徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    児童教育と情報処理

科目番号21248担当教員名熊丸 真太郎単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1年
授業概要
  本授業では、学校現場における情報機器の活用に伴う課題について受講者の発表をもとにディスカッションを行ないます。

  授業実践におけるコンピュータの活用というより、コンピュータを活用するうえでどのような視点から考えるべきかという視点に立った授業になります。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション
  授業の進め方および単位認定基準等の説明
  
【2】情報化社会の現状
  子どもに限らず、社会全体において情報化がどのように進展しており、それに伴いどのような課題があるかについて論じる。
  
【3】子どもとテレビ
  子どもにとって最も身近な「メディア」であるテレビについて、その接触状況とそれに伴う課題について論じる。
  
【4】子どもとケータイ
  近年、子どもに対する影響力を増してきている「携帯電話」について、子どもがどのように「携帯電話」と付き合うことが求められるかについて論じる。
  
【5】子どもとコンピュータ
  学校の授業においても活用されているコンピュータについて、その教育的な活用のあり方について論じる。
  
【6】情報教育の始まりと現状
  子どもたちを対象とした情報教育が求められるようになった背景と、情報教育の現状について論じる。
  
【7】教育課程における情報教育
  学習指導要領などにおいて、情報教育がどのように位置づけられているかについてレビューし、今後の情報教育実践のあり方について論じる。
  
【8】インターネットを利用した教育実践
  学校の授業において、インターネットをどのように活用しているかについて事例をもとに考察し、インターネットを利用した教育実践の可能性について検討する。
  
【9】メディア・リテラシーとは
  携帯電話、コンピュータなど子どもが発信者となりうるツールを活用する上でも求められる「メディア・リテラシー」の基礎的事項について論じる。
  
【10】メディア・リテラシー教育
  メディア・リテラシーを身につけるための教育について、実践をもとに検討していく。
  
【11】学校における個人情報の管理(1)
  子どものプライバシーと人権尊重という視点から、学校における個人情報の管理のあり方について検討する。
  
【12】学校における個人情報の管理(2)
  個人情報保護のためのコンピュータに関するセキュリティについて、具体的な操作のあり方を論じる。
  
【13】学校における著作権の保護
  学校現場において、教師にも求められる「著作権を保護する」という視点から、どのようなことに注意して著作物を扱うかについて論じる。
  
【14】子どもを対象とした著作権に関する教育
  多様な著作物に接している子どもたちに、「著作権を保護する」ことの重要性をどのように伝えていくかについて論じる。
  
【15】まとめ及び自由討論
  これまでの授業内容をふまえ、学校現場における「情報」の取り扱い方について議論する。
  
評価方法
出席状況及び授業における議論への参加状況
教科書
とくにありません
参考図書
授業中に指示します。
備考
初回の授業には必ず出席すること