徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    児童の表現活動演習�毅�(図画工作)Expressive Activties for Chirdren Seminar1A(Arts and Crafts)

科目番号12677担当教員名仁宇　暁子　単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次1年
授業概要
児童の造形活動(造形遊び)への興味関心，発想力や表現力を向上させるために求められる造形指導者としての技術向上を図る。実技指導の実際を，見慣れた自分の顔から人物や風景、自然形、心の中の形へと変容させながら，実技を通して感性を養い、表現する喜びや効果的な鑑賞の方法を学ぶ
到達目標
⑴図画工作全般の知識を身に付けることができる
⑵表現内容に対応できる知識や技術を身に付けようとすることができる
⑶創造的な表現力の習得を図ることができる
⑷指導者として子どもの心の把握と作品の批評や適切な鑑賞ができる
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション：　図画工作科の学習指導要領における目標を把握する講義・製作・鑑賞（討議）図画工作科の学習指導要領を確認する（目標及び内容） (1h)
【2】図画工作の教科書をもとに自画像を描く⑴：鉛筆、コンテにより自分の顔を表現する。コンテの特性(線，面)を生かした技法や表現の可能性を試みる講義・製作・鑑賞（討議）日常生活における図画工作及び美術の及ぼす影響をレポートする (1h)
【3】自画像を描く⑵：コンテによる自分の顔の部分の形を見直し、描くことと、消すこと、全体と部分の関係、地と図の等価性を意識する講義・製作・鑑賞（討議）描くだけでなく消すことと陰影の関係、コンテの特性をレポートにまとめる
課題を完成する (1h)
【4】風景スケッチ⑴：木を描く（鉛筆）講義・製作・鑑賞（討議）身近なものをスケッチしてくる (1h)
【5】風景スケッチ⑵：遠近感を考えて風景を描く（鉛筆）講義・製作・鑑賞（討議）子どもが自然に行っているデフォルメの意味を考える (1h)
【6】子どものデフォルメ作品を体験する講義・製作・鑑賞（討議）課題を完成する (1h)
【7】感性トレーニング⑴：音楽を絵で表す（聴覚から視覚化）クレパスと墨講義・制作・鑑賞（討議）課題を完成する (1h)
【8】感性トレーニング⑵：クレパスと水彩を最大限に生かし、五感を絵で表す講義・製作・鑑賞（討議）課題を完成する。クレパスとクレヨンの違いをレポートする (1h)
【9】教科書をもとにデッサンと水彩のかかわりを学ぶ講義・製作・鑑賞（討議）デッサンを意識した水彩画の課題を完成させる
(1h)
【10】水彩画の基礎を学ぶ（ウェティイング　ドライング）講義・製作・鑑賞（討議）水彩画の技法２つで作品を製作する　 (1h)
【11】自然物を描く⑴：花を題材にして表現することにより，五感を生かして花本来のもつ美しさや香りや柔らかさの表現を考える（水彩画）講義・製作・鑑賞（討議）課題を完成する　 (1h)
【12】自然物を描く⑵：（水彩画）講義・製作・鑑賞（討議）木炭、鉛筆、コンテの感触や画材の違いをレポートにまとめる (1h)
【13】鑑賞の方法を学ぶ講義・製作・鑑賞（討議）日本の名作と海外の名作1点ずつを鑑賞シートにまとめる　 (1h)
【14】紙の素材で立体を制作する講義・製作・鑑賞（討議）立体の面白さを研究する。また、はさみの種類や使い方、紙の切り方などを予習する　 (1h)
【15】まとめと鑑賞：さまざまな材料や画材の扱い方によって表現の幅が増えたことを実感する。後期の�毅造箸力�携についても理解する講義・討議15回分の記録写真とそれについてのまとめのレポートを書く (1h)
評価方法
平常点（意欲、関心）５０％，作品提出状況および作品の内容（発想、技術、道具の扱い、完成度など）５０％等による総合的に評価を行います。
※実技試験などの説明や解答などについては授業のお知らせで伝えます。
教科書
「小学校学習指導要領」「アートのスイッチが入る感性トレーニング」
参考図書
適宜，関係資料，図版等は必要に応じて提示，配布します。
備考
※オフィスアワー授業日の昼休みと5限　14号館３階研究室及び美術室
※昭和５２年〜平成２６年　徳島県公立中学校教員