の説明、課題として配付した資料の解説等を聞く。講義【予習】全授業内容を確かめる。
【復習】全授業を終了してのまとめをする｡(1H）
評価方法
レポート(70%）、提出物（20%）、学習態度(10%）
定期試験・随時の試験に対する解答、レポートに対する解説・講評等を学生ポータルサイトの「授業のお知らせ」でフィードバックする。
教科書
プリント（授業資料）
参考図書
深澤広明・吉田成章編『いま求められる授業づくりの転換』渓水社、2016年。
阿部好策・小野擴男編『集団思考と学力形成』明治図書出版、2006年。
備考
�　撻�フィスアワー】：月曜日5時限（於：9号館10階三橋研究室）
�◆攫駄碍亳魁曄Ь赦�57年〜58年　広島大学附属小学校